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京都 島津製作所、キンシ正宗 堀野記念館 周辺をめぐる旅

2014-06-17 23:38:58 | ウオーキングの旅
京都 島津製作所、キンシ正宗 堀野記念館 周辺をめぐる旅
島津製作所、河原町カトリック教会、キンシ正宗 堀野記念館、閑院宮(かんいんのみや)

京都駅から地下鉄 市役所前で下車し、木屋町通りを北上して左側に島津製作所 創業記念資料館へ向かいます。
途中の木屋町通りは整備され、街路樹と高瀬川が美しいです。
江戸時代の高瀬舟も川に設置されています。


島津製作所は、京都市に本社を置く、精密機器、計測器、医療機器、航空機器の製造をおこなう1875年に創業された歴史のある会社です。
島津製作所 創業記念資料館は、島津源蔵が明治時代に創業した建物をリニューアルして、旋盤、発電機、レントゲン撮影機など日本国内で新しく開発した製品を展示しています。
入場料300円で1階、2階に展示物があります。
1階には、当時の応接間も再現されていて、その前に島津の歴史がビデオで見れます。


2階は、昭和以降の製品の展示です。
観光客は少なく(日曜日でも数人です)ゆったりと見学ができます。

説明員がいないので物足りなさもあります。
京都の街中に本社があり、学校での研究設備、医療機器、計測器など大量生産ではない高度な技術製品をユニークな発想で開発してきた会社で、科学者が発明・開発することに向いている企業です。
2002年 に社員の田中耕一さんがノーベル化学賞を受賞したことでも知られています。

次に河原町通りの三条寄りに河原町カトリック教会があるので立ち寄ってみます。
ビリオン神父によって、1890年に建てられた教会です。

その聖堂は、布教の許可を求めてミカドに会いに来たフランシスコ・ザビエルに捧げています。
コンクリート製の協会ですが、白を基調に屋根のアーチが美しいです。
キリストの像、ステンドグラスもあり、近代的なカトリック教会です。
外国人の信者が多数訪れています。
近代的な美しい教会として一見の価値があります。

次に市役所前の北西にあるキンシ正宗 堀野記念館を訪問します。

キンシ正宗は、1781年松屋久兵衛が創業した伝統のある酒造会社です。
入ってすぐ、キンシ正宗の創業時の酒蔵と創業者の家があります。
入場料300円で利き酒が付きます。
ガイドの酒職人風の方がまず家を説明してくれます。
1階の応接間、2階の宴会ができる応接間を説明。

2階の奥には、昭和の宣伝写真があり、山本陽子さんの18才のときの宣伝写真があります。若々しい姿です。

その後、酒蔵の説明です。
まず酒米の説明です。
酒に向く米は、食用の米と異なり米を50%以上削っても壊れない固い米だそうです。そのため、酒用の米は食べても固くておいしくないそうです。

次に精米です。
精米率は米を精米した残りの割合を表すもので、%が少ない方が高級だとの説明は、ためになりました。
今まで、精米率は精米が含まれる割合と考えており、精米率が高いものが良い酒と思っていました。
現在 最高の精米率は35%で、最高の大吟醸酒です。

次に酒室です。室(むろ)と呼ばれる麹造り専用の部屋の話があります。
その後、仕込み、醪(もろみ)作り、搾り を経て原酒ができます。
酒蔵の説明の後で質問すると、庭から今でも湧いている原水をまず飲ませてもらえ、キンシ正宗の創業者の話、酒作りの詳しい説明、さらに酒は米が不作の時は酒米が幕府より回されなく、酒作りができないなど酒造りの苦労話を聞かせてもらえました。
庭の原水は、京都市内にこんなにうまい水がわいているのかと驚きました。
この水にはミネラルがほとんど含まれない軟水のため、京都の酒は辛口ではなく
甘口になるとのことです。
灘はミネラルが多いため辛口になるとのことです。
説明の後、試飲ができます。
大吟醸、キンシ正宗、ビールをいただけます。
土産に純米吟醸 キンシ正宗を購入しました。


次に御所に向かいます。

木々の陰は、すずしく最高です。
休憩の後、御所を歩いていると九条家跡地にある池を見学します。

昔の九条家の庭園だった所です。
次に公開の掲示板に誘われて閑院宮へ向かいます。

京都御苑は、国の公園で新宿御苑、皇居外苑とともに3大御苑です。
京都御苑は、4つの管理者が管理しているとの説明です。
閑院宮は、無料公開されており、15時からは説明員が詳しく京都御苑を説明してくれます。
説明員は熱心で20分くらい熱の入った説明をしてもらえました。

島津製作所、キンシ正宗 堀野記念館 と京都市の中心部にある会社を訪問する旅を紹介しました。

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