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智頭急行で巡る宮本武蔵の里

2013-09-08 23:19:04 | 鉄道の旅
今回は、宮本武蔵の生立ちを岡山県美作市今岡の武蔵駅で散策する旅を紹介します。
JR姫路から山陽本線 上郡へ行き、上郡駅から智頭急行に乗り換えます。

智頭急行は、兵庫県・岡山県・鳥取県の3県をまたがる鉄道で、鳥取県など沿線自治体の出資による第三セクター方式で設立された鉄道ですで経営状況は良い会社です。
大阪と鳥取を結ぶ特急「スーパーはくと」、岡山と鳥取を結ぶ特急「スーパーいなば」が人気です。
智頭急行は、1日フリー切符1000円をまず購入して宮本武蔵駅へ向かいます。
1日フリー切符は、9/30までですのでご注意ください。
普通車は、1両編成で朝夕の通勤通学時間帯のみ2両編成となります。

武蔵駅で下車します。

宮本武蔵駅は、岡山県美作市今岡にあり、宮本武蔵の生誕地伝承があることから命名されました。

美作

播磨
宮本武蔵の生誕地は、美作説と播磨国(添付図の赤色部分)の両説があり、ハッキリとはしていません。
岡山県美作市には、現在 宮本一族の子孫がおられ、武蔵の墓などを管理されているそうです。
美作市は、宮本武蔵生誕地として観光開発を行っています。

宮本 武蔵は、江戸時代初期の剣術家、兵法家で、文武に優れ、二刀を用いる二天一流兵法の開祖である一方、重要文化財指定の水墨画や工芸品も残しています。

宮本武蔵駅のプラットフォームには、武蔵の壁画があり、武蔵の銅像、資料館、生誕地、クアガーデン武蔵の里 などが 駅から1.5kmほどの圏内にあり、徒歩で廻れます。

まず、資料館を訪れます。駅から1kmほどです。

武蔵資料館には、武蔵の若き日の銅像と武蔵武道館、資料館があります。
銅像は、二刀を持って構えた武蔵のりりしい姿で立派なものです。


資料館500円(智頭急行フリー切符で400円)は、武蔵の生い立ちが説明されていますが、武蔵のものとわかる資料は多くありません。

館内では、二刀流の武術についてビデオが上映されており、二刀流の戦い方がよくわかります。
重い日本刀をなぜ武蔵は、片手で扱えたのか疑問に残るところです。

資料館の次は、昼飯です。

武蔵の里周辺は、夏が終了したため、食事ができる所がほとんどありません。
生家の目の前にソバうどんの店があり、この店で二刀流ソバを食します。
何が二刀流かというとソバとうどんが左右に分けて盛られており、
長いはしと短いはしを両手に持って食することが二刀流ソバ
ということだそうです。
600円と安いがおいしかったです。武蔵生家の前にあるので昼飯には最適です。
寄ってみてください。

この店には、雌のタカを店の前で飼っており、目の前でタカを見れます。
昼飯時のため、タカもエサのトリの生肉を食しており、カメラを向けるとこちらに飛びかかってきてビックリです。足にロープがつながれているため、手前の水がめまでしか来れず、難を逃れることができました。
鋭い丸い目をマジカに見ることができ感動です。

続いて武蔵生誕地跡の石碑を訪れます。

大きな石碑で生誕の地となっています。
その隣りに生家がありますが、茅葺の家は焼失しており、現在は瓦吹の家があります。
普通の民家のため玄関までしか入れません。

ここから坂道を登り武蔵神社へ生きます。

武蔵の画像が掲載された神社です。
参った人の願いは「武術が強くなりますように」との願い事が多かったです。

この神社の横に武蔵の墓が両親の墓の隣りに配置されています。
ここを参って主な武蔵の観光地は終了です。

駅へ戻る途中クアガーデン武蔵の里で一風呂浴びて汗を流します。この入口天井には、巌流島の佐々木小次郎
との決戦が人形で展示しています。
600円ですが、智頭急行フリー切符で500円になります。
大きな風呂、露天風呂付きの風呂などでくつろげます。

 宮本武蔵の誕生の地であるこの地域に「武蔵の里」のシンボルとして、また剣道のメッカとなることを目指して建設した、「宮本武蔵顕彰武蔵武道館」です。
 メインアリーナは剣道会場が6面取れる広さがあり、バレーボールやバドミントンなど多目的に使用できる構造にもなっています。

本日は、近畿大学の学生が柔道の合宿をやっていました。
美作市は、この武蔵の里に多くの投資をして武蔵の里の観光資源を充実させています。

ここから徒歩で10分ほどで駅に戻り、終点智頭をめざします。
智頭には、20分ほどして到着です。
この智頭は、鳥取県です。
江戸時代に宿場町で栄えた街です。

智頭駅から徒歩で10分ほどで西河克
己映画記念館に到着です。
料亭横から入口があり、無料です。

吉永小百合、山口百恵の40年から50年前の西河克己監督が製作した作品の写真展です。
山口百恵は知っているので懐かしかったです。
寄付金箱が出口にあったので少し寄付しておきました。
次は、諏訪酒造です。
映画記念館から3分ほどで到着です。
今は、酒造りの時期ではないため、実際製造している工場はみれませんが、各工程やタンクを見学できます。その後試飲もできますが、ちょっと高級で高価なものばかりです。300ccの諏訪泉を購入しました。

辛口でスッキリした味わいです。
次に千代川の桜並木を散策し、宿場町の石谷家住宅を訪問。

大林業家の敷地3000坪の大邸宅です。
江戸時代に鳥取藩最大の宿場町として栄えた智頭宿における最も大きな建物の一つで、江戸時代の庄屋建築をベースに、さまざまな様式が調和した豪壮な邸宅で、近代和風建築の傑作といわれています。

以上で、智頭急行で巡る旅を終わります。


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