
東京 都営地下鉄、都電荒川線、日暮里・舎人ライナー でめぐる旅
東京からJRで田町へ行き、都営乗り換えで泉岳寺へ行きます。
今回は、都営地下鉄、日暮里・舎人ライナーを中心の旅であるため、
都営まるごときっぷ:700円を購入。
この切符は、都営地下鉄、都バス、都電荒川線、日暮里・舎人ライナーを乗り放題の切符です。
都営交通の沿線の観光スポットの入場料などもこの切符を提示することで、2割ほど値引きの特典も
あります。

泉岳寺へ
駅から5分で、泉岳寺到着。
徳川家康が創建し、毛利・浅野・朽木・丹羽・水谷の5大名により、現在の高輪の地で再建。
赤穂浪士の討ち入りで有名な浅野長矩と赤穂浪士が葬られており、「忠臣蔵を演じる役者は、大石内蔵助の墓に参る。」と住職の方より聞きました。


境内に、赤穂浪士ゆかりの品を所蔵している「赤穂義士記念館」があります。
入口右には、大石内蔵助の大きな像があり、忠臣蔵での義士の墓が多数あり、忠臣蔵ゆかりの寺として人気があります。

清澄庭園

次に都営大江戸線 清澄白河駅前で下車、徒歩5分で清澄庭園に到着。入園料150円。
この庭園は、江戸の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷で「回遊式林泉庭園」として造園し、明治時代に岩崎弥太郎が買い取って整備したものです。
岩崎は、庭園の持つ防災機能を重視し、東側半分を東京都に寄付し、都でこれを公園にしました。
庭園は、東京都の名勝に指定されており、池を中心とした庭園で巨大なコイや亀が泳いでいます。
6月にはハナショウブが咲きだします。
もう少し草花があればもっと価値があがると考えます。

庭園横には、広びろとした公園があり、こちらは無料ですので散歩には最適です。

この庭園から500mほどで深川江戸資料館があります。
深川江戸資料館は江戸時代の深川の町並みを実物大に再現し、建物の中の生活用品なども再現し展示している博物館です。入場料400円です。

江戸時代の街並みを再現した建物の中に入ることが出来、江戸時代の商人の実家の
生活用品に触れることが出来ます。
日暮里・舎人ライナー

都営地下鉄、JRを乗り継いで、日暮里駅までいき、日暮里・舎人ライナーに乗ります。
舎人(とねり)と呼び、舎人駅の一体を昔から舎人と呼ぶため、日暮里と舎人を結ぶ鉄道でこの名前になったそうです。
日暮里と見沼代親水公園駅を結ぶ、東京都交通局が運営する無人自動運転路線で、2008年 開業。
都営1日フリー切符なら700円で都営地下鉄、舎人ライナーが乗れます。
日暮里から終点 見沼代親水公園駅へ向かいます。
モノレールと同等の高さを走るため、ゆりかもめと同様に高所からの景色が見れます。

特に前端、後端の席は、運転席がないためワイドな視界が気持ちいいです。
荒川を超え、舎人公園の木々を過ぎると終点 見沼代親水公園です。
ここは埼玉県との県境の地で、歩いて5分もすると埼玉県になります。
見沼代親水公園は駅からすぐの所にあります。
水路にカキツバタ、ハナショウブなどの植物で公園化した規模の小さい公園があります。
続いて、舎人公園へ行きます。

この公園は大規模で公園とスポーツ競技場があり、大きな池があります。

公園では、日向ぼっこをしたりバーベキューをするカップルや家族連れが多いです。
舎人ライナーの熊野前で、都電荒川線に乗り、早稲田へ向います。
都電荒川線は、路面電車で本数は多いが都内の街中を走るため、満員で、カーブも多く、車両はよく揺れ、
立っているのも大変で、あまりお勧めはできません。
終点早稲田で下車し、北に歩いて行くと、神田川が見え、その北側に丘があり、
関口芭蕉庵があります。

関口芭蕉庵は、かつて松尾芭蕉が住んでいた住居跡が元になっており、敷地内は芭蕉堂や庭園、池などがあり、俳句の碑も配置されています。
芭蕉にゆかりの史跡は、日本全国にあり、よくここまで多くの場所に俳句の碑を製作して貰え、後世に自分の俳句を多く残せたものと改めて驚かされます。
椿山荘

続いて、芭蕉庵の坂道を登っていき、椿山荘へ向います。
椿山荘は、神田川に面した椿が自生する景勝地だった「つばきやま」にあった大名屋敷を明治時代に山縣有朋が自分の屋敷として購入し、「椿山荘」と命名したのが始まりです。昭和になり、大阪を本拠とする藤田財閥がこれを譲り受け、1万余の樹木を移植し、1952年より結婚式場として営業を開始。1992年に、敷地内にフォーシーズンズホテル椿山荘東京を開業し、最近は美しい庭園が見れる高級ホテルとして人気です。
庭園は一般公開されており、椿や桜など植物を鑑賞できます。
庭園の頂上に建つ三重塔は、室町時代末期のもので国の登録有形文化財に登録されています。
ホタルも6月初めには、見れます。
ホテルに宿泊しなくてもこの立派な庭を無料で鑑賞できますので、時間をとって立ち寄ってください。
このホテルは、藤田観光ということで大阪の太閤園と似た雰囲気で、お金のある商人が少し見えをはって過ごすホテルでした。
続いて神田川沿いを歩きます。
川沿に大きな桜があり、花見のシーズンでは都内の有名な花見スポットになります。

夜、時間があれば、ゆりかもめで、お台場などの東京湾の夜景を見て、夜景を堪能しましょう。この後、新橋からJRで東京に戻って終了です。
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