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兵庫県伊丹市 : 有岡城と酒蔵を巡る旅

2015-05-19 01:18:25 | 歴史を巡る旅
兵庫県伊丹市 : 有岡城と酒蔵を巡る旅
今回は、兵庫県伊丹市を巡る旅を紹介します。

JR大阪駅から尼崎駅で乗り換え20分ほどで伊丹駅に到着します。
駅西側すぐ前に有岡城跡が見えます。

有岡城は,伊丹氏が南北朝時代から築いた伊丹城を1574年、織田信長の家臣 荒木村重が占領し、城の名を有岡城と改め、日本最初の「総構(そうがまえ)」の城として建造した城です。

駅前の橋を渡り右手に城跡があります。

石段も低く、簡単に天守閣跡に行けます。
有岡城跡の説明の石碑があります。


建物の礎石が12個ほどあり、井戸の跡も2箇所あります。

現在の城跡は、天守閣のあった部分しか残っていません。
当日の城は、「主郭部」及び「侍町」と「町屋地区」を含む東西0.8km、南北1.7kmの範囲を堀と土塁で囲んだ広大な城だったそうです。

天守閣跡は広場になっており、子供の遊び場になっています。
城の建造物が再建されれば観光地としてもっと脚光を浴びると考えます。

次に伊丹酒蔵通りへ向かいます。


有岡城から西へ歩いていくと5分ほどで老松酒造に到着です。
この地域は、戦国時代、有岡城下町として形成され、江戸時代には「清酒発祥の地」として栄え、それとともに俳諧や茶道が盛んとなっていた所です。

現在、伊丹市に残っている酒造会社は2軒(老松酒造・小西酒造)だけですが、老松酒造は、往時の芳醇な味わいを受け継いでいる地元で人気の酒造会社です。
この周辺には、黒瓦と白壁の酒蔵があり、摂州伊丹郷のかつての繁栄が偲ばれます。
老松 伊丹郷を購入します。やや辛口の深見のある酒です。

次に、JR伊丹駅の南にある小西酒造へ向かいます。


小西酒造は、「清酒白雪」で有名な大規模な酒造会社です。
平日であれば電話予約をしておけば90分間の蔵見学ができます。

有岡城は、JR伊丹駅の目の前に城跡があります。
大阪から20分で行けますので、手軽にいける城跡として行ってみてください。