京都 祇園祭
今年も7月になり、祇園祭が7月14から17日に開催されます。
祇園祭は、京都市東山区の八坂神社の祭礼で、9世紀より続く祭です。
疫病退散を祈願した行事が始まりです。
7/1から1カ月続く祭ですが、「宵山」(7月14日~16日)、「山鉾巡行」(7月17日)が、ハイライトです。
正確には、7/14:宵宵宵山、7/15:宵宵山、7/16:宵山 です。
現在の山鉾の形態になってきたのは、桃山時代から江戸時代です。
海外との貿易の影響で、中国、インド、ペルシャなどからの工芸品でも飾るようになりました。
32基の山鉾のうち29基が、国の重要有形民俗文化財です。
山鉾巡行ではさまざまな美術工芸品で装飾された山鉾が公道を巡るため、「動く美術館」とも言われています。
京都三大祭りであり、かつ、大阪の天神祭、東京の山王祭(神田祭)とともに日本三大祭りの1つです。
宵山の歩行者天国:18:00~23:00です。
宵山では、山鉾が町屋とよばれる昔ながらの商店の道路側に横付けされ、商店の家の2階から鉾に入ることができます。
山鉾の位置は添付の配置図で確認してください。
南北: 四条通から御池通り、東西: 新町通から烏丸通 の間に設置されています。
山鉾を全部見るのは無理ですので、鉾は長刀鉾、蟷螂山、船鉾 や気に入った鉾を幾つか見てください。
「粽」を購入すると山鉾に入れる場合が多いです。入場券付き粽が800円という所が多いです。「粽」は、笹で作られたお守りです。商店では、伝来の屏風などの宝物の披露も行われます。
各山鉾には「疫病除け」「開運」等の異なった御利益を持った「粽」があり、山鉾の近くで売られています。
山鉾に登ると祭の夜景を上から眺めることができ、趣きがあります。
是非登ってみてください。
山鉾に吊られた駒形提灯に火が入り、祇園囃子の音と共に祭りを盛り上げます。
例年たくさんの人々で賑わい、町は祭り一色となります。
各山鉾町の町屋では格子をはずし、通りから見えるようにして家宝の屏風、道具を飾ります。
この「粽」は、翌年の「宵山」までの1年間、家や職場の戸口の上部に飾り厄除けにします。
初めて祇園祭の宵山にデートで行った時、粽を食べられる物と思って購入し、食べようと中を開けてダンゴがないことに驚き、恥をかきました。
「宵山」では、多くの人々、特に若い女性が浴衣を着てそぞろ歩きをしながら祭の風情を楽しみます。
京都の女性にとって「宵山」デートは、好きな本命の男性とする一大イベントです。
お目当ての女性とデートできるチャンスがある際には、女性が浴衣を着るのであれば、男性も是非浴衣で合わせてあげましょう。
京都の若い女性は浴衣を着る時、髪型や小物でおしゃれを楽しみます。
相手も浴衣を着てもらうことを願っています。
無理して浴衣を着てあげましょう。
祭は、山鉾巡業がメインですが、カップルにとっては宵山がメインです。
この祇園祭の時期は、京都が一番蒸し暑い時期ですので、浴衣は涼しさの面でも最適です。
なお宵山では、下記の開催場所は、歩行者天国:18~23時になります。
開催場所
14日:四条通の河原町~堀川間
15・16日:四条通の八坂神社~堀川間
宵山は、23時くらいまで続きますが、帰りの電車は、24:00くらいが最終になるので23:00くらいからホームが満員になります。
安全に帰るには、祭は22時には切り上げておくのが良いでしょう。
7/17の山鉾巡業は、朝9時から12時前まで開催されます。
観光客で歩道は一杯になるので、朝9時までには、見る場所を確保しておきましょう。
また雨が降っても巡行は開催されます。
長刀鉾を先頭に32基の山鉾がいよいよクライマックスで、都大路を巡行します。
巡航経路:四条烏丸~四条河原町~市役所~烏丸御池~新町御池。
祇園祭の最大の見所で、長刀鉾を先頭に32基の山鉾が京都の中心部を巡行します。
山鉾の見どころは、方向転換の「辻まわし」です。
鉾の車輪は四輪とも固定されているので、鉾ごと方向を変えます。
鉾の下に割竹や樫の細丸太を並べ、滑りやすいように水を打ちます。
車方が鉾に乗り、通常は二人の音頭取りが四人になります。
引き綱を車輪にかけ音頭取りのかけ声に約40人~50人の曳き手が心を一つにして鉾を滑らせ、角度を変えます。
山鉾は各鉾町に戻り、解体されます。
山鉾は街中を巡行することで厄を集めるとされているので、解体するのは、その集めた厄を留めないようにするためだそうです。
今年は、巡行が7/17の水曜日です。
休暇を取れる方は、是非7/16の宵山、7/17の巡行にお出かけください。
今年も7月になり、祇園祭が7月14から17日に開催されます。
祇園祭は、京都市東山区の八坂神社の祭礼で、9世紀より続く祭です。
疫病退散を祈願した行事が始まりです。
7/1から1カ月続く祭ですが、「宵山」(7月14日~16日)、「山鉾巡行」(7月17日)が、ハイライトです。
正確には、7/14:宵宵宵山、7/15:宵宵山、7/16:宵山 です。
現在の山鉾の形態になってきたのは、桃山時代から江戸時代です。
海外との貿易の影響で、中国、インド、ペルシャなどからの工芸品でも飾るようになりました。
32基の山鉾のうち29基が、国の重要有形民俗文化財です。
山鉾巡行ではさまざまな美術工芸品で装飾された山鉾が公道を巡るため、「動く美術館」とも言われています。
京都三大祭りであり、かつ、大阪の天神祭、東京の山王祭(神田祭)とともに日本三大祭りの1つです。
宵山の歩行者天国:18:00~23:00です。
宵山では、山鉾が町屋とよばれる昔ながらの商店の道路側に横付けされ、商店の家の2階から鉾に入ることができます。
山鉾の位置は添付の配置図で確認してください。
南北: 四条通から御池通り、東西: 新町通から烏丸通 の間に設置されています。
山鉾を全部見るのは無理ですので、鉾は長刀鉾、蟷螂山、船鉾 や気に入った鉾を幾つか見てください。
「粽」を購入すると山鉾に入れる場合が多いです。入場券付き粽が800円という所が多いです。「粽」は、笹で作られたお守りです。商店では、伝来の屏風などの宝物の披露も行われます。
各山鉾には「疫病除け」「開運」等の異なった御利益を持った「粽」があり、山鉾の近くで売られています。
山鉾に登ると祭の夜景を上から眺めることができ、趣きがあります。
是非登ってみてください。
山鉾に吊られた駒形提灯に火が入り、祇園囃子の音と共に祭りを盛り上げます。
例年たくさんの人々で賑わい、町は祭り一色となります。
各山鉾町の町屋では格子をはずし、通りから見えるようにして家宝の屏風、道具を飾ります。
この「粽」は、翌年の「宵山」までの1年間、家や職場の戸口の上部に飾り厄除けにします。
初めて祇園祭の宵山にデートで行った時、粽を食べられる物と思って購入し、食べようと中を開けてダンゴがないことに驚き、恥をかきました。
「宵山」では、多くの人々、特に若い女性が浴衣を着てそぞろ歩きをしながら祭の風情を楽しみます。
京都の女性にとって「宵山」デートは、好きな本命の男性とする一大イベントです。
お目当ての女性とデートできるチャンスがある際には、女性が浴衣を着るのであれば、男性も是非浴衣で合わせてあげましょう。
京都の若い女性は浴衣を着る時、髪型や小物でおしゃれを楽しみます。
相手も浴衣を着てもらうことを願っています。
無理して浴衣を着てあげましょう。
祭は、山鉾巡業がメインですが、カップルにとっては宵山がメインです。
この祇園祭の時期は、京都が一番蒸し暑い時期ですので、浴衣は涼しさの面でも最適です。
なお宵山では、下記の開催場所は、歩行者天国:18~23時になります。
開催場所
14日:四条通の河原町~堀川間
15・16日:四条通の八坂神社~堀川間
宵山は、23時くらいまで続きますが、帰りの電車は、24:00くらいが最終になるので23:00くらいからホームが満員になります。
安全に帰るには、祭は22時には切り上げておくのが良いでしょう。
7/17の山鉾巡業は、朝9時から12時前まで開催されます。
観光客で歩道は一杯になるので、朝9時までには、見る場所を確保しておきましょう。
また雨が降っても巡行は開催されます。
長刀鉾を先頭に32基の山鉾がいよいよクライマックスで、都大路を巡行します。
巡航経路:四条烏丸~四条河原町~市役所~烏丸御池~新町御池。
祇園祭の最大の見所で、長刀鉾を先頭に32基の山鉾が京都の中心部を巡行します。
山鉾の見どころは、方向転換の「辻まわし」です。
鉾の車輪は四輪とも固定されているので、鉾ごと方向を変えます。
鉾の下に割竹や樫の細丸太を並べ、滑りやすいように水を打ちます。
車方が鉾に乗り、通常は二人の音頭取りが四人になります。
引き綱を車輪にかけ音頭取りのかけ声に約40人~50人の曳き手が心を一つにして鉾を滑らせ、角度を変えます。
山鉾は各鉾町に戻り、解体されます。
山鉾は街中を巡行することで厄を集めるとされているので、解体するのは、その集めた厄を留めないようにするためだそうです。
今年は、巡行が7/17の水曜日です。
休暇を取れる方は、是非7/16の宵山、7/17の巡行にお出かけください。