先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

ランサムウエア、中小企業をターゲットにし始めた!

2017年06月30日 15時35分44秒 | 日記
企業などのコンピュータシステムに侵入して、システムを暗号化して、金を払わなければ使えないと恐喝する、ランサムウエア、仮に大企業や国家のシステムに入っても、内部で対応されて金がとれない。

それで、そう言う対応ができない中小企業を狙い始めたと言う。中小企業と言ってもピンからキリまであるが、問題は、セキュリティ対策に人も金も避けられない、小企業や零細企業であろう。

ランサムウエアは、ダウンロードされたファイルか、ネットワークサービスの脆弱性を突いてシステムに送り込まれる。前者は、ダウンロードは絶対にしないことで対応できるが、後者は、ある程度のセキュリティの知識がいる人間が内部にいないとどうにもならない。

金をかけずに防御するには、データを作ったら、必ずバックアップを取り、万が一、ランサムウエアに入り込まれたら、OSや、ソフトをインストールし直しすると言う古典的方法が良い。

中国のAIIB、最高格付けをえる

2017年06月30日 00時27分03秒 | 日記

北京時事の29日の報道で、中国の国際金融機関AIIBは、米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスから最高位の格付けトリプルA」を得たという。

これで、AIIBのアジア一帯でのインフラ投資が更に拍車がかけられるのではなかろうか? 一帯一路政策と相まって、日本のアジア開発銀行(ADB)の役割がくすんでしまわないかと心配になる。

 ムーディーズは格付けに当たり、AIIBの信用度を高く評価。資金繰りの見通しに関して「(ADBなど)他の高格付けの国際金融機関と同様に健全」とし、組織的にも問題ないと判断した。

 
 ムーディーズは5月、中国の長期国債格付けを上から5番目に引き下げており、中国を最大出資国とするAIIBへのトリプルA付与を「整合性がない」と受け止める向きもあるとか。 

しかし、中国の存在が技術、政治、金融と色々な分野で大きくなっていることの一事例だろう。