先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

次世代の携帯・スマホとは?

2017年06月26日 18時11分20秒 | 日記
日本では次世代のスマホ・携帯電話の導入を、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに合わせて、携帯電話通信会社の動きがあわただしくなって来ている。その概要をbusiness network.jpが纏めているので、引用する。



5Gでは、①eMBB(enhanced Mobile Broadband:超高速大容量通信)、②URLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communications:超高信頼性低遅延通信)、③mMTC(massive Machine Type Communications:大量マシン通信)という性格の異なる3つのユースケースを1つのネットワークで実現することを目指している(図表1)。



使う周波数帯も、これから検討されて決まってゆくが、2019年に開かれるWRC(世界無線通信会議)で決定される予定。しかし、総務省は5Gの早期商用化を図るために、これを待たずに2016年に、4GHz帯(3.6-4.2GHz)、4.5GHz帯(4.4-4.9GHz)、28GHz帯(27.5-29.5GHz)の3つを候補帯域として提示している。

通信速度が20Gbpsということで、動画があっという間にダウンロードできる。良いことづくめ。


4Gでは、世界標準からずれて、日本独自仕様となってしまったが、5Gでは世界標準にのっとってもらいたいものだ。そうすればにほんのすまほで、世界各国で使えて、海外旅行のときでも便利だし、世界各国でも日本製スマホが買ってもらえる。