『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

3月16日(土)ナポリ ー ローマ ー 羽田

2024-03-24 00:53:10 | 旅行
遂にやってきた最終日。

「探さないでください」と書置きして脱走したい気も一瞬したけれど、家で待ってくれているピピの顔を思い出して、思いとどまる。

ホテルからバスでナポリの空港に。

車窓からの風景も見納め。
途中のトイレ休憩で立ち寄ったドライブインのアーモンドの花が綺麗だった。





そこからローマで乗り換えて、無事羽田に。

行きは直行で15時間かかったけれど、帰りは、ローマから11時間と短く楽勝だった。
偏西風のお陰?
今回は飛行機も最初のものより綺麗で、クルーも良い感じで一安心。

乗り換え時間にローマの飛行場で少しだけショッピング。





ピピと胡蝶蘭を託した息子へのお土産を全く買っていなかったので、ここでオーガニックコットンのしなやかなTシャツを。
・・でも後で見たら、まさかのインド製。でも素敵だからよしとする。

ローマの空港には「空港ピアノ」があったので、ちょこっと弾いて来た。
これは特にミッションにしていた訳ではなかったのだけれど、思いがけず待機場所の目の前にあったので。

ピアノレパートリーは、イエスタデイ、ムーンリバー、そしてボランのセンチメンタル。
ツアー仲間も、見知らぬ外国の人も微笑んでくれて、特にボランが好評で、動画をまわしている人も居た。
本当はフルートとピアノのための曲だけれど、ピアノだけでも素敵なので、部分的にコラージュして良く弾いている。
この曲の冒頭部分は、きっと誰もが「え?何?素敵ね!」と感じるのではないかな、と改めて、ボランの素晴らしさを認識。

こちらは動画のみで、写真がなくて残念。

昼頃の到着は、その後ゆっくり家で過せるので、中々よい。

お陰で、殆ど時差ボケなどの影響もなく、サクサクと片付けなどすることも出来ました。

毎回、二人で「もうこれが最後かもしれないね」と言っている海外旅行。
当初は迷いもしましたが、思い切って決断して良かったです。

色々と鬱々としたことが重なっていたこの数年の澱を一気に祓ってきたような心地。
コロナ禍以前の旅よりも、より印象に残りました。

既に、レッスン、練習、家事といった日常は戻ってきましたが、今回の旅の収穫を糧にして、更に前進していきたいと思います。




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