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『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

9月の設え

2021-09-07 22:28:57 | テーブルコーディネート
9月になり急に寒くなり驚きましたが、「新涼」という言葉にぴったりの風にほっとすることも。

夏の間はゴロゴロと日中寝てばかりだったピピも、9月になってからは元気で、時折部屋に出てくる蜘蛛の子をいたぶったりしております。

食べたりはしないのですが、シャっと手を出してしばし眺めて、という・・

猫本来の本能の部分を少しだけ垣間見た心地でちょっとドッキリ。

アズレージョ模様のテーブルクロスを新調したので、それに合わせてポルトガル仕様に。

最初はお土産で買ったガロ(赤い鶏の置物)を置いてみたのですが、色が強すぎてちょっと落ち着かなかったのでやめに。ガロは元居た、キッチンの窓辺に。

今回、絶対使おうと思っていたのは、2018年、リスボンのお洒落な雑貨屋でみつけて買ってきたコルクのお皿。



お店の名前は失念しましたが、歌劇場に面した広場のすぐ側にあるハイセンスなお店で、多分、大概のガイドブックには載っている。

お洒落すぎるくらいのハイセンスなお店で、目の前まで行ったのに、スタイリッシュな入口が判らず、歌劇場の前に居た家族連れに教えていただき辿り着くことができました。

車から衣装ケースを持って出てきた男性は恰幅がよくダンディ。坊やは可愛く、美しい夫人はにこやかな笑顔。

この時は、ツアーの中の少ない自由時間を満喫しよう、と焦っていたため、お店に行くことばかり考えていて、ただ「ありがとうございます!」とお別れしましたが、もしかしたら、あれはその日のオペラに出演する歌手とそのご家族だったかも?と思います。

さて、このお店では、目的のクラウスポルトの石鹸や香水、陶器のツバメなどを買いました。

そして、偶然みつけたのが、これ。

コルク樫の表皮がそのままで、面白い!?と思い購入したものの、お皿としては逆向きに反っている箇所もあり、ものを載せることは出来ず、結局そのまましまい込んでいました。

今回は、絶対使う、と決めてあれこれ考え、辿り着いた答えがこちら。

逆さにして、フタにすればいい!?

楊枝はガラスのお皿に。他にはコースター、毎朝の体温計もここに。



ちょっと景色が寂しいので、ショップのディスプレイの様に、同じくポルトガルの大学の街・コインプラで夫に買ってもらった銀のフィリグラーナを置いてみました。





ややワイルドではありますが、使い勝手、中々良いです。

ピピが齧るかな?とも思ったのですが、今のところコルクには関心が向かないようで無事です。

ルスカスは遂に一年を超えましたが、まだ青々とピンとしていて元気です。
凄い植物です。