『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

2021-02-17 15:45:26 | 日常
ご近所の梅もほころび始め、陽の光は、もうすっかり春となりました。

庭のフキノトウも、今年は小ぶりでしたが、20個以上の収穫。




開き過ぎたものは、ルスカスと一緒にグラスに活けました。



半分はフキ味噌にし、もう半分はオリーブオイル、醤油、シラスを加えて炒めて保存。

今日の御昼は、これを半分使って、焼うどんにしました。
美味しかった!
夫も息子も、フキノトウや、山菜の類には全く興味関心を示さないので、我が家のフキノトウは、いつも私が独り占めです。しめしめ。
明日のランチはニンニク、ベーコンを加えてパスタにしちゃおう、と今から楽しみです。

2月になってから、4月にリリース予定のCDのラフミックスを聴いて選定、差し替え素材選びなどの作業を担当者、共演者と一緒に行っているのですが、「聴く」というのは本当に疲れる。

演奏する方が何倍もラクだなあ、としみじみしています。

でも、エンジニアのKさんが、とても素晴らしい仕上げをしてくださっていて、「製品」となっていく過程に参加できるのが、嬉しいし、面白いです。

正直、今だったら、もっと良い感じで吹けるのになあ、とも思う。

なんせ、2019年6月の録音で、一年半近く昔のものだ。

でも、こうして改めて聞き返すと、その録音時の状況なども懐かしく思い出され、こうして形になることとなり、本当に良かったと感謝です。

作業はパソコンで「ドロップボックス」という便利なシステムがあって、それに書き込んで検討していく形。

音がしていると、いつもリビングに入れてよ~、と扉前で鳴くピピも、そそくさと、自分の部屋に戻り、音がやむと、「もう終わった?」といわんばかりに2階から呼びにくる。

これが良い気分転換、休憩になっています。

ようやく、殆どの曲のメドがついてきて、後はボリューミーなカプースチンのトリオを残すのみ。
明日もがんばろう・・

そういえば、カプースチン氏はご逝去されてしまったのですね。
謹んでご冥福をお祈りします。

花粉ももう飛び始めていて、朝は、クシャミが出ることも増えました。
色々ありますが、でも、ともかく春が来る、というのは嬉しいものです。