『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

地震とピピ

2021-02-15 02:12:43 | ピピ
昨晩は久々に大きな地震がありました。
被害は大きくなかったとはいえ、かつて被災された方々の御心労は如何ほどか、とお見舞い申し上げます。

横浜住まいの私でも、あの日のことを思い出さずにはいられなかった。

この日、息子は東京の自宅に戻っていて、夫と私は1階のリビングに。

小さなシャンデリアが時計でいえば、4時と8時の間くらいに傾いて揺れたのは、あの日以来。

揺れ始めてすぐに2階の部屋で寝ているピピの様子を見に。
場合によってはキャリーに入れるつもりで準備をしようと思って。
ピピはいつもの椅子の上でフサフサ尻尾に顔を埋めたアンモニャイト状態に丸まったままで眠っていたらしく、私の顔を見上げて起きて、いつもの伸びをし、エサを食べ出しました。

いつもは、時々私の顔を見ながら食べるのが、この時は、何故かウォークインクローゼットの方を何度も振り返りながら食べている。

地震でパニックになっていたら、どうしようと案じていたのですが、

「とりあえず、まずはごはん」

という行動にあきれつつも一安心。

その後、何故か、匍匐前進の様な恰好で、そろりそろりと用心しつつウォークインクローゼットの中へ。

このような動きを見たのは初めてです。

湿気がこもるので、いつも開けてあるスペース。

どうも、地震の折、この中でガタガタと音がしたらしく、何か居る、と思った様子。
色々と器の木箱など、音のするものも置いてある。

やはり、なんとなく普段とは様子が違い、抱き上げてやると、その後はしばらく私の腕の中でじっとしていました。

もしかしたら、こちらの不安な心情がうつってしまったのかもしれない、と申し訳ない気持ちに。

でも、その後はすぐに元気になって、いつもの「遊ぼう!」となり一安心。

少しピピと遊ぶことで、こちらも気分転換できました。

その後は・・

すぐにネット検索。

「猫 避難グッズ」

でも、なんとなく、セットはどれも今一ピンとこなくて、収納するためのリュックが5000円近くしていたり、とちょっと高額だったこともあり、実際に確かめつつと思い、本日はペットショップへ。

セットではなく、猫砂や餌は普段使っているものの方が良いだろうし、ということで、自分で選びつつ用意することに。

リュックやトートバッグは各種サイズ色々と持っているので、まずは家にあるものを試してみることに。

トイレはダンボールにゴミ袋をかぶせ、中に新聞紙を裂いて入れ、使っている猫砂を少し撒いて、というのを雑誌「ねこのきもち」で学んでいたので、明日、スーパーに行って丁度良いダンボールを物色してこようと思います。

餌や水のボウルは、金属製の余っているものが2つあるので、それを。

餌も、今家にあるものは来年3月までは持つので、それを2日分入れて、来年になったら交換することに。

水も猫用の軟水のボトルを1本。水道が止まってしまっていても、とりあえず、これがあれば。

あと、毛繕いできなくなるのが気の毒と思い、首輪もしていないのですが、万が一避難、という時にはリードにも慣れておいた方が良い、とのことで、リードも購入。

可愛い赤のチェックのものにしました。

本日、息子と連携プレイで無事装着も成功。
最初、頭から入れて失敗だったのですが、まず、前脚、そして頭でなんとか。

もちろん、ピピはとても嫌がっていて、すぐに外しましたが、実際の避難の時には、これで。

・・猫に「避難訓練」って言ってもわからないよねえ・・

訓練の労いとご褒美にはもちろん、チュールを。


夫からは、

「人間のものも用意しとくか」

との提案があり、こちらは、ネットで捜して一般的な2人分のセットを注文。

5年もつ水というのがあることにびっくり。

恥ずかしながら今までは、二人共に、なんとかなるんじゃないの?という感じで、こうした備えは全くしてこなかったのですが、やはり、ポチっっとした後は、安心感が。

クローゼットの中身、つまり洋服類を減らして、この防災用品を収納するスペースを作るのが今後の課題です。

・・あ!息子の分がない・・!?ということに今気が付いてしまいました。

まあ、2人分あれば、3人で分かち合ってなんとかなるか?

ともあれ、これらのグッズが必要になる日が来ないことを祈るばかりです。