『笛物語』

音楽、フルート、奏法の気付き
    そして
  日々の出来事など

フルート奏者・白川真理

10月に

2020-10-02 23:22:10 | テーブルコーディネート
あのとてつもない暑さもようやく去って、少しほっとする季節となりました。  

昨晩は中秋の名月を楽しむことができました。

今夜は、やや雲が多くなってしまいましたが、雲間からのぞく満月も風情があって中々良い。

それにしても、あっという間の10月だ!

今年はとても時間が速く過ぎていきます。

・・多分、こんな状況、早く終わってくれ~、という気持ちからというのもあるのだろう・・

自粛期間中は止まっていた社会も動き始めたけれど、倒産は増え、失業者数も日々増えている。

若い世代、それも女性の自殺者も増えているという。

アゼルバイジャン出身のピアニストから、故国の惨状を訴えるメールが届く。

ドイツの知人からは、現在のドイツの、コロナ無視、ともいえるとんでもない状況の知らせが。

加えて、
ネットニュースでは大統領選を目前にトランプ大統領の感染!?

ともかく、

世界が、今よりも悪い方向に行かないことを祈るばかりです。



時々覗かせていただいているとあるドクターのブログに「曖昧な喪失」という言葉を見つけました。

まさに、これだ、と思った。

こんなことがいつまでも続くはずはない、と思いつつ、もう既に8カ月。

今年も残すところ3か月となった10月。

暑さから解放され、少しほっとした心の隙間に、この「曖昧な喪失」という言葉が忍び込んでくる。

曖昧で、そして緩慢な喪失。

これに心身を蝕まれないようにして、来る冬に備えておきたいものです。



写真は10月の設え。

渋めの配色で。

センターライナーとシュガーポットの色が似すぎている、という夫の指摘に、なるほどと思い、塗りのお盆を敷いたところ、ぐっと引き締まりました。
和のテイストになったので、古伊万里の小皿も加えて少し華やかに。
ウェッジウッドとの相性も思いのほか良い。

お花は、コンビニで仏花用に売られていたもので、全部で500円しなかった菊やカーネーションの花束。

そのままだと、お墓参り用、という感じだけれど、別々に使えば良いか、と買ってみた。



少しだけ残ったリンドウとワレモコウは2週間前買ったもの。

水換えは一日一回となりましたが、よく持ってくれました。

そして、もっと素晴らしいのは、この緑の葉っぱ。

何という名前なのかしら?

これがあるから、少しのお花を加えるだけでも恰好がつく。

この葉っぱは、7月末にいただいた豪華花束に入っていたものですが、ずっと元気。

まるっと二か月もっている。

記録更新、頑張りたいと思います。