普段の家事に加えて様々な持ち物の片付け、そしてフルート、TV,読書で毎日が過ぎています。これはこれで、一つのリズムが出来て、それなりの暮らしに。
フルートは一日おきに、マイユショーの初代と銀の五代目を。
稽古素材はテレマンのファンタジー全12曲。
もちろん、番号順に、というのも良いけれど、
この場合は3番と4番は多分逆だろう。
主音が上がっていく順番なのに、3番はh moll,4番はB Durで順番が逆になっているのは何故?もしかしたら何かテレマンの意図があるのか?ただのミス?
とか色々考えるのも面白い。
♭系、♯系別にして、というのも面白い。
♭は涙を、♯は十字架を表していたとも言われている。
この作品は当時の笛・トラヴェルソの特性もあって、♯系の方が多い。
♭系は3曲のみで、♯系は7曲。残り2曲がC Dur とa moll。
最期を9番のクロイツ4つ、つまりE Durで締めるのもアリかな、と。
ということで、
5,2,6,4,12 で前半は涙。
11,8,7,3,1,10、9、で後半は十字架。
という感じで本日は吹いていました。
久々にフルートの気付きをまとめておきます。
埋める・・に伴う奏法の変化は著しいものでしたが、その埋め方がまだまだ思考製造的に、というか、歌口の形状に素直に誘われすぎていて、まっすぐのままだったことに先週気付きました。
それは・・確か2011年だったか・・
山伏さん(本物の!)に連れられて高尾山に法螺貝を吹きに行った時の気付き。
虫を食べるイギリス人写真家もいらしたし、なんだかディープな集いでした。
それ以来、もう何年もお会いしていないけれど、お元気だろうか・・
音楽家講座に参加されて、甲野先生への質問は
「ラクな法螺貝の持ち方」
というのにとても感じ入って、懇親会の居酒屋で意気投合し、話はサクサクまとまったのでした。
山伏なのに、体力勝負や精神論でなく、合理的に法螺貝を鳴らそうとしているところが良いじゃない?
確かに法螺貝は重い。
この山伏さんから伝授していただいた法螺の鳴らし方は
「真ん中ではなく、少しずらして」というものでした。
本当にメウロコだった。
それは、なんでもどまんなかが良い、左右対称というのではなく、微妙に違う方が本来の真ん中なのでは、という気付き。
つまりは「中庸」
右でも左でもなく、さりとてその真ん中でもないところ。
この気付きは、その後、昨年の夏、拙宅にある夫の里から伝わった古い法螺貝の修復を岩城正夫先生にお願いした折に、先生が発見された「法螺貝の気付き」にも通じている。
「埋める」になってから、なんやかんや言いつつも左右対称の感覚で埋めていた。
ようやくそのための違和感が浮上し、「中庸で埋める」に変化。
あと、ダブルやトリプルタンギングをやっていて気付いたのは「より埋める」ということ。
舌の動きが結果として息の押し出しを補充することになるので、その分、穴が広がる。
なので、舌を連続して使う場合はより埋めて小さな穴を得るようにする。
シングルタンギングで速く吹く時も同様。
もちろん、舌の状態も、過去のものとは全く違っているのだけれど、変に説明するよりは、アンブシュアの変化に伴う自然な変化に任せる、というのが一番良いだろう。
そして、本日。
右腕の処理の仕方。
右腰、脚を先行させて右腕を、というので、随分と良い感じにはなったものの、4時間練習すると、やはり、右首に違和感が生じる。
これは、やはりまだまだ何かが違うんだろうなとは思っていたのですが・・
右手の恰好がそのまま掌が下を向いていることもあり、そのまま滑らせていたのが原因だったことが判明。
4時間吹いた後で、これをやると、もう吹く前から嫌な感じが起こる。
その嫌な感じを避けるような動きがようやく本日身体から生まれてきた。
もう一度回転させれば良かったのね。
で、これだと掌が上を向いてしまうのですが、そうしたら、それをもう一度回転。
手間暇かかりますが、最初からこれにすると、何もかもが良くなる。
口元にしても腕にしても、首筋にしても・・
とにかく「右側」っていうのはなにかしら問題が多い。
もちろん「左側」が問題ないってことでもないけれど。
フルートは一日おきに、マイユショーの初代と銀の五代目を。
稽古素材はテレマンのファンタジー全12曲。
もちろん、番号順に、というのも良いけれど、
この場合は3番と4番は多分逆だろう。
主音が上がっていく順番なのに、3番はh moll,4番はB Durで順番が逆になっているのは何故?もしかしたら何かテレマンの意図があるのか?ただのミス?
とか色々考えるのも面白い。
♭系、♯系別にして、というのも面白い。
♭は涙を、♯は十字架を表していたとも言われている。
この作品は当時の笛・トラヴェルソの特性もあって、♯系の方が多い。
♭系は3曲のみで、♯系は7曲。残り2曲がC Dur とa moll。
最期を9番のクロイツ4つ、つまりE Durで締めるのもアリかな、と。
ということで、
5,2,6,4,12 で前半は涙。
11,8,7,3,1,10、9、で後半は十字架。
という感じで本日は吹いていました。
久々にフルートの気付きをまとめておきます。
埋める・・に伴う奏法の変化は著しいものでしたが、その埋め方がまだまだ思考製造的に、というか、歌口の形状に素直に誘われすぎていて、まっすぐのままだったことに先週気付きました。
それは・・確か2011年だったか・・
山伏さん(本物の!)に連れられて高尾山に法螺貝を吹きに行った時の気付き。
虫を食べるイギリス人写真家もいらしたし、なんだかディープな集いでした。
それ以来、もう何年もお会いしていないけれど、お元気だろうか・・
音楽家講座に参加されて、甲野先生への質問は
「ラクな法螺貝の持ち方」
というのにとても感じ入って、懇親会の居酒屋で意気投合し、話はサクサクまとまったのでした。
山伏なのに、体力勝負や精神論でなく、合理的に法螺貝を鳴らそうとしているところが良いじゃない?
確かに法螺貝は重い。
この山伏さんから伝授していただいた法螺の鳴らし方は
「真ん中ではなく、少しずらして」というものでした。
本当にメウロコだった。
それは、なんでもどまんなかが良い、左右対称というのではなく、微妙に違う方が本来の真ん中なのでは、という気付き。
つまりは「中庸」
右でも左でもなく、さりとてその真ん中でもないところ。
この気付きは、その後、昨年の夏、拙宅にある夫の里から伝わった古い法螺貝の修復を岩城正夫先生にお願いした折に、先生が発見された「法螺貝の気付き」にも通じている。
「埋める」になってから、なんやかんや言いつつも左右対称の感覚で埋めていた。
ようやくそのための違和感が浮上し、「中庸で埋める」に変化。
あと、ダブルやトリプルタンギングをやっていて気付いたのは「より埋める」ということ。
舌の動きが結果として息の押し出しを補充することになるので、その分、穴が広がる。
なので、舌を連続して使う場合はより埋めて小さな穴を得るようにする。
シングルタンギングで速く吹く時も同様。
もちろん、舌の状態も、過去のものとは全く違っているのだけれど、変に説明するよりは、アンブシュアの変化に伴う自然な変化に任せる、というのが一番良いだろう。
そして、本日。
右腕の処理の仕方。
右腰、脚を先行させて右腕を、というので、随分と良い感じにはなったものの、4時間練習すると、やはり、右首に違和感が生じる。
これは、やはりまだまだ何かが違うんだろうなとは思っていたのですが・・
右手の恰好がそのまま掌が下を向いていることもあり、そのまま滑らせていたのが原因だったことが判明。
4時間吹いた後で、これをやると、もう吹く前から嫌な感じが起こる。
その嫌な感じを避けるような動きがようやく本日身体から生まれてきた。
もう一度回転させれば良かったのね。
で、これだと掌が上を向いてしまうのですが、そうしたら、それをもう一度回転。
手間暇かかりますが、最初からこれにすると、何もかもが良くなる。
口元にしても腕にしても、首筋にしても・・
とにかく「右側」っていうのはなにかしら問題が多い。
もちろん「左側」が問題ないってことでもないけれど。