ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【本】デジタル一眼レフ撮影ワザ マスターガイド

2007年12月11日 22時01分21秒 | 読書記録2007
デジタル一眼レフ撮影ワザ マスターガイド, (編)デジタルカメラマガジン, インプレスジャパン, 2007年
・デジタル一眼レフカメラの入門書。数ある入門書の中でこれがベストかどうかはよくわかりませんが、基本的なポイントはきちんとおさえてあると思います。素人の私でも理解可能なレベルでした。
・職場にてイベント時のカメラマンとしてすっかり定着してしまいました。カメラについての知識がほとんど無いので、レベルアップを計るために購入。新刊本を買うなんて久しぶり。
・普段私たちが目にする写真のほとんどが、プロの手によるうまく撮れた『作品』ばかりですが、その作品の裏にはこんなに様々な技術があるのですね~
・表紙の「写真とカメラの基本がマスターできます」の文字にハッとさせられました。考えてみると『写真』と『カメラ』は全く似て非なるものです。『カメラ』については知識と練習で扱いは上手になるでしょうが、『写真』となると、撮る人の物を見る目、いわゆるセンスが問題になり、本(文章)では修得不能で難しいところです。実際、このような入門書を手に取る人の心の中には、カメラの扱いに関する知識だけでなく、「人の心をひきつける写真の撮り方を…」なんて気持ちもいくらかあるでしょうが、そのような要求にきちんと応えられる本はなかなか無さそうです。例えるなら、読むだけで上手くなるバイオリン教則本でしょうか(あったらいいな)。あとは練習あるのみ!
・「スポーツの世界では、フィールドに立つ前に、かならず練習をするのが常識です。しかし、写真ではいきなり本番に向かってしまう。なぜ、いい写真が撮れないのかがわからないまま、写真に飽きてしまうこともあります。写真をスポーツとしてとらえ、練習が必要であるという点を、もっと広く伝えていきたいと考え、本書を作りました。」p.10
・「絞りとシャッター速度の関係は蛇口から流れる水にたとえるとわかりやすいです。蛇口から流れる水は光、蛇口の栓は絞り、どのくらいの時間水を流すかはシャッター速度、コップに貯まった水の量は画像の明るさに相当するというわけです。」p.28
・「前ページで説明したとおり、絞りシャッター速度の設定で露出=画面の明るさが決定します。」p.29
・「写真はすべて構図の決め方から始まるといってもいいでしょう。  横で撮るか縦で撮るかで表現が変わります」p.42
・「シャッターを切る前に、画面の四隅を見る習慣をつけましょう。」p.43
・「しかし、デジタルカメラの撮影では、それらフィルターの役割をカメラ側に内蔵しました。それがホワイトバランスという機能で、その場の光に合った色合いを再現できることが、デジタルカメラの最大の特徴のひとつです。」p.46
・「構図と配置にもちょっとしたコツがあります。ストレートにいうならば「すべてをフレームに入れない」ということです。皿やランチョンマットにもこだわったのだからと、ついつい全姿を撮ってしまいがち。しかし、料理写真では被写体である食べ物がメインであり、テーブルウェアは演出道具にすぎません。おいしそうな部分にピントを合わせて思い切りのいい構図で撮影しましょう。」p.71
・「まず、肉眼でどんなふうに切り取るかを考える、という習慣をつけましょう。」p.77
・「まず、肉眼でイメージを作り、それが何mmに相当するかを考える、というクセをつけましょう。」p.77
・「眼前に見えている景色から、どの部分をどう切り取るかを考え、要素をそぎ落としていって、まずは「シンプルな画面」を心がけましょう。」p.79
・「写真が発明されてから168年という長い歳月が経過しました。その間、いちばん撮られてきた被写体といえば、やはり人間といえるでしょう。」p.81
・「デジタル写真はフィルム代や現像代の心配がいらないので、目にとまったものは積極的に写真に収めるようにしましょう。撮影しておいて、後悔することはまずありません。撮影していなくて後悔することはたくさんあります。」p.82
・「ピント合せの基本は目です。目にしっかりとピントが合っている写真は、表情がいきいきとして、それだけで8割方は成功といえるほど重要なんです」p.90

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