PIAFUL♪

ピアノを愛する私の・・・独断と偏見による
その時々の旬な話題?を気紛れに~♪

村上 龍 「ダメな女」…

2005-01-31 | book
村上龍のエッセイ。まず…タイトル「ダメな女」に ドキッ!

きっと、この本には“ダメな女”とはどういう女か?ってことが
たくさん列挙されてるんだろうなぁ~。
こわごわ目次のページを覗いてみる。

47章ある…その中のサブタイトル?の一つに…
『タイトルを見てどきっとしてしまったあなた。あなたはたぶんダメな女では
ないでしょう』
ウソ~!?なんで分かんの~?(ヌケヌケと(・"・;) )って…?少しホッとして
もう少し先のサブタイトルを追ってみる。すると…
『ダメな女を列挙すると、「それは一部の女で、きっとわたしはだいじょうぶ」
という屈折した安心感を与えてしまう。』 またもや、piaは ドキッ!

迷ったんだけど、覚悟を決めて(どんな覚悟だ?)やっぱ読んでみることに。
興味深い章も共感する章もたくさんあった。とてもじゃないが書き切れない。
外せない章?の感想は、後々?追い追い?書こうかな!って思ってる。

「村上龍」…好きな作家の一人。話が面白い!あらゆる分野の知識、知らない
ことに対する知識欲、プラス…アイデア、表現の仕方、感じ方…
独特な「村上龍ワールド」を実感する。

「ダメな女」というタイトル…『今は“男がダメ”だから“ダメな男”に気をつけろ!
“ダメな女”になっちゃうぞ!』っていう、龍さんの、女性をより高めたい 『愛の
メッセージ』だと思う。って龍さんの友人はおっしゃる。piaもそう受け止めた。

ちなみに…龍さんの云う“ダメな男”とは、
『リスクを負い、コストを払いながら何事かを成し遂げようとしない男』のことだ。
『失敗を、他人のせいにできない地点に立つ勇気がない男』のことだ。
そうだそうだ!思い当たるやついるんじゃないの?