PIAFUL♪

ピアノを愛する私の・・・独断と偏見による
その時々の旬な話題?を気紛れに~♪

狛犬ジョンの軌跡

2015-07-30 | book

「ワイルド・ソウル」 で、大藪春彦賞・吉川栄治文学新人賞・日本推理作家賞と、史上初の3冠受賞。
「ヒートアイランド」・「君たちに明日はない」 等々・・・ベストセラーな作家さん!

実は、初読~~(;'∀')垣根 涼介さんの  『狛犬ジョンの軌跡』・・・

狛犬って・・・? 神社や拝殿の前に置かれた魔除けのアレ??よね。
その狛犬に生命が宿る!?!・・・SF的~! 
人間並みの知性と人間以上の感覚を有するヤツ(狛犬・黒犬・ジョン)が、飼い主を観察しているのだ。

ジョンの眼差しを通じて見つめる人の営み、滑稽さ、哀しみ。淡く胸に迫る大人のファンタジー。

で、結局、“ジョンはどうなっちゃったの~~?”
ストーリー的には、完全燃焼には至らなかったが。。

登場人物には、かなり感情移入できた故・・・早速 垣根さんの作品を入手してきただ~。


死の臓器

2015-07-23 | book

十日以上振りな更新です~。息絶えそうな更新です~(;'∀')

ドラマ化 ~ってんで、着手した なんだか恐ろしげな本・・・「死の臓器」
これも、初読な作家・・・麻野 涼さんの作品。

患者を救う臓器移植をテーマに臓器売買の闇と現在の移植医療の倫理をリアルに描き
人命の在り方を問う社会は医療サスペンスとやら。
・・・う~む!かなり面白く読み進んでまっ!

その前に、 「蹴りたい背中」 以来か?
10年ぶりで 綿矢りささんの 「夢を与える」 読んでみました。一応~。


百 色川 武大

2015-07-12 | book

“怖かった、感動した、最後に 泣いていた”・・・伊集院 静 とな。

川端康成文学賞受賞の名作 「百」 ほかに三編を収録。
百歳を前に老耄のはじまった元軍人の父親と、無頼の日々を過ごしてきた私との異様な親子関係を描き、
人生の凄味を感じさせる純文学遺作。。。色川 武大さんの 「百」

私小説!?!

この作家さんには、ナルコレプシーという一種神経症の持病があり、幻覚が生じ・・・。
かなり小難しい?小説ではあったが・・・、どこか長男の言動に共感するところを感じ、複雑な心持ちになった。

・・・亡き父を思い起こした作品ともなった。 


白砂

2015-07-09 | book

「白砂」(はくしゃ)・・・タイトル名も読めなかった 。
作家さんの名前 「鏑木 」 (かぶらぎ)・・・も読めなかった(-_-;)プッ!

またまた、初読な作家さんの作品に着手しました~~
“あるマンションで発見された清貧な女子大生の遺体。被害者の心の動きから捜査を進めていく刑事が
やがて突き止める あまりにも悲劇的で、哀しい真相とは――?”

「ミステリー」!のジャンルだけに括れないレベル?の 心震わす作品でした。

きっと、ドラマ化 or 映画化されるだろう?作品とみた。。鏑木 蓮さん著な  「白砂」
刑事・目黒一馬に惚れた~~(プッ!)


バケモノの子

2015-07-04 | book

7月11日ロードショーな  『バケモノの子』・・・ 著:細田 守さんの 原作本

ひとりぼっちの少年とひとりぼっちのバケモノ。
2人の偶然の出会いが想像を超えた冒険の始まりだった――。
熊徹(バケモノ)が子どもの九太(蓮)に育てられ、二人の絆が深っていく・・・。

「おおかみこどもの雨と雪」 を 思い起こさせられた。
「三国志」 にも通づるものがあるかも!?!?(独断と偏見~)

児童図書にお薦めしたいような作品~っした。