PIAFUL♪

ピアノを愛する私の・・・独断と偏見による
その時々の旬な話題?を気紛れに~♪

そして、星の輝く夜がくる

2015-12-25 | book

『そして、星の輝く夜がくる』 著者:真山 仁
実は、この方の作品も初読!(「ハゲタカ」 シリーズで著名!?(-_-;))

震災文学の 一冊だが、ご自身が、 “阪神・淡路大震災” を経験され
ずっと胸の奥で渦巻いていた様々な想いを  “東日本大震災” に重ね!?

私たちは、震災とどう向き合い、どう生きるべきか。
被災者のケア、エネルギー問題、震災報道のあり方、ボランティアとは何か、日本人の気質・・・
被災地が直面しているリアルな問題を掘り起こし・・・復興には何が必要か等々・・・

神戸から応援教師として赴任した・・・トラブルには正面から切り込む熱さがあり、義理と人情を忘れない
小野寺 徹平先生に、エールを贈りたい!

で、来年2月末・・・続編的な?「海は見えるか」 が刊行予定だそうだ。(超楽しみにしてまっ!)


杉原 千畝

2015-12-18 | book

杉原 千畝・・・12・5 映画公開 の予告で、名前だけは “知った人” だった。

唐沢 寿明さんのインパクトが強くて、不純な動機で?興味を持った外交官 『杉原千畝』 という人物。

第二次世界大戦中、リトアニアのカウナス領事館に赴任していた杉原は、ナチス・ドイツの迫害により
ポーランド等欧州各地から逃れてきた難民たちの窮状に同情し、外務省からの訓令に反して大量の
ヴィザを発給し、六千人ものユダヤ難民が ナチスの魔の手から救われという・・・ノンフィクション作品。

二十五年にわたって研究されてきた著者 白石さんの、“杉原千畝の素顔を復刻してみせた”?

印象に残った 杉原の愚痴?がある。
「だれもしなかったことをしたのに……こんなに働いているのに」・・・
「なぜ私が危険を冒して入手した情報が的確に活用されていないのか」・・・

読後に残ったのは・・・杉原 千畝の、悔しさ・悲しさだった。


ジェームズ・ボンドは来ない

2015-12-11 | book

初読な作家さん作品続く~
松岡圭祐さんの 『ジェームズ・ボンドは来ない』・・・

2003年以降・・・瀬戸内海の島で映画 「007」 が撮影される!?
直島で盛り上がった 興奮と涙の 知られざる感動実話!とやら。

直島のことも、ましてや映画ロケ誘致の話も知らなかった。(-_-;)
世界的映画ロケ誘致活動の夢と現実・・・

「007シリーズ」作品に全く(-_-;)馴染みのないオイラにも それなりに?楽しめた作品っした!


土佐堀川 広岡浅子の生涯

2015-12-03 | book

NHK 朝の連続テレビ小説 『あさが来た』 の原案!とやらな
「土佐堀川 広岡浅子の生涯」・・・ほぼ一気読み!っした。

常に全力、九転十起のがんばりで、大坂の豪商加島屋を切り盛りし、大同生命を興す。
女性教育にも心血を注ぎ、日本女子大学校の創立にも関わった 女性の一代記!

ドラマでは、どこまで描かれるか?描かれないかは知れないが・・・
七十一歳の生涯であった浅子を・・・見届けた気がする。

あの 五代さんが糖尿病で!?!浅子に 亀子という 子供が授かり!?!・・・

ドラマの浅子も・・・見届けたい。。