プラナリア

働かないって、いけないこと？
現代の “無職” をめぐる心模様を描いた短編集・・・

『プラナリア』　著者 ： 山本　文緒

「プラナリア」・・・。言葉の響きだけでイメージしてたものとは まったく別物だった。
書き出しに 「次に生まれてくる時はプラナリアに。」 って。検索してみて “ギョッ！”
“何で、こんなもんに生まれたいの～？？” 読んでくうちにな～んとなく。。。

春香（２５歳）は 乳がんの手術以来、一旦は職場復帰したものの、すぐに辞めた。
恋人の神経を逆撫でし、親に八つ当たりし、バイトも無断欠勤する自分・・・。
何もかもが面倒くさかった。生きていること自体が面倒くさかったが、自分で死ぬの
も面倒くさかった。だったら、もう病院なんか行かずに、がん再発で死ねばいい・・・
そう思うが、正直、それが一番恐かった。こんな矛盾している自分に疲れ果てる。
だけど、出口が見つからない。

「プラナリアって、切っても切っても死なないんだよ。
三つに切っても、それがいつの間にか “再生” して三匹になっちゃうんだって。
とかげの尻尾みたいに、にょきにょき育って・・・」

２５歳で胸を失う。再建手術はしたものの、元通りの胸に戻ったわけじゃない・・・。
胸って、女性のシンボルだもんね。「プラナリアに生まれたい。」 分かる気がする。

プラナリア とは、再生力の強い動物として良く？知られている淡水生の三岐腸類。
（注 ：キモイもの苦手な人は見ない方がいいデス。ｐｉａも、もういい(・"・;) ）

優勝秒読み！タイガース

井川よ 必ず勝て！「最後はいいピッチングで！」
エースよ、最後の意地を見せろ！
期待を裏切り続けたエースに対し、岡田監督がハッパ！
井川の復調があって、真の優勝といえる！

巻き起こるウイニングボール争奪戦！？
「ウイニングボールはオレがつかむ！」 と、金本。
矢野、今岡も記念ボール奪取に虎視眈々。三振でゲームセット！矢野が最有力
候補？驚異的な打点で勝利に導いてきた選手会長でのゲームセットも魅力的！

赤星がＶ決定のホームインを志願！
勝利のヒーローになんてならなくていい。ウイニングボールも、いらない。最後まで
自分の仕事に徹したい。自らのバットと足でチャンスを作り、決勝のホームを踏む。
虎の得点パターンで、締めくくるつもりだ。

岡田監督 涙の甲子園胴上げを宣言！
「盛り上がるなと言っても盛り上がるよな。戦う相手、舞台、何ひとつ不満はない。」
最短Ｖは２９日。この日は、亡き父・勇郎さんの誕生日。感激の涙とともに宙を舞う
ことを予告した。
シーツ復帰、町田も合流、江草も加わる。歓喜の一瞬はチーム全員で味わおうとい
う岡田流の配慮。

甲子園で胴上げ見たいんや　Ｖ予想日のチケット高騰！
甲子園球場で優勝決定の可能性が高い２９日の対巨人戦チケット、定価３５００円
の一塁特別指定席が２枚１０万円で売りに出されるケースもあるとか。

※写真・・・和歌山県すさみ町 「エビとカニ水族館」 にある優勝祈願水槽ですって。
トラザメの水槽の前に立つと 「六甲おろし」 が流れるとか・・・

※阪神衝撃！ 村上ファンドが電鉄筆頭株主

マラソン

封切から二ヶ月・・・
遅ればせながら観てきた～！『マラソン』

本 を読んで感動！是非映画も・・・観たい！って思ってた。
裏切られなかった！ホント 涙と感動の映画だった！

「四月の雪」 を酷評した おすぎが、絶賛した 「マラソン」！
恐らく、間違いなく、万人が認める、感動せずにはいられない映画！です。
実在のペ・ヒョンジンさんをモデルにして作られた映画だそうだけど、“韓流” って
凄いな～！って改めて思った。主演のチョ・スンウ君の演技力にも感服！！

「四月の雪」 ばっかに（ヨン様だけに）狂ってる？執着してる？オバサマたちよ！
隣で上映してる 「マラソン」 観ろ～！んで、もっと韓流の視野を広げろ～！ん？
実は・・・二度目の鑑賞となる 「四月の雪」 を観ながら、周りを見回しながら、ふと
思ったことです～。見事にオバサマ一色？（満席）でしたから、今日も・・・。
は、はい、そうなんです。(・"・;) 映画のハシゴしましたです。

この胸いっぱいの愛を

もし、人生でひとつだけやり直すことができるなら・・・

『この胸いっぱいの愛を』　著者 ： 梶尾　真治

“もしも過去にとんで、ひとつだけでも何かをやり直すことができたら・・・”
“今は亡き愛する人を、過去に戻って救うことができたら・・・”
という構想を もとに描かれた、人を想う純粋な気持ちを呼び起こしてくれる小説。

故郷の門司に向かった鈴谷比呂志（三十歳）は、かつて自分が住んでいた２０年前
の門司にタイムスリップしていることに気づく。

「ん？俺かよ！？」 そこには２０年前の俺（ヒロ）がいた。和美姉ちゃんがいた。
ヒロの将棋友達で、ヴァイオリンを教えてくれた優しい和美姉ちゃん・・・
難病に罹って手術を拒否し、この世を去ってしまった大好きな和美姉ちゃんを救えな
かったことが、ずっと比呂志の心に引っ掛かっていた。

“時間は可変性のものである。人は意図して自分の運命を変えることはできないの
かもしれない。しかし、人が過去に残した些細な痕跡でも 未来は大きく変わってし
まう可能性がある”

「手術を受けさせて、彼女を救いたい。一番大事な一番大好きな和美姉ちゃんを助
ける。そのために自分がこの時代に飛んできたんじゃないのか！」
幼い日の自分が救えなかった大切な人への思い・・・
比呂志とヒロは、かつて叶えられなかった願いを果たすことができるのか？

比呂志の他にも、それぞれにこの時代に思いを残した境遇の違う人たち・・・がいた。
会ったことのないお母さんに会いたい布川、愛犬のアンバーに再会したいおばあさ
ん、罪を犯しずっと後悔を引きずっていた臼井、交通事故で息子を失った夫婦・・・

「この胸いっぱいの愛を」 は未来からの旅人たちが繰り広げる 「黄泉がえり」 ！？
「映画」 と小説とは結末が異なるそうです。。。映画も観れば２倍楽しめる！？

当たったぜ！樽が・・・

［勝ち樽］コース
ご当選おめでとうございます。

拝啓
平素はキリン商品をご愛飲いただきまして、誠にありがとうございます。
「いえいえ、どう致しまして。代々続く飲んべえ一家なもので。はい」

さて、この度 『ＫＩＲＩＮサッカー日本代表応援キャンペーン［勝ちＴ］［勝ち樽］プレゼ
ント』 にご応募いただきまして、誠にありがとうございました。
「ひたすら “勝ち樽” ネライでガンバりました。サーバー、欲しかったッス」 プッ！

厳正な抽選の結果、多数の応募の中から貴方様が勝ち樽コースに当選されました
ので、ここに［勝ち樽］をお届けいたします。
「Ｕ＼(●~▽~●)Уイェーイ！ありがとう～。クール便で今朝届きましたぁ～」

今後ともキリン商品に変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
「えぇえぇ、たまにアサヒに浮気してるヤツもおりますが、ｐｉａ はキリン一筋ッス！」

お客様の一層のご健勝をお祈り申し上げます。　敬具　　　キリンビール株式会社
「ありがとうございます。“お酒は楽しく ほどほどに” 心得ておりますです。ん？」

っつうことで・・・、今夜は ミニミニビアガーデン気分？をちょいと味わう。予定～！

私の頭の中の消しゴム

昨日買った本・・・ちょっと読み出したら、止まらなくなって、
そのまま一気に読み切ってしまった。ボロボロ泣きながら・・・

『私の頭の中の消しゴム』　著者 ： 木村　元子

２８歳ＯＬの薫・・・建築家を目指す浩介と恋に落ち、結ばれ、幸せの絶頂にいた。
しかし、そんな時間は長くは続かなかった。
医師から告げられた病名は “家族性アルツハイマー” 精神的余命は５年・・・

明日の記憶 を読んでから、“アルツハイマー” のことは、ある程度理解してる。
かけがえのない、すべての記憶がなくなっていく。大切な想い出も、大好きなあな
たの名前も、その顔も、すべて失ってしまう。そして・・・

愛する人は目の前にいるのに、手を伸ばせばそこにいるのに、まるで見知らぬ人の
ように、自分が忘れ去られていく絶望。
愛を忘れたくないと願いながらも、自分の中の記憶が真っ白に消されていく恐怖。
別れでもなく、死でもなく、忘却によって愛が終わっていく・・・。

浩介を愛していることを忘れ去ってしまう前に、浩介と過ごした日々を全て忘れ去る
前に、薫は自分の意志で姿を消した。浩介と知り合った日からの日記を残して・・・
一ヶ月後・・・
僕の目の前に君はいる。僕のことを知らない君が。こんなに近くに。
“いつまでも、僕は君を愛し続ける。そう、薫。君が僕を忘れても・・・。”

また観なくちゃだよ～！映画 も～！【主演 】 チョン・ウソン　ソン・イェジン

野ブタ。をプロデュース

舞台は教室。プロデューサーは俺！
いじめられっ子は、はたして人気者になれるのか？

『野ブタ。をプロデュース』　著者 ： 白岩　玄

編入生がやってきた。小谷信太・・・こ・たに・のぶ・た？の・ぶ・た？野ブタ？？
外見、挙動不審ぶり、強烈なキモサ？に、早速 言葉のイジメ、無視が始まった。

自称人気者・・・桐谷修二は、人を騙して動かす力を試すために、完全無視されて
いる野ブタを “みんなが愛する人気者” にすべくプロデュースする・・・。
（修二は、野ブタが “臆病だけど控えめで優しい奴だ” って ちゃんと見抜いてた）

①はたして・・・！？野ブタは人気者になれたのか？
その過程など、“ほぉ～！” 妙に感心したり～、語り口調？も超小気味良いよい。

桐谷修二・・・親の前でも学校でも、素晴らしい高校生？を “演じている”。
人気者でいるために・・・、誰にも嫌われないために・・・。
“何も失いたくない。傷つきたくない。近づきすぎても遠ざかられてもイヤだ。ぬるま
湯に浸かっていたい”・・・これは、修二の弱さ？

ある事件をきっかけに、愛も人気もない孤独に追いやられた修二。
薄っぺらい人間関係しか築けない自分、求めるばかりで人を愛することのできない
自分を感じた。
誰かが自分のことを見てくれないと、不安で死んでしまいそう、にもなった・・・。

②はたして・・・！？桐谷修二は変わったのか？
もう一度やり直し！今度は俺自身をプロデュース！？

日本テレビ系　１０月期土曜連続ドラマに～　２１：００～ 公式ページ ッス！
【ダブル主演】 亀梨和也（ＫＡＴ－ＴＵＮ）　山下智久（ＮＥＷＳ）

「四月の雪」 Ｖｏｌ．２

本日公開！ 『四月の雪』・・・　
朝の早からエイホッホ～！プッ！観てきた～！

人は、誰かを愛すると色んなことを感じる。
信じ合えることもあれば、裏切られることもある。

信じていた愛に裏切られる・・・。
そんな時に生まれた怒りを、どう理解すればよいのか？理解すべきなのか？
裏切られた者は激怒し、すべてを終わらせるべきなのか？
突き詰められる問いかけ・・・。

怒りが悲しみとなり、憎しみとなり、そして無力感だけが残った。
絶望より深い苦しみ。傷の深さの分だけ、それを埋めるかのように愛を求めた。
肉体が傷ついた者よりも、心を傷つけられた二人こそが癒しを必要としていた。
しかし、それは自分たちが愛した者たちと同じ過ちを犯すことを意味する・・・。

裏切り、恨み、怒り、恋のときめき、嫉妬、欲望など、さまざまな感情が交錯する、
そんな揺れ動く心情の変化を間近でとらえ、感情のうねりをクローズアップしてる。

ストーリーは至ってシンプル。字幕が物足りないほど？余裕ありすぎほど？セリフ
も少なかった。展開を期待する、みたいな感覚で観ると 物足りない、って評価され
そうな感じ～。でもね・・・、インスに、ソヨンに、同化した心からの演技に、セリフ以
上の感情を読み取れる。ってか、想像できる。で、何故か許せちゃったりするの！
そんな経験もないくせに 「その気持ち分かる分かる、その躊躇い分かる！」 って。

他人がやると不倫になり自分の場合は純愛？ん！もっかい想像逞しく 深く観る！

ヤドカリのウンチ

石垣島の砂浜で・・・、小さなオカヤドカリを見つめていた
大の大人三人の会話。なんか～スゲェ素朴で、可笑しい。

「ヤドカリって、どうやってウンチするんだろう？」
「ううん？・・・・・・そういえばウンチね！」
「ヤドカリって、どこの部分でウンチするの？」　「・・・・・・？」

「貝から出てするのかなー」
「でも、それってあまりにも無防備すぎない？　もしも用を足しているとき、何かが近
寄って来たらどうするの、サッと貝の中に入るのかな」
「そんなとこ見たことないよね」
「体を貝から少し出して、するのかな」
「すると、体と尾っぽの間あたりでするの？」 「・・・・・・」

「ひょっとして、貝の中でして、あとでどっかから出すのかな」
「でも、ヤドカリのウンチって見たことないよね」
「貝の中に溜め糞してるんじゃない。そうそう、だからいっぱいになると、新しい貝に
引っ越すんだ」
「あれは体が大きくなったからでしょう。もし、そうだとしたら、その貝にあとから引っ
越して来たヤツはどうすんのよ」
「それもそうよね。貝殻拾って中からヤドカリのウンチが出て来たためしがないよね」
「ううん・・・・・・」

そんな経緯がきっかけとなって、問題の瞬間を見届けるために、ヤドカリの飼育が
始まったのだ。でもね・・・、ヤドカリの健気に生きる姿を目にすることになるの。
「もうヤドカリのウンチの究明はどうでもいい」 って。
「安易に生き物の領域を垣間見ようとした自分に後悔した」 って。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　寄せられた「体験」・・・『奇妙におかしい話』 より

「四月の雪」 Ｖｏｌ．１

「冬のソナタ」 で “ヨンフルエンザ” ？を流行らせた・・・
ペ・ヨンジュン主演！待望の話題作　『四月の雪』・・・
公開が迫ってきた。前売券、買いましたがな～！２枚～。

男の帰りを待つ女―。女の帰りを待つ男―。
ある日、互いの伴侶の事故の知らせが、二人を引き逢わせる。
見知らぬ街、永遠のように長い時間、そして知らされる 信じていた者の悲しい嘘。
絶望の淵に立たされた二人は、互いの傷を癒すかのように惹かれ合っていく。
それが、決して積もることのない四月の雪のように、儚い恋だと知りながら…。

愛の裏切りと、苦しみ 悲しみを背負い、そして、新たな愛を知っていく男 インスの
複雑な内面を 繊細に表現している。
妻の不倫という事実を知り、裏切られたと感じたインスが、酒に酔って涙を流す・・・
このシーンでは、爆発したような感情を吐き出し、演技に没頭した。
頭ではなく、心で演技に対する情熱を見せてくれた彼の姿は、改めて俳優としての
底力を実感させてくれた。（ホ・ジノ監督）　　　　　　　―プロダクションノートより

“その状況で最高の感情を引き出すこと” を常に心がけているヨン様の演技・・・
全身で表現する、悲しみを滲ませた演技・・・大いに注目に値するところです～。。
顔ばっか見てるわけではありません～！表情はしっかり見てますが～。ん？
今さらですが・・・ 予告編 でもどうぞ～！