PIAFUL♪

ピアノを愛する私の・・・独断と偏見による
その時々の旬な話題?を気紛れに~♪

「キュッ」 part 2

2005-07-31 | book
もうひとつ 「キュッ」 (ありがとう) を・・・

斎藤 茂太さん著 『 いい言葉は、いい人生をつくる 』・・・
の中に、お母さまの話が何度も登場する。

見事なまでの行動力がある人だったこと。はっきりとモノを言う人であったこと。
でも、その言葉は 紛れもない本音だったから、誰をも説得する力を持っていたこと。
優柔不断なところのない小気味よさが、多くの人に好感をもって頂いていたようだ。

だが・・・まことに破天荒な人物だったこと。あっぱれなまでの自己中心的な、(常に
自分が一番大事、一番の中心という 天動説を地でいく)わがままな母であったこと。
他人の気持ちを斟酌するということができないし、詫びることを知らない人・・・。
姑としても大変な存在だったと思う。わがままいっぱいの母に手を焼き、かなり耐え
難いことでも辛抱強く・・・。だが、家内と弟(北杜夫)の妻は 母を大切にしてくれた。

その母は、短い入院生活で亡くなった。母の死後、しばらくしてからのこと・・・
箱根にある山荘のゲストブックに、母がこんなふうに書いていたのを発見した。
(日付から、死の前年に箱根に滞在したときに書いたものとわかった。)

『わがままな私を、茂太・・・はじめ、家族一同大切にしてくれて “ありがとう”。
感謝の念で一杯です。一同幸福の一生を祈ります。・・・。』

母の 「ありがとう」・・・水面下では、男の私にはわからない確執もあっただろう。
だが、それらはすべて この 「ありがとう」 で氷解してしまったようなのだ。
たった一つの 「ありがとう」 で、それまでのわがままを許してもらえる場合がある。

“何を謝るかより、どう謝るかに心が出る。” (斎藤 茂太)
“信頼してこそ、人は尽くしてくれるものだ。” (武田信玄)
“別離は人生を和解させる。” (H・ド・モンテルラン)

pia は 家族に対して “ありがとう” のひと言が言えない。“ごめんなさい” も・・・。

「キュッ」

2005-07-31 | book
「キュッ」・・・音? キュッて抱きしめる?でもなく・・・
「キュッ」 とは、サンキュウのことです。

イギリスでは、会話の後に みなキュッと言うらしい、ニッコリと微笑みを添えて・・・。
デパートで買い物をしても 店側はもちろん 買った人も 「キュッ」。駅で切符を買って
も 「キュッ」。この小さな感謝が 人間関係をどれだけ和らげていることか・・・と。

マナーとは、自分がして欲しいことを他人のためにし、自分がされたらイヤなことを
避けることに他ならない。これは互いの心の健康法なんだそうです。
「ありがとう」 を多く言うと、ストレスが少なくなる。んだって・・・。

会社などでも、目の前のものを手渡してもらったり、エレベーターの開閉ボタンを押
して待ってくれたというような ささやかなことでも、必ず 「ありがとう」・・・と。
そして、特に上に立つ者ほど、部下への 「ありがとう」 を忘れないようにしましょう。

「ノー・サンキュウ」・・・「結構です。いりません」 に相当する英語表現。
相手には、「サンキュウ」 という言葉が最後に響き、残る印象はやわらかく、優しい
ものになる。このニュアンスを日本語に取り入れると、「今はいらないよ。ありがとう」
余韻がやわらかいように感じるのですが、どうでしょう!?
       斎藤 茂太(斎藤茂吉の長男)さんの 「心身健康の言葉」 より(pia流)

“やさしい言葉は、たとえ簡単な言葉でも、ずっとずっと心にこだまする。”
                                      (マザー・テレサ)

目下の恋人

2005-07-29 | book
長編小説作家の初めての短編恋愛小説集
『目下の恋人』 著者 : 辻 仁成

この短編集には、恋愛の定型のほとんどが・・・。
仮面恋人、同時多発テロと離婚、愛人からの復讐、いつも不倫、純愛、離婚を
埋め合わせる恋、多情女の男遍歴、兄妹愛・・・。
そして、結果は 別れ・破綻。ハッピーエンドはない。

そんな中で、表題作 「目下の恋人」 だけは、恋愛に希望がみえる。
“目下の恋人の pia です” そんな風に人に紹介されたって嬉しかない。っつうか、
結構傷つくと思う。でもね、5年も10年も そう言って紹介してくれるとしたら・・・。

親に捨てられたヒロムは、その場限りの愛を信じない。約束はしたくない。愛という
言葉も嫌い。でも本当は 「愛に生きたい人」 なのです。

“目下の恋人のネネちゃん” ヒロムは、彼女を人に紹介する時 こう言う。
ヒロムの祖父母も、結婚という制度を否定し “目下の恋人” と人に紹介するという。
いつ終えてもいい、と お互いを縛らない恋愛を始めて半世紀。未だ恋人のまま。

「目下の恋人」・・・ヒロムの真情を表す言葉、本当の愛を生きたい人の言葉だった。
“本気だってこと。あなたのことをきちんと考えているという証拠ですよ”
“目下の恋人” でいいよ~!ずっとそう言い続けて~!って感じかなぁ。

〈一瞬が永遠になるものが恋、永遠が一瞬になるものが愛〉

※「君と僕のあいだにある」・・・は、辻 仁成自身の(離婚体験の)私小説!?

デブがうつる!

2005-07-28 | pia-mode
ある 笑顔の素敵な、魅力的な女性の話・・・。

彼女は、高校生までは信じられないくらい太っていた。
好きだった男の子にクッキーを渡した。 「ありがとう」 そう言って受け取ってくれた。
嬉しかった。ところが、すぐ後に とんでもないことを聞いてしまった。

「参ったよ、こんなの食ったらデブがうつる!」 「ブスは すぐ舞い上がってさ・・・」

彼女の自尊心は深く傷ついた。“絶対痩せてやる” 涙ぐましい努力の末、一年後
彼女は見違えるほどスリムで美しい女性に変身しました。

人を動かした “怒り” 彼女を美しくした “怒り”

彼の言葉に、悲嘆にくれるばかりでは、性格まで暗いいじましい女性になっていた
に違いない。でも、彼女は 怒りをバネに、プラスの方向に持っていった。
「これからの自分をその怒りに結びつけなくない」 彼女は思った。
怒りを、相手を見返すためだけに費やすのではなく、うまく転換させたのだ。

“怒りを持ったということは、エネルギーを与えられたのと同じです。”
“怒りの方向性を間違えずに、それを自分に最大限に有効利用しましょう”

怒りの有効利用・・・なかなか難しそう。
でも、確かに 奮起するキッカケにはなりそうだ~(・・*)。。oOオモイアタル!?

旬の野菜 茗荷~!

2005-07-26 | pia-mode
ミョウガ~~!!
pia んちで収穫する 唯一の野菜です。

っつったって、精魂込めて育てているのではなく・・・。
父が元気だった頃、家の周りの 猫の額ほどの砂地に、(種だか苗だか知らんが)
何かを植えた。ミョウガは、放っておいても、毎年毎年その時期になれば勝手に生
えてくるのです。雑草並みに逞しい。

初物です。スーパーに売ってるものより、はるかに立派です~。
pia んちでは、薬味に~ぐらいしか活躍しないんだけど、聞いてみると、結構スキな
人がいるんだよね~!喜んでくれるから、ついついお裾分けしちゃう~。

食べ過ぎると、物忘れがどうたらこうたらって言うけど、ホントかなぁ?
そういや、父も好きでよく食べてたらしい。確かに物忘れが酷かった。
んっ?つうか、年取ればね、それなりにね~。

ミョウガを見ると思い出す・・・父を。。ミョウガは、父の “季語” です。ん?
“落ち” が なくてすみません。(一応関西人ですから。。)

記事本編!?

2005-07-26 | pia-mode
“記事予告” なんて誰が書いたんだ~?・・・酔ってた pia か!?(・"・;)

◆“古酒” ならぬ “古酢”
小アジのマリネ、結構美味しかったんだよね~。(○`~´○)モグモグ
「でも、この酢の色 なんで黒いん?」 「黒酢?」 「ん?黒酢なんか うちにはなかっ
たと思うけど・・・」 流しの下を ゴソゴソ確認してみる。
「('〇';)グェッ!米酢が黒酢になってる!」 (なるわけない!っちゅうねん!)
何なに?賞味期限 1999年・・・('〇';)グェッ!な、なんと6年前!2度ビックリ!
目が点!この事実を知った途端に 胸クソ悪くなった。半分以上食っちまったよぉ。

「コラ~ッ!酢!ヤバくなったら、オェッ!ってなるような異臭でも発しなさいよ!」
ん?怒る相手を間違えとる!?流しの下には魔物?が住んでいたのである。

◆梅雨もジメジメ! 2号(♂)の足もジメジメ!
はっきし言って 足のカビ!“水虫” です。たぶん。
梅雨の間中、生乾きの靴履いてた、その成果?です。“水虫” が育ってしまった。
「洗い替えの靴買えば~!」 という忠告も聞かず、ケチって “水虫” です。
(そういえば、耳もジメジメ?してるって言ってたなぁ。耳も “水虫” か!?)
みなさん “水虫” になってみたければ、“濡れた靴” ですぞ。

◆チケット争奪戦!?
阪神対中日戦、8月○○日のチケットを、2枚 友達から譲ってもらったの~!
嬉しくて、たまたま来てた3号(♀)に話したら・・・
3号 「行きた~い!」って。じゃ、pia と3号とで・・・なら、まだ分かる。
ところが・・・「○○(友達)も行きたがってたから、電話してみよ!」 だと!?
「(;`O´)oコラー!誰が2枚とも譲るって言った??」 こうなりゃ意地でも渡さん!

記事の短編集みたくなってしまった。(*´ο`*)=3 まっ、いいっか!

記事予告のみッス!

2005-07-25 | pia-mode
昨夜・・・アジのマリネを食べた。
だが・・・6年前の “酢” で作ったシロモノだった!Σ(⌒◇⌒;) ゲッ!!

梅雨は、とっくに明けた。はず!なのに・・・
同居人2号(♂)・・・足にカビが生えてる~!?梅雨のせい??
ん?水虫???

タイガースVSドラゴンズ戦のチケット譲ってもらったぁ~!o(〃^▽^〃)o♪
だが・・・

記事 更新できなかったので、記事予告!だけ~。(ん?これって更新じゃん!)
でも・・・お約束は出来ませ~ん!酔ってます~(=^~^)o∀ウィー!

私のおうちはどこ?

2005-07-23 | pia-mode
いつも、3号(♀)の大きな買物には、付き合わされるハメになる。
カーナビん時も、ちょっとした家具ん時も、エアコン(昨日)ん時も。

そういえば、食器棚を買いに行った時のこと・・・
置くスペースのサイズを測って、壁紙の色とのバランスも考えて、と、それなりに
下準備?をしていたようだった。決断も早い。すんなりと決まった。

「この商品は、産地から直接配達ということになります。10日程お時間を・・・」
「それで結構です」 気に入ったものは待つ。(ホントはすぐに欲しかったらしいが・・・)
ここまでは順調~!普通~!問題なし~!

「配達先の住所をここに記入してください」  事件?はここで起こった!!
“○○市○○・・・” 「ハテ?(゜~゜)ヾ 何丁目だっけ? 何番地だっけ?
マンションの名前・・・何だっけ? 何とかベールやってんけど・・・」
3号、pia に視線を振る。「(゜ヘ゜)?pia も覚えてないぞ!○○市○○までしか・・・」
(ちなみに・・・3号の引っ越し先の新住所です。メモった紙 忘れたのです。(・"・;) )

3号、おもむろに携帯を取り出し、“ピピピピッ・・・”
「なぁなぁ、ウチ(私)の家の住所どこやった??何丁目やったっけ?」
自分が覚えてないのに 友達が知ってるっていうんか?プッ!結局わからずじまい。

店員さん(イケメン君だった。余談)、苦笑しながら、パソコンで地図を・・・。
「バス停の側で~、近くに保育所があって~、あっ、この辺この辺!ここ、ここ!」
すげぇ!住所の所番地もマンション名も分からんまま突き止めた!
ヤレヤレ… ヽ(゜~゜o)ノ なんとか一件落着~!
二人して(3号&pia)雁首そろえて( ̄0 ̄)マ( ̄。  ̄)ヌ( ̄、 ̄)ケ~ですた~。

ユーモア の魅力!

2005-07-22 | pia-mode
“ユーモア” というと、何か面白いことを言うとか するとかして、“相手を笑わせるこ
とができる”人 って思ってたけど、ちょっと違ってた。

ユーモア=遊び心=気持ちの余裕=心の柔軟度!?

《ユーモアは 「受ける」 側にこそ、必要なものだという気がします。
お喋りが苦手な人でも、人前で何かやるのが恥ずかしい人でも、ちょっとしたところ
で 「おっ、やるね!」 と思わせることができる高等なテクニックです。》

《品良く、洒落ていて、機知に富んだユーモアを身につけている というのは、大人と
しての ひとつの関門のようなものです。
ユーモアに富み、機転のきいた対応ができる人は、冷静な気配りも身につけていま
す。無口な人でも、少ない言葉の中に ピリッとしたユーモアを見せられると、すごく
懐の深さを感じます。》(ホントホント!)
     (度々すみません、唯川さん (o_ _)o)) 「共有できる何か」 がありすぎます)

そういえば・・・“素敵だな” “みんなに愛されているな” って思う人は、ちゃんとユー
モアを心得ている人だワン!
カッコイイけど、可愛いけど、ただそれだけの人。より・・・
仕事はできるけど、退屈な人。より・・・
ユーモアをちゃんと心得、解せる人!を目指しましょうか!?
“本物は いつだって ゆっくり磨かれてゆく” んだそうです。

優しい?記憶寸断する人

2005-07-21 | book
ちょこちょこと書店を覗くことも楽しみの一つ・・・
“酔っ払い” の記事書いてたせいか 目に留まってしまった
「札幌刑務所4泊5日」 著者の 爆笑エッセイ・・・

『 酔っ払いは二度ベルを鳴らす 』  著者 : 東 直己

何か分かる~。“ピンポーン!” じゃなくて “ピポピポーン!” ってやりそうじゃん。
まだ、全部読んでないんだけどぉ~。“愛すべき酒飲み?” って感じたコラムを~。

記憶をなくする、ということは酒を飲んでいるその最中のことではなく、実は結果で
あって、翌朝 「あの店のあとはどこに行ったっけ」 と考えても思い出せない、という
ことであるから、〈あの店では記憶がなかった〉という言い方は、正確ではない。

〈意識がなかった〉という言い方も正確ではない。その店で気絶していたわけでは
ないのだから、その時は、きちんと記憶はあったのだろう、と思う。意識もあった。
ただ、その記憶の保存時間がどんどん短くなり、そしてとうとう、翌朝まで届かなか
った時、酒飲みは 「記憶がなかった」 と翌朝気づき、反省し、そして多くは 「自分
は、いったいなにをやったんだろう」 と不安になる。

失礼なこと、バカなこと、ヒンシュクを買うようなこと、ヒワイなことをしたのではない
か、と不安で不安でたまらなくなるわけだ。
だからまぁ、こういう酒飲みは謙虚なわけだ、と言えば言える。
自らへの傲慢な自信とは無縁な人間だ。自分が、時として何をするかわからないと
いう弱点を抱えている、ということを自覚している、優しい人間だ。

記憶を寸断されたことのある方々~「貴方たちは優しい人間かもですよ~」!?
pia も!んっ?どんだけ酒飲みを擁護すりゃ気が済むんだ~ってか!?