映画食い倒れ。

~映画は人生のデザートです~

個人的覚え書きのため、たまにネタばれありです。

「パイレーツオブカリビアン ワールドエンド」

2007年09月19日 | 映画~は~
パイレーツシリーズの最終章『パイレーツオブカリビアン ワールドエンド』。近所のシネコン(中川コロナ)で見たんだけど、あの映画館であんなに人が居るのを初めて見ました。話題作っちゅうのは、人を集めるね。

実は見ていて、途中わからないところが出てきて、「私、頭悪いんか?」と悩んでしまった。前半がちょっとテンポも悪くてダラダラしてるような気がする。後半はいつもの元気が出てきた感じです。

キーラ・ナイトレイがすごく素敵です。パイレーツ1のときと全然違う。こうやって大女優になっていくのかしら。オーリーは見事な王子様顔です。ぴったり。

そして何より、キース・リチャーズがかっこよかった。何なんだ、あの人!Deppよりもかっこいい。二人が並ぶと、Deppがほんの子供に見えるほど、説明のつかない存在感とオーラ。あの人、間違いなく親父の遺骨吸ってるわ。親父の遺骨吸い顔だったもん。まちがいねえ。さすが怪物バンド。


映画の途中旦那に、「キースが出てる!!!」と興奮気味に伝えた私に、「え、誰?」と聞き返してきた。あんた、本当にイギリス人か?「キース・リチャーズってどのバンドだっけ?」の質問に、この人の素性を疑いました。



お薦め度:★★★

「スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい」

2007年09月19日 | 映画~さ~
『スモーキン・エース暗殺者がいっぱい』…時間的にこれしかやってなくて。それにしてもこの邦題もねぇ。いつもと違う映画館(名古屋市内のジャスコのところ。名前忘れた)で見たら、すごく音響が大きくて、構造上かなり反響音がすごくて、音に酔いました。うるさいの。脳みその細胞が揺れる感じで、気持ち悪くて仕方なかったです。

映画の内容は…内容はよかったんだけど、映像が私好みではなかった。キャストも悪くないんだけど…なんだかなぁ、と。一番辛かったのは、ドイツ出身(?)のネオナチ暗殺3兄弟のくだりかな。あの派手さだから、すでに暗殺ではなくなっているような気もするんだけど。一緒に行った友達と旦那は、それなりに満足してたみたいだけど。微妙。おススメしない。あえてよかったところを挙げるとすると、アリシア・キースの演技が意外にうまかったことくらい。ベンアフも久々に見たけど、すぐ死んじゃう。この人、『グッド ウィル・ハンティング』が一番輝いてたわ。


お薦め度:★☆

「プレステージ」

2007年09月19日 | 映画~は~
6月初めに見ました。

『プレステージ』を観に、映画館へ。旦那のTOHOカードのポイントが溜まっていたので、実家方面の映画館へわざわざお出かけ。

あまり期待していなかったんだけど、意外な面白さです。しかもキャストがいい。大好きなマイケル・ケイン(←われながら渋い)、ヒュー・ジャックマンにクリスチャン・ベイル、スカーレット・ヨハンソン。それから『コヨーテ・アグリー』主演の女の子も出てた。デヴィッド・ボウイも。ああいう胡散臭い役似合うわ~。

スカーレットの、どうしても隠し切れない「セクシー」オーラはここでも健在。クリスチャン・べイルは陰のある人物を上手く演じてます。

マジシャンの話だから、もっと華々しくて明るい話かと思ったら、かなり人間ドラマ。悲しくて、人間の滑稽さや惨めさがうまく表現されています。ちょっとファンタジーな感じもあるけど、ダークです。映画好きにはおススメ。

どういうわけか、イギリスが舞台になっている映画を、偶然ながらも見る機会が多いこの頃です。


お薦め度:★★★★

「300」

2007年09月19日 | 映画~さ~
6月中旬に映画館で見ました。

『300』を見てきた。ものすっごく、「男くさい」映画でした。「男」じゃなくて「漢」です。それなりに面白いんだけど、ペルシア王の演出(衣装・メイク等)はギャグかと思った。「ペルシアを馬鹿にしてる?」と勘ぐってしまうほど。

>>wikipediaで調べてみたところ、「この映画に対し、イラン政府がイラン人の先祖であるペルシア人を激しく冒涜しているとして非難している。」との記述(2007年9月18日現在)。そらそうやろ。

もう、どうしても巨大ハゲのペルシア王(SM風味)しか思い出せません。障害者排除という気質も、アノ映画の中では何を正義とするのかわからなくなってきます。スパルタの時代のことを詳しく知らないし、あの頃はそういう風潮だったのならそう描くしかありませんが。ああいう映画は、内容を突っ込んではあかんね。何も考えず、映像だけを追うのが正解なんやろな。

アクションだけどアニメチックな映像なので、私的にはDVDでもよいかと思います。あ、でもテレビ画面で観ると、「まんまCGアニメ」になってしまう可能性もあり。見るなら大画面なのでしょうか…。



お薦め度:★★

「フラガール」

2007年09月19日 | 映画~は~
ちょっと前に見た映画の感想をアップしておきます。

2007年7月3日。DVDで『フラガール』を鑑賞。

日本の炭鉱町での物語りなんだけど、かつては日本中に似たような光景が広がっていたんだろうなぁ、と興味深い内容。

松雪泰子はすばらしい。男風呂に飛び込んでいくシーンとか、「さすが!」と思った。本当にああいう性格なんか!?と思わせるほど。それにしても老けたわ。細すぎるんかな。

そして蒼井優ちゃん、美しい。特別美人ではないような気もするけど、あの存在感と雰囲気には圧倒される。ハワイアンセンターでの初舞台のシーン、素晴らしすぎたね。以前情熱大陸で蒼井優ちゃんが出てて、あのシーンの撮影模様が紹介されてた野を見ました。「満干の思いを込めた初舞台なのに、表情で表せなかった」といって、一発OKになったのに取り直しをお願いしたらしい。アノ人、女優です。

スコットランド映画『フルモンティー』を思い出させます。いい映画でした。



お薦め度:★★★★

「シュレック3」

2007年09月19日 | 映画~さ~
6月30日。旦那の帰国前日の土曜日、『シュレック3』を見てきました。「アニメ=子供用」のイメージからか、字幕版が1日3回しかなくて、夜10時の回へ。

前半はテンポが悪いし狙いすぎ感があったけど、「アーサー王子」登場から面白くなってきます。声を担当しているジャスティン・ティンバーレイクがはまってる!!!あの、青臭い声が、高校生のアーティーにぴったり。ジャスティンて、かなりお笑い好きのようだから、こういう映画好きなんだろうなぁ。

…それでも『シュレック2』のほうが、3倍は面白いです。


お薦め度:★★☆