映画食い倒れ。

~映画は人生のデザートです~

個人的覚え書きのため、たまにネタばれありです。

「ギフト」

2007年09月17日 | 映画~か~
何ヶ月ぶりの更新でしょう!? 完全に放置、そしてフェイドアウトしていくつもりだったのですが、なんとなく更新します。


ということで、ケイト・ブランシェット主演の『ギフト』です。キアヌ・リーブスにヒラリー・スワンク、ケイティー・ホームズと、キャストが意外に豪華です。

ケイト演じるアニーは、超能力(=ギフト)の持ち主。アメリカの田舎町で「ギフト」を生かし、人々の相談に乗りながら生活をしています。息子の学校の先生の婚約者(ケイティー・ホームズ)が何者かに惨殺され、容疑者にいつも相談に来る主婦(ヒラリー・スワンク)の暴力亭主(キアヌ・リーブス)の名前が挙がる。しかし真犯人は別に・・・?


観ていて飽きないのだけど、テレビの2時間ドラマのような満足度。暇つぶしにはいいかもね、といった程度です。展開も結構ありがちで、真犯人すぐにわかっちゃいます。

この映画は内容よりも、疑問や突込みどころが満載。(ネタばれあり)

写真のケイトの顔に流れている血。明らかに右目に入っているはずなのに、次のシーンに移ると右目から3センチほど離れたところを血液が流れています。私はここしか気づかなかったのだけど、他のサイトを見てみると画面のつながりがかなりテキトーな映画らしいことがよくわかります。

キアヌの暴力亭主は新鮮でいて恐ろしい。キアヌの無精ひげ見たことある方ならわかると思いますが、頬でとぐろを巻きます。そのムラ具合が全く洗練されていなくて、本当に暴力振るいそうな人物の雰囲気をいっそう高めてます。

またキアヌは、アンを魔女呼ばわりして「むむ、田舎町で魔女狩りが始まるのか?」と思いきや、結局何もなく、キアヌも途中から話自体に登場しなくなります。いろんな伏線が用意されている(様な気がする)のだけど、結局展開されることはなく闇に葬られます。

ケイティー・ホームズ、こんなにたれ目だったのか! 彼女の映画は『エイプリルの七面鳥』しか見たことがないのだけど、全く別人のようです。演技力?



お薦め度:★★☆