映画食い倒れ。

~映画は人生のデザートです~

個人的覚え書きのため、たまにネタばれありです。

『バグダッド・カフェ ~Bagdad Cafe~』

2012年01月02日 | 映画~は~
1987年 西ドイツ映画


「西ドイツ」映画、かぁ。この時はまだ、東西ドイツが存在していたわけですよね。この映画、多分中学生くらいの時にテレビで見た覚えがあるのですよ。17~18年前のこと。その時にこの映画を楽しめたかと言われると、楽しめたわけがない(!)。難解だったんです。何がなんなのか、中学生の私にはサッパリだったわけですよ。でもその時は、もう少し大人になったらこの良さもわかるのかも、と思っていたわけです。

そしてそれなりにいい大人になった今、もう一回見てみようと観てみたわけです。

が・・・・、


どうやらあたくし、18年経ってもあんまり成長していなかったようで、てんでわかりませんでした!

バグダッド・カフェってこんな話でしたっけ?いや、話っちゅうか、こんなにわけわからん流れでしたっけ?

この映画、インディー系の映画好きの方の中には「大好き(はあと)」という方が大勢いらっしゃるのは存じているのですが、あたくし、全然だめでしたわ。

細かな説明がないのがいいのかもしれないんですけど、私には全然ついていけなかったのですよ。セリフも少ないので、画面を見て何がどうなっているのかを想像しなくてはならない…なんだか一本の映画を創作ダンスで表現しているような。そう、中学生の時、きっとわたくしと同じ年代の女性なら体育の授業でやったはず。あの創作ダンス!


カフェの娘がドイツ人のおばちゃんと仲良くなり始め、彼女のワードローブに着替えるシーン…なんだか胸騒ぎがしたのはあたくしだけでしょうか?それなりの年頃の娘(中学生くらい?)が見知らぬドイツ人女性の前で着替えるんですけど、このドイツ人、せっかちなのかやたら手を出して脱がせにかかるんですよ!

話の内容がよくわからないから、余計にこういう一場面のみ鮮明に、そしてきっと誤解して覚えているんでしょうけど、あたくし。


ちゅうわけで、よくわからなかったので感想も何もございません。そういえばドイツ映画というと、以前飛行機の中で『Cherry Blossom(邦題は「HANAMI」、独原題「Kirschblüten – Hanami」らしいっす)』というドイツ映画を見たのですが、こちらも素晴らしく風変わりな作品でございました。あ、でも映画として楽しめましたけど。ドイツ映画って、結構こういう風変わりな作風があるんですかね。



おすすめ度:★