![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ed/26ac463ebc4a02eb25e438c6b22c72d5.jpg)
途中下車駅の窓から外を眺める。雲の中だった。
〈「登山列車に乗る ~GRINDELWALD発~」の つづき 〉
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/0d/de30f222fb7e0dd3365d313f9859b3d7.jpg)
カナリア色の登山列車は、山を登っていきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/79/37fd4805427b39ffcdb42e43ec07bd2f.jpg)
横に見えるアイガーの壁は、ますます深い雲の中・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/40/233f3c16fefade497182d837de41e26e.jpg)
途中駅:Alpiglen(アルピグレン)。1616m。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/77/1b46d98ade7e99fda9e11d38d661c8f6.jpg)
ピンぼけしていますが、ウシ…だっけ?ヤギだっけ?ヒツジだっけ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/04/cb36b7ef51e30bff4934d6947f6239e9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/43/c8251706638861ed0edc053c7c6ccde8.jpg)
これがアイガーの壁の端?
端まで来ちゃったぞー!? と。
この世の果てまで 簡単に電車で来てしまったような、ちょっと変な感じがしました。
なんだか不思議であっけない感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/d6/f375b14dcba0ce965a967d47649b9416.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/ab/951c350638aa9376a5ca94da8d3cec88.jpg)
ここで登場!
「スイスインターナショナルエアラインズ」機内 (「24時間旅行 眠気と闘う」)
アムステルダムからスイスへの乗り継ぎ便でもらったチョコレート。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/24/5d2c94316d2f11b06941a220c5bfb662.jpg)
列車のチケットです。
“VIA KLEINE SCHEIDEGG”(クライネ:シャイデック経由)と書いてありますね。
こちらで(「登山列車に乗る ~GRINDELWALD発~」)表示板にあった通り、
この電車は、クライネ・シャイデックまで。
ここで電車を乗り換え、新しい電車に乗ります。
ただ、不思議なことに
この乗り換えの時の写真が一切 無いのです。
たぶん、この時、結構 緊張感があったのだと思います。
ガイドさんの親切な(?)事前ガイドのおかげで、
私達のツアーは、「高山病」を心配する人が とても多かったのです。
私も、これまで3000m以上の山に行った時は、
必ずといっていい程 頭が痛くなった経験があったので
心配していました。
高山病予防のためには、甘いものが良いということで
上のチョコレートは、そのために出したものだったんですよ。
ちなみに、高山病を予防するための その他の注意事項
・大声でしゃべらない
・眠らない
この2点、なにげに守るのが難しいんですけどね。
黙っていようと思ったら
電車の揺れのためか、高度が高くなってきたためか
ぼ~~~っと してきました。
眠いような眠くないような、変な感じです。
でも、眠ってはいけないので目を開けています。
乗り換えた後の電車は、
それまで乗っていた電車とは違って、
ほとんど 真っ暗なトンネルの中を走るのです。
しかも、それまでとは違って、
「電車に角度がついている」
もろに「のぼっている」という感じ。
私は
何故か悲哀or苦悩を漂わせながら、
抜け殻のように ぼーっとしておりました。
時々、前に座っているツアー仲間の方々に
チョコレートなどをいただきながら・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/e4/c7b8784b69af76a49c5551b80d30e826.jpg)
むむっ!!
良い気配が若干。
(この写真は、おそらく「アイガーグレッチャー(Eigergletscher)」にて。
下に見えるのは「アイガー氷河(Eigerglecher)」ではないかと思います)
先ほどまで、どんよりとした雲の下を進んでいたのに
青空が見えたり、山が光っていたりして
雰囲気が変わりましたよね。
ひょっとすると、
雲の上に出てしまえば お天気なのかもしれない?
ちょっとだけ期待感が出てきた瞬間でした。
先ほど、
この電車は「ほとんど 真っ暗なトンネルの中を走る」
と書きましたが
それは 何故かというと
「アイガーの壁の中を進む」からなのです。
アイガーの壁の中を掘って、電車を通したんですね。
(なんだか すごい。日本人とはちょっと発想が違う気がします)
そして、途中駅では
電車が数分間停車して
「壁の外」を見に行く時間をとってくれます。
駅は当然、壁の中にあるわけですが、窓があって、
そこから壁の外を眺められるのです。
壁の外↓ がっかり![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/b_body_deject.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/e5/a3fe7fe1cb8fdae03d608a06b5510390.jpg)
最初の停車駅「アイガーヴァント(Eigerwand)」(2865m)にて。窓の外を眺める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ed/26ac463ebc4a02eb25e438c6b22c72d5.jpg)
もしも景色が見えるとするならば、グリンデルワルト方面だそうです。
でも、この時に見えたのは、
一面を覆う 暗い灰色の雲と
月のようにまん丸い 雲で霞んだ太陽だけでした。
「登山列車に乗る ~雲上世界へ~」へ つづく
《 スイス旅行記 2007夏 INDEX へ戻る 》
〈「登山列車に乗る ~GRINDELWALD発~」の つづき 〉
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/0d/de30f222fb7e0dd3365d313f9859b3d7.jpg)
カナリア色の登山列車は、山を登っていきます
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/79/37fd4805427b39ffcdb42e43ec07bd2f.jpg)
横に見えるアイガーの壁は、ますます深い雲の中・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/40/233f3c16fefade497182d837de41e26e.jpg)
途中駅:Alpiglen(アルピグレン)。1616m。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/77/1b46d98ade7e99fda9e11d38d661c8f6.jpg)
ピンぼけしていますが、ウシ…だっけ?ヤギだっけ?ヒツジだっけ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/04/cb36b7ef51e30bff4934d6947f6239e9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/43/c8251706638861ed0edc053c7c6ccde8.jpg)
これがアイガーの壁の端?
端まで来ちゃったぞー!? と。
この世の果てまで 簡単に電車で来てしまったような、ちょっと変な感じがしました。
なんだか不思議であっけない感じ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/d6/f375b14dcba0ce965a967d47649b9416.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/ab/951c350638aa9376a5ca94da8d3cec88.jpg)
ここで登場!
「スイスインターナショナルエアラインズ」機内 (「24時間旅行 眠気と闘う」)
アムステルダムからスイスへの乗り継ぎ便でもらったチョコレート。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/24/5d2c94316d2f11b06941a220c5bfb662.jpg)
列車のチケットです。
“VIA KLEINE SCHEIDEGG”(クライネ:シャイデック経由)と書いてありますね。
こちらで(「登山列車に乗る ~GRINDELWALD発~」)表示板にあった通り、
この電車は、クライネ・シャイデックまで。
ここで電車を乗り換え、新しい電車に乗ります。
ただ、不思議なことに
この乗り換えの時の写真が一切 無いのです。
たぶん、この時、結構 緊張感があったのだと思います。
ガイドさんの親切な(?)事前ガイドのおかげで、
私達のツアーは、「高山病」を心配する人が とても多かったのです。
私も、これまで3000m以上の山に行った時は、
必ずといっていい程 頭が痛くなった経験があったので
心配していました。
高山病予防のためには、甘いものが良いということで
上のチョコレートは、そのために出したものだったんですよ。
ちなみに、高山病を予防するための その他の注意事項
・大声でしゃべらない
・眠らない
この2点、なにげに守るのが難しいんですけどね。
黙っていようと思ったら
電車の揺れのためか、高度が高くなってきたためか
ぼ~~~っと してきました。
眠いような眠くないような、変な感じです。
でも、眠ってはいけないので目を開けています。
乗り換えた後の電車は、
それまで乗っていた電車とは違って、
ほとんど 真っ暗なトンネルの中を走るのです。
しかも、それまでとは違って、
「電車に角度がついている」
もろに「のぼっている」という感じ。
私は
何故か悲哀or苦悩を漂わせながら、
抜け殻のように ぼーっとしておりました。
時々、前に座っているツアー仲間の方々に
チョコレートなどをいただきながら・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/e4/c7b8784b69af76a49c5551b80d30e826.jpg)
むむっ!!
良い気配が若干。
(この写真は、おそらく「アイガーグレッチャー(Eigergletscher)」にて。
下に見えるのは「アイガー氷河(Eigerglecher)」ではないかと思います)
先ほどまで、どんよりとした雲の下を進んでいたのに
青空が見えたり、山が光っていたりして
雰囲気が変わりましたよね。
ひょっとすると、
雲の上に出てしまえば お天気なのかもしれない?
ちょっとだけ期待感が出てきた瞬間でした。
先ほど、
この電車は「ほとんど 真っ暗なトンネルの中を走る」
と書きましたが
それは 何故かというと
「アイガーの壁の中を進む」からなのです。
アイガーの壁の中を掘って、電車を通したんですね。
(なんだか すごい。日本人とはちょっと発想が違う気がします)
そして、途中駅では
電車が数分間停車して
「壁の外」を見に行く時間をとってくれます。
駅は当然、壁の中にあるわけですが、窓があって、
そこから壁の外を眺められるのです。
壁の外↓ がっかり
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/b_body_deject.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/e5/a3fe7fe1cb8fdae03d608a06b5510390.jpg)
最初の停車駅「アイガーヴァント(Eigerwand)」(2865m)にて。窓の外を眺める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/ed/26ac463ebc4a02eb25e438c6b22c72d5.jpg)
もしも景色が見えるとするならば、グリンデルワルト方面だそうです。
でも、この時に見えたのは、
一面を覆う 暗い灰色の雲と
月のようにまん丸い 雲で霞んだ太陽だけでした。
「登山列車に乗る ~雲上世界へ~」へ つづく
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