ぺんぺんぐいん

ぺんぎん歩きは卒業したよ。

シイン。

2005-08-09 00:32:12 | いろいろ
渋谷の東急将棋祭に寄ってから汐留へパフォーマンスを観にいく予定だったんだけど、
先輩がちょうど今トルコ人を東京案内してもうすぐ渋谷に行く、とのことだったので合流。

ぺん「Hi.」
トルコ人「こんにちは。」

や やたらと日本語がうまいw というわけで以下全て日本語。

名前はガーリップ。最初ガーリックに聞こえた。
というか、基本的に知らない単語というのは子音が聞き取りにくい。

先輩に質問。
ぺん「ガーリックの最後の子音はなんですか?」
先輩「は?ガーリップの最期の死因??

あらあら。結局“p”だったことが判明。
Kazumaも、zなのかsなのかで間違えられることが多い。名前はむずかしい。

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韓国料理を食べて、がーりっぷ「オハカイッパイネ。」
・・おかです。

その後がーりっぷの知り合いのトルコ人で、
今は大学の博士課程に留学中のサダという女の子も合流。

偶然なのかはわかんないけどやけに二人ともやたらと筋肉質。
筋トレしてもっと筋肉つけたくなった。二人と並ぶと異常に見劣りするんだもん。。

さらに先輩の友達の友達二人と合流して
なんかもうほとんどお互い初対面のような面子で根津で飲み。

トルコ語と日本語と英語が入り乱れてカオスだった。

サダは日本語がほとんど話せないんだけど、英語はネイティブ並みにうまい。
で、話してて気付いたんだけど、
それくらいのレベルの人とだとかえってうまく喋れないことに気付いた。

言葉ってリズムがある。言語習得レベルに大きな差があると、
双方の話す内容の量や深さ、スピード、語彙レベルに差が出てしまって、
会話が若干ぎこちなくなるし、ヘタな自分の側はムダに焦っちゃったりすることになる。

やっぱもっと勉強しないといけないんだなぁ。

++++++

会話の中の一コマで、「へぇ」と思った言葉があった。

一人が「酒も飲まないし、彼女もいない」、と言ったら
サダ「なんで?」
「仏教徒だから。笑」

まあ、その人が本当に飲まないのか、彼女がいないのか、
本当に仏教徒なのかはどれも疑問というかおそらく冗談なんだけど、

サダ「No drinks, no fucking, what are you living for, then?」

まあこれも半分冗談なんだろうけど、ハッとさせられた。

そういや世の中には飲む打つ買うなんて3つの道楽があるんだっけ。
でも道楽のために生きてるつもりはない、というより久しく「道楽」という言葉を忘れていた。
「道楽」という概念は、その対極にあるであろう「苦労」とか「節制」とかの概念と比して初めて存在しうるわけだ。

日常生活のルーティーンワークに飽きを感じるからこそ、そこからの逸脱を求める。
日ごろの労働で疲弊しているからこそ、道楽で一時の悦楽を求める。

「酒もなければ女もいない、あんたなんのために生きてるの?」なんてのは
僧侶をからかう時の常套文句でもあるんあろうけど、
そういう言葉が女の子の口から出てきたこともあってかその瞬間、
脳裏にはそうした対面にある概念がよぎってハッとさせられた。

そういうものを背負ってるのかな、って。考えすぎか。

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そんなこんなで明日からはまた取材。中学生名人戦です。

秋から留学する同じ学科の人が、最期にフランス科部屋に詣でるというので行きたかったんだけど残念。
昼休みにちょっと抜けたりできないかなぁ。



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