そうそう、そういえばパスポートなくしました。
++++
いや、基本的にセキュリティ対策は普通の観光客の3倍くらいしっかりしてるはずなんです。
カバンには必ず南京錠をかけるし、財布は必ずチェーンでズボンにつないでおいて、
首から提げるセキュリティポーチや腹巻き型のセキュリティグッズにパスポートやカードを入れておくし。
2、3分に1回は必ずポケットの中身がなくなってないか手で触って確認します。
人混みの中で人と接触があった場合も、その瞬間にポケットの中を確認します。
保険の書類も持参しているし、パスポートのコピーもカバンやポケット、スーツケース各所に入れてあるし・・
+++++
ところがですね 何が起こったのか、ふと気付いたら、
首から提げるタイプのセキュリティポーチが、ヒモだけになってました。
あれ、あれ。ない、ない。・・ない。ない。ないぞー。
パスポートやーい。でてこーい。困るじゃんかー。
・・ない。
こまった。
こまったあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
+++++
とゆーわけで スタッフに報告。
その日一日は滞在ビザ発行のために動き回ることに。
王くんという日本語も中国語も完璧な人に同行してもらって、
最寄の派出所やら公安やらを回ります。
「はぁ?どこで落としたのかはっきりしない?そんなんじゃ紛失届けは発行できないわよ」
とか、体重120キロはあろうかという婦警さんが凄んできます。
負けじと何やら中国語で言い返しまくる王くん。王くんがんばれー。
って思って見てました。なにしろ言葉ができないので見てるしかないのです。
タクシーで15分のとこにある派出所に行って。
まわりはスラム街みたいな感じで、ボロ屋に家族が住んでるような奥地に
空き家にソファと机を置いただけのような派出所がありました。
中には太った屈強そうな警官たちが、やる気なさそにタバコふかしてゴロゴロしてます。
「身分証明書はないの?あぁ?!」みたく怒られつつ。パスポートのコピーを差し出して。
なんとか事案証明書だかなんだかを書いてもらって。
そこからまたタクシーで30分ほどのところにある公安へ。
「お昼休みです。」
二人でジャージャー麺を食べて、再チャレンジ。
「ここの窓口ではありません。3階に行ってくれ。」
「はあ?そんな話聞いたことないよ。1階に行ってみてくれ。きっと対応してくれるから。」
「なに、また来たの?だから3階だって言ってるだろ。いい加減にしろ。」
などなど たらい回しされまくり。
結局、別のもっと大きな公安に行く必要があることが判明しました。
( 派出所の人に教わった行き先は間違ってたんです。ひどい。)
++++
で、さらに大きな公安部局へ。
長い長い列に並びます。やっと自分たちの順番が来て、王くんががんばって延々説明してくれます。
ちゃんと証明書も出してもらってるんだ。ほんとに紛失したんだ。って。
「ふうん。あ、そ。じゃこれ書いてくれる?」
英語で紛失の状況を事細かに書き込みます。書いたぜ。
「はい、じゃ写真撮ってきて。」
うひ??写真ですか??写真の撮影所に行って、並んで、写真撮らされました。
+++++
一事が万事この調子で、たらい回しされ、タクシーで何十分も移動し、
列に並び、厳しい口調で問い詰める係員に対抗し・・
しかも30度の猛暑です。いい加減げんなりだじょ。
+++++
そうしてラスボス手前くらいのステージ、領事館へ到着しました。ようやく日本語が通じます。
「あ、山内さんですか?パスポートを拾ったという電話がさっきありました。
この番号に自分でかけてみてください。」
あった!!!!びっくり!!!!
++++
清掃業者のおじさんおばさんが、ホテルの近くで拾ってくれたんだそうです。
北京市内中を走り回ったのに・・
しかも同封してあった500元とクレジットカードも返ってきました。
おじさんおばさん親切です。お礼に果物をたくさん買って、手紙を書いて(王君に翻訳してもらって)、持って行きました。
清掃業者さんの建物に入ると、応接間に通されて。お水もいただきました。
みなさんにこやかに話しかけてくださって。記念写真とかも撮っちゃいました。笑
それから、感謝状を書いて、握手して、お別れしてきました。
++++
ほんと、これまでの苦労がすべて報われるような、そんなひと時でした。
清掃のおじちゃんたちはいい人だったよ。うん。
王くんにも超感謝です。彼は中国人なのに東大で勉強してるかなーり頭のいい人です。
係員のぞんざいな対応にもめげず、粘り強く交渉してくれました。
ほんとにほんとに、お世話になりっぱなしの北京滞在でもあったということで。
++++
そんなこんなで、タクシー代と果物代の少しばかりの出費を抱えつつ無事にパスポートは見つかったのでした。
もうこんなことがないように。
しかしセキュリティポーチが損傷するとはね。やられたぜ。
どんなものの、100%の信頼をおくのは危険ということですね。
絶えず安全対策を怠らず。緊急時の対応・心の準備も忘れずに。
気をつけていきたいと思います。
++++
ではー。
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いや、基本的にセキュリティ対策は普通の観光客の3倍くらいしっかりしてるはずなんです。
カバンには必ず南京錠をかけるし、財布は必ずチェーンでズボンにつないでおいて、
首から提げるセキュリティポーチや腹巻き型のセキュリティグッズにパスポートやカードを入れておくし。
2、3分に1回は必ずポケットの中身がなくなってないか手で触って確認します。
人混みの中で人と接触があった場合も、その瞬間にポケットの中を確認します。
保険の書類も持参しているし、パスポートのコピーもカバンやポケット、スーツケース各所に入れてあるし・・
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ところがですね 何が起こったのか、ふと気付いたら、
首から提げるタイプのセキュリティポーチが、ヒモだけになってました。
あれ、あれ。ない、ない。・・ない。ない。ないぞー。
パスポートやーい。でてこーい。困るじゃんかー。
・・ない。
こまった。
こまったあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
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とゆーわけで スタッフに報告。
その日一日は滞在ビザ発行のために動き回ることに。
王くんという日本語も中国語も完璧な人に同行してもらって、
最寄の派出所やら公安やらを回ります。
「はぁ?どこで落としたのかはっきりしない?そんなんじゃ紛失届けは発行できないわよ」
とか、体重120キロはあろうかという婦警さんが凄んできます。
負けじと何やら中国語で言い返しまくる王くん。王くんがんばれー。
って思って見てました。なにしろ言葉ができないので見てるしかないのです。
タクシーで15分のとこにある派出所に行って。
まわりはスラム街みたいな感じで、ボロ屋に家族が住んでるような奥地に
空き家にソファと机を置いただけのような派出所がありました。
中には太った屈強そうな警官たちが、やる気なさそにタバコふかしてゴロゴロしてます。
「身分証明書はないの?あぁ?!」みたく怒られつつ。パスポートのコピーを差し出して。
なんとか事案証明書だかなんだかを書いてもらって。
そこからまたタクシーで30分ほどのところにある公安へ。
「お昼休みです。」
二人でジャージャー麺を食べて、再チャレンジ。
「ここの窓口ではありません。3階に行ってくれ。」
「はあ?そんな話聞いたことないよ。1階に行ってみてくれ。きっと対応してくれるから。」
「なに、また来たの?だから3階だって言ってるだろ。いい加減にしろ。」
などなど たらい回しされまくり。
結局、別のもっと大きな公安に行く必要があることが判明しました。
( 派出所の人に教わった行き先は間違ってたんです。ひどい。)
++++
で、さらに大きな公安部局へ。
長い長い列に並びます。やっと自分たちの順番が来て、王くんががんばって延々説明してくれます。
ちゃんと証明書も出してもらってるんだ。ほんとに紛失したんだ。って。
「ふうん。あ、そ。じゃこれ書いてくれる?」
英語で紛失の状況を事細かに書き込みます。書いたぜ。
「はい、じゃ写真撮ってきて。」
うひ??写真ですか??写真の撮影所に行って、並んで、写真撮らされました。
+++++
一事が万事この調子で、たらい回しされ、タクシーで何十分も移動し、
列に並び、厳しい口調で問い詰める係員に対抗し・・
しかも30度の猛暑です。いい加減げんなりだじょ。
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そうしてラスボス手前くらいのステージ、領事館へ到着しました。ようやく日本語が通じます。
「あ、山内さんですか?パスポートを拾ったという電話がさっきありました。
この番号に自分でかけてみてください。」
あった!!!!びっくり!!!!
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清掃業者のおじさんおばさんが、ホテルの近くで拾ってくれたんだそうです。
北京市内中を走り回ったのに・・
しかも同封してあった500元とクレジットカードも返ってきました。
おじさんおばさん親切です。お礼に果物をたくさん買って、手紙を書いて(王君に翻訳してもらって)、持って行きました。
清掃業者さんの建物に入ると、応接間に通されて。お水もいただきました。
みなさんにこやかに話しかけてくださって。記念写真とかも撮っちゃいました。笑
それから、感謝状を書いて、握手して、お別れしてきました。
++++
ほんと、これまでの苦労がすべて報われるような、そんなひと時でした。
清掃のおじちゃんたちはいい人だったよ。うん。
王くんにも超感謝です。彼は中国人なのに東大で勉強してるかなーり頭のいい人です。
係員のぞんざいな対応にもめげず、粘り強く交渉してくれました。
ほんとにほんとに、お世話になりっぱなしの北京滞在でもあったということで。
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そんなこんなで、タクシー代と果物代の少しばかりの出費を抱えつつ無事にパスポートは見つかったのでした。
もうこんなことがないように。
しかしセキュリティポーチが損傷するとはね。やられたぜ。
どんなものの、100%の信頼をおくのは危険ということですね。
絶えず安全対策を怠らず。緊急時の対応・心の準備も忘れずに。
気をつけていきたいと思います。
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ではー。
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