ぺんぺんぐいん

ぺんぎん歩きは卒業したよ。

なんなんでしょ。

2008-01-06 03:21:04 | いろいろ
誤解を恐れずに書けば、別にぼくは文化とか芸術とかどうでもいいと考えてる。

世の中の少なくない人々が、特にゲイジュツとか触れないままに暮らしてるからだ。
娯楽もさんざん多様化した現代において、そんなどこぞの博物館がどうとか、
それへの補助金がどうとか、まあはっきり言ってたいした問題ではないよね。

++

問題は、そうした文化だのなんだのの話がどれくらい大したことなくて、
で、どれくらいの影響力や重要度を持っていて、
それがほかの分野と較べてどれくらいなのか、だ。

あるいは、どういう条件化において、文化が重要であると言えるような局面が現出するのか、そこが気になる。

場合によってはもしかしたら文化の力がどこかの途上国を支え得るかもしれない。
場合によってはもしかしたら文化に対する姿勢がその国の真の姿を象徴することになるかもしれない。

いつ、どこで、どんな条件化において、文化とは、文化政策学/文化経済学が重要な働きを成しうるのか。

そこからより包括的で大きな問題を照射できるようなケースは、本当にあるのか。

+++

まだたいして論文を読んだわけではないけれど、結局、
「だから、どうしたの?」というところに応えてくれる論文はいまのところ見つかっていない。

より広義の文脈に位置づけ、現代社会を、現代世界に投射できる一片を担うような論文はないものか。

+++

なんか偉そうだ。

今度なにかで発表する機会には、文句を並べ立ててみようか。

たぶん学者さんたちは頭が良いので、「なぜこの問題が重要足りうるのか」とか
きっと暗黙のうちにわかってしまうのでしょう。きっと。



とかそんな何もわかってないくせにわけわからんこと言うのはやめて、
とりあえず本を読み進めようか。

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