どもっ。棋友館行ってきました。
阿佐ヶ谷の駅前すぐそばにあります。お近くにお住まいの方はぜひ。笑
子どもたちがたくさんいて、とっても良い感じの教室でした~
夜7時くらいまでやってるのかと思って4時頃着いたら、なんと5時まででした。しまった><
でも将棋も何局か指せて満足。キリンの女の子の部で3位だったという中学生の子とも1局。
もう何年も通ってらっしゃるらしいです。
++++
その後はおにぎり先生(でいいんでしょうか?)や常連?の子どもたち若者たちでご飯へ。
こうやって教室の外でもお話できる機会があるというのはとってもいいですね。
そしておにぎり先生の考えが、とても参考になりました。
とっても大切なことなのにこれまでなかなか重視されてこなかった面を、見事に突いているな、って。
「実践」って、最近極めて重要なことだと思ってます。
中学生の体験学習プログラムで朝から夜まで子どもに接していて強く感じました。
書物で考えてることと、実際に経験してることの差は大きい。
おにぎり先生は、実際に色々と実践した中で生まれてきたんだろうなと思わせる考えをたくさんお持ちになっていて、
ひたすら感嘆の相槌を打っていた感じです。笑 いやどうもありがとうございました。
++++
僕が思うに、これまで将棋界においてはプロや奨励会員が神格化されすぎているきらいがある。
もちろん、将棋のプロがプロとしてファンを魅了するのはとっても大切。
だからプロの権威を貶める必要はまったくないし、プロはプロで華やかな存在であってほしい。
ただその一方で、例えば「プロにならないけれども将棋を続けたい」とか
「なかなか強くならないけれども将棋は好き」っていう人、
「幼児教育、初等教育の一環として、あるいは頭脳教育の一環として、将棋をやらせたい」という親御さん、
こういう人たちを、連盟は「ただ指導対局料を払ってくれるだけの存在」として軽視してはいなかったか?
「将棋そのもの」の視点に立てば、弱くなくても存分に将棋に取り組める、優遇してもらえる環境があってもいい。
その人なりに持ってる良い所というのは必ずあって、活かせる面もたくさんある。
当然ながら、将棋に取り組むことを通して身につくこと、得られる満足感だってある。
しかしそれをいかにして存分に引き出すか?
・・できることはたくさんある。
おにぎり先生の具体的な案をたくさん聞いて、確信した。
++++
「『将棋』にまつわる価値を引き出して、サービスとして提供する」
理念の上では何回かここにも書いた。そういうことをやる組織があってもいいはず。
いやむしろそういう組織が求められているのではとすら思う。
(ちょろっと補足:
日本将棋連盟はその沿革にしろ現状にしろ、「棋士同士の互助会」という性格を持つ。
つまり「将棋の専門棋士」としてスポンサーについてもらって生活していけるようにするための組織である、ということ。
理念の上では「将棋道の発展」を掲げていて、もちろん「普及課」とかもあるけれど、
例えば組織の構成員(社団法人における正会員)が全員プロ棋士であることなどからもわかるように
基本的にはプロ棋士のプロ棋士によるプロ棋士のための集団なのでプロ棋士の利益が優先される。)
++++
だからプロはプロで活躍してもらっていい。(みんなでプロを応援しよう!!)
だけど教育との関連とか地域振興的な観点とか趣味としてのサービス提供とか、
そういうのは別にプロだけでやる必要はまったくない、
というかプロじゃない人が中心になる方がやりやすいのでは?
ノウハウを持った人がプロの人・視点も取り込みつつやっていけば、プロの存在をよりよく活かせるかも。
++++
大学将棋も、もっといろんな学生と交流できる機会があるといいのにな。
いろいろ学生将棋の人知ってるつもりだったけど、
行ったことのある将棋部を数えたら東大慶応早稲田一橋明治くらいで、愕然とした。
将棋部なんてもっとたくさんあるのに。。
そしてそれぞれの将棋部に、また面白い人たちがいるであろうのに。。
なんかさぁ、「強い人同士で知り合ってるだけ」とかって勿体ないよ。絶対。
あるいは麻雀を通して知り合うだけってのももったいない。笑 麻雀できないと知り合えないじゃん。
もっとお互いに楽しめる場、お互いに建設的なことに取り組める場がほしい。
++++
プロやプロのファン、アマチュア、学生、小中高生、小中高生の親。
将棋界を取り巻くアクターはたくさんいて、その全体を視野にいれて動ける人なり組織なり、いればいいんでない?
アクター同士の連携と、アクター内でのネットワーキング。これ、あったら大きいと思うんだけどなぁ。
++++
なにはともあれ!
本日は大変お世話になりました。ペコリ。
また後輩とか来てくれる人いたら連れていこうかなぁと思います。
強い子対象の教室だとある程度強くないと連れていきにくいんだけど、こういう
「強さに関係なく将棋を趣味として健全に育ってほしい」
という考えでやってらっしゃる教室なら、いろんな人を誘いやすい。
今日も23級の子とかいたし。いいよね、そういうの。
来てくれる大学生いるかなぁ。高校生でもいいし。
なるべくなら、男女比のバランスも揃えたいところ。
強い人ももちろん歓迎。「人に教える」って、実は自分のためにもなりますよん。
++++
書ききれなかったけど、一緒にご飯食べた方たちともまたじっくり話してみたいです♪会えてよかった。
ほんと、とっても有意義な一日でした☆
阿佐ヶ谷の駅前すぐそばにあります。お近くにお住まいの方はぜひ。笑
子どもたちがたくさんいて、とっても良い感じの教室でした~
夜7時くらいまでやってるのかと思って4時頃着いたら、なんと5時まででした。しまった><
でも将棋も何局か指せて満足。キリンの女の子の部で3位だったという中学生の子とも1局。
もう何年も通ってらっしゃるらしいです。
++++
その後はおにぎり先生(でいいんでしょうか?)や常連?の子どもたち若者たちでご飯へ。
こうやって教室の外でもお話できる機会があるというのはとってもいいですね。
そしておにぎり先生の考えが、とても参考になりました。
とっても大切なことなのにこれまでなかなか重視されてこなかった面を、見事に突いているな、って。
「実践」って、最近極めて重要なことだと思ってます。
中学生の体験学習プログラムで朝から夜まで子どもに接していて強く感じました。
書物で考えてることと、実際に経験してることの差は大きい。
おにぎり先生は、実際に色々と実践した中で生まれてきたんだろうなと思わせる考えをたくさんお持ちになっていて、
ひたすら感嘆の相槌を打っていた感じです。笑 いやどうもありがとうございました。
++++
僕が思うに、これまで将棋界においてはプロや奨励会員が神格化されすぎているきらいがある。
もちろん、将棋のプロがプロとしてファンを魅了するのはとっても大切。
だからプロの権威を貶める必要はまったくないし、プロはプロで華やかな存在であってほしい。
ただその一方で、例えば「プロにならないけれども将棋を続けたい」とか
「なかなか強くならないけれども将棋は好き」っていう人、
「幼児教育、初等教育の一環として、あるいは頭脳教育の一環として、将棋をやらせたい」という親御さん、
こういう人たちを、連盟は「ただ指導対局料を払ってくれるだけの存在」として軽視してはいなかったか?
「将棋そのもの」の視点に立てば、弱くなくても存分に将棋に取り組める、優遇してもらえる環境があってもいい。
その人なりに持ってる良い所というのは必ずあって、活かせる面もたくさんある。
当然ながら、将棋に取り組むことを通して身につくこと、得られる満足感だってある。
しかしそれをいかにして存分に引き出すか?
・・できることはたくさんある。
おにぎり先生の具体的な案をたくさん聞いて、確信した。
++++
「『将棋』にまつわる価値を引き出して、サービスとして提供する」
理念の上では何回かここにも書いた。そういうことをやる組織があってもいいはず。
いやむしろそういう組織が求められているのではとすら思う。
(ちょろっと補足:
日本将棋連盟はその沿革にしろ現状にしろ、「棋士同士の互助会」という性格を持つ。
つまり「将棋の専門棋士」としてスポンサーについてもらって生活していけるようにするための組織である、ということ。
理念の上では「将棋道の発展」を掲げていて、もちろん「普及課」とかもあるけれど、
例えば組織の構成員(社団法人における正会員)が全員プロ棋士であることなどからもわかるように
基本的にはプロ棋士のプロ棋士によるプロ棋士のための集団なのでプロ棋士の利益が優先される。)
++++
だからプロはプロで活躍してもらっていい。(みんなでプロを応援しよう!!)
だけど教育との関連とか地域振興的な観点とか趣味としてのサービス提供とか、
そういうのは別にプロだけでやる必要はまったくない、
というかプロじゃない人が中心になる方がやりやすいのでは?
ノウハウを持った人がプロの人・視点も取り込みつつやっていけば、プロの存在をよりよく活かせるかも。
++++
大学将棋も、もっといろんな学生と交流できる機会があるといいのにな。
いろいろ学生将棋の人知ってるつもりだったけど、
行ったことのある将棋部を数えたら東大慶応早稲田一橋明治くらいで、愕然とした。
将棋部なんてもっとたくさんあるのに。。
そしてそれぞれの将棋部に、また面白い人たちがいるであろうのに。。
なんかさぁ、「強い人同士で知り合ってるだけ」とかって勿体ないよ。絶対。
あるいは麻雀を通して知り合うだけってのももったいない。笑 麻雀できないと知り合えないじゃん。
もっとお互いに楽しめる場、お互いに建設的なことに取り組める場がほしい。
++++
プロやプロのファン、アマチュア、学生、小中高生、小中高生の親。
将棋界を取り巻くアクターはたくさんいて、その全体を視野にいれて動ける人なり組織なり、いればいいんでない?
アクター同士の連携と、アクター内でのネットワーキング。これ、あったら大きいと思うんだけどなぁ。
++++
なにはともあれ!
本日は大変お世話になりました。ペコリ。
また後輩とか来てくれる人いたら連れていこうかなぁと思います。
強い子対象の教室だとある程度強くないと連れていきにくいんだけど、こういう
「強さに関係なく将棋を趣味として健全に育ってほしい」
という考えでやってらっしゃる教室なら、いろんな人を誘いやすい。
今日も23級の子とかいたし。いいよね、そういうの。
来てくれる大学生いるかなぁ。高校生でもいいし。
なるべくなら、男女比のバランスも揃えたいところ。
強い人ももちろん歓迎。「人に教える」って、実は自分のためにもなりますよん。
++++
書ききれなかったけど、一緒にご飯食べた方たちともまたじっくり話してみたいです♪会えてよかった。
ほんと、とっても有意義な一日でした☆
将棋教室をやっていて最大のジレンマは「この子たちを強くして、ぼくはなにを求めているんだろう」ということでした。
将棋が強くなる→プロを目指す→イバラの道、であることをぼく自身が熟知しているので、本人も親御さんもそれを納得してプロを目指すなら応援いたします。
それも一局ですが、中学→高校→大学→社会人でプロにならなくても将棋は楽しめる、という筋道を作ってあげたいのです。リコーさんにお願いして日本選手権に行ったのも、みんなに「アマにもこんな大舞台があるんだよ」ということを見せたかったのです。
なにはともあれ、今後ともよろしくお願いいたします。
もちろん将棋三昧で一生を過ごせたらそれも幸せなのかもしれませんが、
やはりプロになれるのは一握り。
そして全員が全員、厳しい競争に何年もさらされる必要はないですね。
もちろん、本人が望むのであれば応援すればいいとは思いますが。
弱くても楽しめる、時間がなくてもないなりに楽しめる、
そういう道を作ることの大切さ、同意見です。
またお話お聞かせくださいませ。
その時には後輩など連れていけたらと勝手に思ってます。笑
それでは、どうもお世話になりました!
またよろしくお願いいたします(m_ _m)
私もおにぎり先生の方針というか棋友館の雰囲気が好きなんですよ。それを決定的に思ったのは、1年くらい前幼児教室の当日におにぎり先生の奥様が所用でこれなくて、娘さんの葉月ちゃんをはじめとした3人くらいの女の子が教室を手伝っていたんです。その自然な雰囲気がとってもよくて、自分の娘もこんな風に後から教室に入ってきた子供たちを自然に教えるようになったらいいなぁと思ったのです。
強くなってくれた子が下の子を導いてくれるのが教室のいいあり方だと思います。一番の将棋の先生って「ちょっと強いお兄ちゃん、お姉ちゃん」なんです。
大学将棋部のお兄さん、お姉さんが、今後の将棋界のカギを握っているのです(これがなかなか、本部は理解してくれないんです)。
Beaverさんはお嬢さんを棋友館に連れていらっしゃってるんですね。
なんか急に現実世界での間接的なつながりが見えて、不思議な気分です。笑
子どもが子どもを導くサイクル、とってもいいなと思います。
そうなるともはや只の将棋教室を越えて、
温かい教育の場ですらありますよね。
そしておにぎり先生の目指すところ、あるいは既に実現されているところは、
そのような場なんですよねきっと。