goo blog サービス終了のお知らせ 

ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』

2013年10月14日 | 映画


名作だった。
もう名作といっていいでしょう。
不勉強でどんな作品か全然知らなくて、予備知識もなく観たんだけど、もう劇場から出るときは、涙でボロボロだった。こんなに泣ける映画はいつ以来だろう?というくらい。もう何度も何度も波状攻撃のように泣けるシーンがでてきて、なんなんだ、このアニメ。すごすぎる・・・。
正直旦那が誘ってくれなければ見なかった映画。つまんなかったら、寝てよう・・くらいの気持ちで映画館で座ってました。大間違いだったよ
TVでアニメやってた時とか、もちろんタイトルくらいは知ってて、「高校男子に人気のアニメ」ってくらいは認識してたけど、たいていそういうアニメはどうも肌が合わないものが多いので、これもそういうものだと思ってた。
こんなアニメだったとは!もっと早く知っておけばよかったのか、今のタイミングでよかったのか。とにかく、このアニメを見る前と後じゃ、なんか人生変わるくらいな感じです。
映画館には高校生とか、もちょっと上くらいの男の子同志が多かった。男女数人のグループで来てる子たちも。
おばちゃんたち、場違いでごめんね。でもめっちゃ泣かせてもらいました。
こんなに泣ける映画だと知ってたら、ハンカチを膝の上に置いておくんだった。しっかりカバンに入れてたので、途中で我慢できずバッグをゴソゴソと探す羽目に

わたしもおこしのつぶになりたい。




『陽だまりの彼女』

2013年10月14日 | 映画
あれ、二日目なのに、思ったより入ってなかったな。
薄桜鬼のほうが多かったくらい。
松潤×上野樹里。
松潤も、こういう役やるんだなあと思った。マンガにでてくるような男の子な感じ。
上野樹里ちゃんは、もうぴったりで。彼女しかいない。というか彼女をイメージしての小説?ってくらいな感じ。
以前小説のほうは読んでいたので話は知ってたけど、まあファンタジーですかね。
二人のファッションがすごくかわいくて、観てて楽しかった。こういう服を娘や息子が着てくれればいいのに。

浩介の仕事が、広告代理店で、クライアントさんとの打ち合わせとか、ああ、こんな感じ・・ってわかるなあと・・。
でもあんなに一生懸命仕事したのに、話の展開でいくと、なかったことになっちゃうんで、それもさみしいような。

そして奥手の男の子に、こんな風に恋ができて成就するという展開が、わが息子を鑑みて、ちょっと泣けるところもあり・・。

秋にふんわりと楽しむ映画かなあ。

『劇場版 薄桜鬼 第一章 京都乱舞』

2013年10月13日 | 映画
防府で、2週間限定上映。
ゲームはしないし、TVも観てないし、全然話もわかんないのですが、後学のために(?)行ってきました。
アニとか、アニメ雑誌とかで絵はよく見知ってますが、ちゃんと見るのは初めてで、どうなんだろ・・と期待半分くらいで、観たんですが、おもしろかった!!
TV版をまとめたものなのかな?よくできてました。
観てる間何度も、声に出さず「土方さん、かっこいい!」と叫んでました。
観終わって、映画館をでたとたんに、旦那と「土方さん!かっこいい!!」と言い合ってしまいました。
もう気持ちは乙女
観る人をみんな乙女に変える恐ろしいアニメだ。
千鶴ちゃんになって、土方さんに守られたい!
って全員思うはず!

土方さんがセリフも絵もほんとにかっこいい
いや、ほんとにただそれだけでここまで熱くしてくれるとは・・・。
ちょっと思いのほか、魂、持って行かれた感じです

戦闘シーンで、千鶴をみんなが身を挺してかばってくれるんだけど、「ちょっと!この中で一番最強キャラって千鶴じゃね?」と毎回思ってました 守られるくらいなら、お前が戦ったらどうよ?みたいな・・。だってたぶん最強のはず。

もっと花や蝶な感じかとなんとなく思ってて(だって、絵が半端なく美し過ぎる)、結構話は硬派・・というか、完全にではないけど、史実を追いながら作ってあるので、ちょっと意外だった。そして、ちゃんと新選組が京から落ちていくあたりまで描いてあるので、みてて辛くなる。特に、伏見のあたりから、先を考えてしまうので

しかし、ほんとに土方さんがかっこよかった。土方さんを見るためだけに、また映画館に行きたいくらいだ。
そして、この年になって、ようやくはっきりと自覚してきた。私は土方さんのファンなんだな・・。
リアル土方さんも、銀魂の土方さんも、薄桜鬼の土方さんも、菅野さんの描く土方さんも・・。たぶん心底好きだ…。


久しぶりに、大声で、「かっこいい」って叫びたくなる映画、みたって感じ

『そして父になる』

2013年10月07日 | 映画
久々に2時間映画の世界に浸りきって、ちょっともどれないくらいの感じに…。
6歳の息子は、実は他人の子供だった・・という映画でした。
福山さんの演じる良太は、すごくわかるなあ・・。こんな感じ方をする父親って、男のヒトにはいかにもいそうじゃないですか。
最初に取り違いがわかったときの良太の反応が、きっとうちの旦那も同じだろうなと思った。旦那も「自分も言いそうなセリフだった・・」と そして、私はきっとその言葉を一生憎むね。
どの役者さんもこれ以上ないというくらいすごくはまっていているんですが、特に真木ようこさんがよかったなあ。女の人には実感をもってこういってほしいというセリフを言ってくれて。
女の人の懐の深さ、度量の広さみたいな、なんというか腹をくくったところがよかったなあ。かっこいい

悩みながら、父親になっていく良太もよかったな。

何度も泣けました。親の気持ちも子供の気持ちも、悲しさも幸福感も身近にある実感のもてるものだった。でもそれは自分に子供がいるとかいないとかたぶんあまり関係なく、人としてたぶん心を動かされるものだと思いました。

いい映画だった。

関係ないけど、チケットの列に並んでいるときに、後ろの若い女の子ふたりが、「風立ちぬ」について話していて、「友達が全然わかんなかったって~。わけわかんない映画らしいよ」って。
ムッ 映画の悪口は自分でみてから言えって!

キャプテンハーロック

2013年09月07日 | 映画
ほかに特に見たいものもなかったので・・というわけでもないが、もうすごくモチベーション高く観に行ったわけではなく・・。
どういうファン層を狙ってるんだろう。
観客は40~50代の方が多かったような気がする。うちも含めてね。夫婦50割のおかげかなあ。往年のハーロックファンとか、松本零士さんファンが多いかな。全然違うだろう?みたいな方もおられましたが。

昔のキャプテンハーロックとはもう全然違うものだと思えば、CG映画ってきれいなもんだなあと思いつつ楽しむこともできます。
というか、もうなんか昔のハーロックって結局どんな話だったっけっていう感じに、記憶が薄れてる私。TV版のエンディング曲はアニメとともに浮かぶのに!
アルカディア号ってこんなんだっけ?
ハーロック、そんなすごい悪いことして追われてたの?? ただの反逆者の海賊じゃないの??
この映画の流れでいくと、一番悪い人???みたいな…

ほかにもいろいろなぜ??と思うことも多くて、いや私の映画の見方が悪いんだと思うんですが 釈然としないまま終わった感あり。

イソラが良かったです!泣いたよ 感動で。
森川さんの声がかっこよかったです



ガッチャマン

2013年08月31日 | 映画
桃李くんと綾野くんなら、見にいくでしょう!やっぱり。
二人ともかっこよかった!!

でも、キスで移っちゃうって!!
なんて恐ろしい設定なんだ!
もう二人はキスもできないじゃないですか!

ってそんな妄想はおいておくとしても、続編作る気満々なんだ

『終戦のエンペラー』

2013年07月29日 | 映画
予告ですごく期待感があって、「これは史実を知るためにもみなければ!」と期待していったんだけど、なんか私にとっては「恋愛」がじゃまだった…。なんなんだ、このきれい過ぎる恋話は…。
あ、でもこれも史実なのかも。
主人公は実在の人物だし。
出だしのテンポのいい緊張感あふれた導入はよかったんだけど。
いや、悪くはないんだけど。
こういう風に、戦後処理をしていったんだろうなあ・・とリアルに感じたし。
マッカーサーと昭和天皇の対面シーンは、やはり感動だった。こころを打たれずにはいれない。

まあ、映画の内容が内容だけに、年配の人が圧倒的に多かったし、2日めということもあり、人も多かった。
もっと人が少ないときに行けばよかったな。
なんかマナーの悪い人が多くて
隣の座っていたおばちゃん二人は、しょっちゅう映画中に話をしてるし、エンディングロールが流れている間中、世間話をしていた
映画の感想を言い合ってるならいざ知らず、全然関係ない近所の人の話とか、なんで今話さなきゃならないの
自分ちのリビングと勘違いしてるのか?

ああいうおばちゃんにはなりたくない


『ハル』

2013年07月29日 | 映画
旦那とK介と行く。
もう一日1回しか上映していなくて、今週で終わりということだった。
ちょうど塾の迎え時間と、映画の開始時間が被ったので、これ行かない?とチラシをみせたら、珍しくK介が「行く」っていうので、3人でみることに。
近未来の京都を舞台にした、恋人に死に別れた子と、ロボットとの物語。
すごくきれいに作ってあった。
ああ、そういうことなのか・・・ってそこがみそなんだね。
エンディングテーマを聞きながら、泣けました。

1時間くらいの中編なんだけど、かなり濃密な内容になってました。

夜の回なんだけど、思ったより人がはいっていたなあ。それも、かなりアニメファンだろう・・貴方たち・・。って人ばかりだった。
映画はやはり映画館でみるべし。

『風立ちぬ』追記

2013年07月22日 | 映画
毎日新聞の日曜くらぶに早速映画評がでてたけど、映画としての美しさは評価するけれど、子供っぽすぎるという意見でした。
たぶんそこがこの映画の評価を分けるところだろうなあ。
宮崎さんの夢そのものなんだと思います。
風景の美しさも、奈緒子の美しさも、美しい飛行機を作るというテーマも。
物語としては、甘いかもしれないけれど、夢は美しく哀しいものだから、これはそういう映画なんだと思いました。

自民の大勝のニュースを見ながら、戦争の時代にならなければいいが・・と思いました。
戦争をしない国という決意をこの党はもっていないと思うので、ほんとに怖いと思います。