ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

「一度きりの大泉の話」萩尾望都

2021年04月25日 | イロイロ感想
中学1年の時、萩尾先生のポーの一族に出会って以来、ずっとファンでした。ポーの一族や、11月のギムナジウム、トーマの心臓が10代の私の心を作ったといっても過言ではないと思います。
その萩尾先生の語る大泉の話。コピーを読んで、若い時代ならではの辛かったことも書かれているんだろうなあと想像はしてたけれど、読み終えて、こんなに心に重く残るものだとは。
キャベツ畑に囲まれた家での萩尾先生たちの生活は、当時の読者の憧れでもありました。
知ってよかったのか、知らないままのほうがよかったのか、なんとも言えません。
でも萩尾先生の苦しみと痛みは、もう忘れられません。今、こうして本にして世の中に出すということにも覚悟があったと思います。

イギリスに留学されたときの毎週のエッセイもとても楽しみにしてて、帰国されてからの「トーマの心臓」も本当に夢中になって読んでいました。この頃ファンレターを送ったら、エーリクを描いたハガキをいただいて、「どうかアンケートを出してください!」って悲鳴のようなコメントが書いてあって、今思うと切羽詰まってたんだなあと思いました。当時はまさかそこまで危機感があるとは想像できなかったけど。
萩尾先生が漫画家を目指す読者向けに「まんがABC」という漫画を描かれてて、それを読んだ時、漫画家ってこんなに苦しみながら、作品を生み出すのか!とものすごくショックを受けたのを思い出しました。また、この「まんがABC」は、大切に持っていたんですが、もう手元にありません。高校の時、萩尾先生のファンという繋がりで友達になった子がいて、とにかく会う度に萩尾先生の漫画について語り合ってた。でも友達グループは別だったので、そんなによく会う関係ではありませんでした。彼女にこの作品を貸していたんですが、彼女が突然自殺してしまって、それきりに。なぜ自殺したのか?その時は、好きなものがこの世にあるのに、死を選ぶということが信じられなかったです。

そんなこともこの本を読んで、思い出しました。


ナナへのお花

2021年04月22日 | ワンコ
ナナが長らくお世話になった動物病院に、お知らせとお礼の手紙をお送りしたら、お花を贈っていただきました。
お心遣いが嬉しかった。
この時期は、フィラリアのお薬とワクチンのために行ってた時期。毎日きっと多くのワンコが来ていて、賑やかだろうなあ。
小さい頃、すごく痒がっていたのを、穏やかに過ごせるように治していただきました。いつかまた家族を迎える日が来たら、また先生のところにお世話になりたいと思ってます。






夜、ナナがいなくてさみしいよね、これでどう?って娘が持ってきてくれました。
ポケモンのグレーシア。


ナナのように膝に擦り寄ってくれます。
ちょっと癒されました😊



寂しいなあ

2021年04月15日 | ワンコ
ナナのいない生活。
仕事してる時は感じないけど、玄関を開けた途端、ナナの不在を感じて、悲しくなる。
家にいる間中、いつもいつもナナの存在があったことが、今はぽっかりと空洞になってる。
どこにいても寂しい。犬ってすごい。こんなに人を愛してくれてたんだな。どれだけ全身で愛してくれてたんだろうって、あたらめて思う。
ナナのお世話をして、愛してあげてたと思ってたけど、違ってた。ナナが愛してくれてたんだ。何倍も。
ありがとうね。


ナナ ありがとう。

2021年04月13日 | ワンコ
朝、ナナが亡くなりました。16才9ヶ月。
ゲージでいつものように横になって寝てたので、今日は静かだなあと思いながら、朝の支度をして、そろそろ仕事に出かけようと、シートを新しくしようと思って、ナナを抱き上げようとしたら、息がなくなってた。まだかすかに温もりはあるけど、いつものナナの暖かさはなかった。
昨日の夜まで、ほんとにいつも通りのナナだったのに。こんなに突然逝ってしまうんだ。
昨日横抱きで抱っこしてたら、ふわふわしてて、じっとあの目で見上げてくれてて、相変わらず可愛いなあと思った。夜は2時ごろまで一緒にこたつで寝てて、寝室に上がるので、ゲージに入れると、いつも鳴かないのに、ちょっと甘えた声で一鳴きしました。またね。といって2階に上がった。
それが最後になるなんて。

娘に電話したら、忙しい中、休んで帰ってきてくれた。せめてお花を箱に入れてあげようと、赤いガーベラを入れました。いつも赤い色が似合ってたよね。


昨日もいつも通りに夕食は手作りフードをガツガツ食べて、まだ食卓の周りを回って、何か貰えないかなあと見上げてた。結局イチゴとささみスティックを貰ってた。老犬になっても、食欲は衰えず、本能のままだった。
いつも通りのまま、死んだんだなあ。

今までそばにいてくれてありがとうね。
家に居ると、そこここにナナの気配がします。今更ながら、ナナは私や家族をいつも見てたんだなあと思います。ナナを見ると、いつもこっちをみてた。
昼間は家にいないし、構ってやる時間も少ない飼い主でごめんね。

寝てるだけにしか見えないよ、ナナ。
ありがとうね。


友達が、桃の実の枝と小手毬を持ってきてくれました。お心遣い嬉しいです。


最後になりましたが、ともゑさん、いままでありがとうございました。ポポちゃん、長生きしてね。





退院しました

2021年04月02日 | 家族日記
無事退院。
総胆管結石を取り除くための検査入院だったけど、結局石はなくて、泥状のものだったらしいです。
あ、石なかったです!と先生から言われ、はあ😯
でも4日めに痛みがなかなか取れず、膵臓の数値も悪かったので、念のためレントゲン撮りましょうって撮ってみたら、本来食事を取ると排出されるはずのステントがまだ残ってるとのこと。
胃カメラ飲んで、取り除くことに。
しかし、翌日胃カメラ飲んだら、もうステントはいなくなってた💦
昨日まであったんですが😅と、言われても。
結局2回も胃カメラ飲むことに。
もっとも両方とも麻酔で意識なかったので、苦しくはなかったんですが。
総胆管結石は、そんなに珍しいものではないし、不安はなかったけど、実際受けてみると、「私の場合は」ってことばかりで、こんなことになるのかって思いました。胆管造影がものすごくしにくかったと、先生に何度も言われるし。そんなに言われても💦
検査入院、侮れなかった。
次回はいよいよ胆嚢を取る手術です。
今回は切開とかもしてないので、そういう痛みはなかったけど、次回は小さいとはいえ、傷をつけることになるので、痛みはあるそうです。嫌だなあ😢
内科の看護師さんに、次はちょっと痛みますが、頑張ってくださいね🤗と見送られました。








入院中、家事手伝いに来てくれてた89才の母に感謝。実家に送っていく時に、桜見てきました🌸