ゆっくりっちょ

人生、楽しいスパイスを友達に、好きなことしてそこそこ暮らせたら幸せだなあ。

今日、ベランダでは、

2009-06-24 22:32:48 | Weblog
1週間前にチャイブ、ロケット、セージ3種類のハーブの種を蒔いたら
梅雨の中,たくさんの芽が出てきたではありませんか!俄然、ベランダが賑わって来たぞ!
いつも間引きしないで 無精に そのまま植えておくので 皆さん、毎度ひょろひょろ,
........そして それらは さりげなくプランターから姿を消して行くのです.......。
今回は、きちんと間引きして鉢に植えますよ!

 ベランダに出るたびに、昨日、今日と、一匹の蜂と出会ってしまう。
おしりに黄色いラインの入った普通の蜂だ。
その蜂を見ていたら,ソテツの鉢の根元の砂を掘って穴のなかにスイスイ潜って行く。
ちょっと待った! 私の神聖なベランダで なにしてるん!
不信感におののき、ネットで『穴を掘る蜂』を調べたら、出てる、出てる。
捕まえて来た餌の昆虫を 穴の中に埋めているのだそうだ、
ひゃーっ!虫の、虫による、虫のための殺虫か?

そういえば穴に入るときちょっと太った変なスタイルの蜂に見えたのは 
お腹に斑の蛾を抱えていたから?
2回めに見たときは 地味なハエを抱えていた。
しばらく成長を止めていたソテツに 二本の新しい葉がでたところなのに、
その土のなかでは 恐ろしいことが起きている。
土をよく見たら穴は一つだけではない?
そんなときには 殺虫剤のオルトラン、
クールに蜂さんを 始末させて頂くことにしましょう。

レオナール・フジタ

2009-06-24 00:04:55 | Weblog
レオナール・フジタ展を横浜のそごう美術館でやっているので見に行った。

ベルビー赤坂が出来たばかりの頃
ふと立ち寄ったフロアの画廊で1枚のフジタの絵を購入したことから
わたしの画家レオナール・フジタへの興味は始まった。

 もちろん美しいラインと乳白色の絵も すばらしいが、
最近に 公開されるようになった、晩年の住居のアトリエの再現や,
フジタが生活に使っていたであろう皿や、小箱などの日常小物に描き込まれた、かわいらしい絵等、
想像できる丁寧な生活とセンスの良さ、暖かさにうっとりさせられる。

 展示の内容は、ついこの間 上野の森美術館で展示していたものと重複する。
晩年に移り住んだエソンヌ県に建てた、ランスの聖母礼拝堂のために描かれた受難のキリストの図、
その絵の為の何枚もの下描き等、その力強さ、パワーに圧倒される。
若くしてパリ画壇の話題をさらい、時代の寵児となった、異国の地での、どうどうとした振る舞いの
生のフジタをフィルムで見ることが出来た。
 かれこれ10回以上、フジタの展覧会を見て来たが、絵と同様、生き方も波乱に富んでいて興味深い。

フジタ没後の長い間、フジタの絵と品格を守り続けた君代夫人は 今年の4月2日に亡くなったそうだ。