ピアノ連弾 2台ピアノの世界

世界中のピアノ連弾、2台ピアノ作品を演奏しています!

2台ピアノ 原智恵子さん

2010-05-12 02:01:00 | 日記
GWも終わって、今週の土曜日は本番も控えてもいるし、レイセク氏死去の悲しみも抱えていますが、毎日何かしら2台ピアノや連弾ピアノのことで探したり、調べたり、メールを出したりしています。
夕べもアメリカ、イタリア、フランスにメールを出しました。内容は単なる問い合わせメールですが。

ところで、先日、youtubeの私たちのシャブリエの映像に関して短いコメントがありました。
“did you know Chieko Hara de Cassado?”
アメリカの方でした。


「原智恵子さんが亡くなってから詳しいことを知りました。2002年に原さんが1950年に開催したコンサートと同じプログラムでコンサートを開催しました。

モーツァルト 2台のピアノのためのソナタ
サン=サーンス ベートーヴェンの主題による2台のピアノの為の変奏曲
シャブリエ  3つのロマンティックなワルツ

原さんは師であるラザール・レヴィ氏とシャブリエを弾かれました。
duo cassadoのCDももちろん持ってますよ。彼女の演奏も人生も大好きです」

と、簡単な英語で返信をしました。
夕べその返事が届いたのですが、なんとコメントをくださった方は原智恵子さんのアメリカ在住のご親戚でした。日本語があまりわからないから情報が少ない、とのことですぐに日本のサイトの原さんのページをいくつかお知らせしました。
世界中で人気のあるSNSでつながることになり、そこで公開されている貴重なお写真の数々も拝見させてもらいました。

まだ、お互いの自己紹介が済んだばかりなので、これ以上のことはここでは書けませんが、Duo Cassadoのこと、ご家族のことなどたくさんお話を聞かせてくださるそうです。

2002年に「原智恵子さんを偲んで」のコンサートを開催した時もレコード会社、出版社などにもいろいろ問い合わせをしました。新聞のコンサート告知欄を通じて、原さんのファンだった方からの思い出を語るお手紙もいただき、原さんのサインを送ってくださった方もいらっしゃいました。
その後も折に触れ、書籍が出版されれば読み、ネットの記事も目を通すようにしていました。
これまでの私たちの活動は原さんとガスパール・カサドのduo cassadoの音楽と、演奏活動と、世界中の音楽家との交流のあり方がお手本として支えになったのは間違いのないことです。
いつか原さんの本や写真集を自分たちでも出したいな、とそのころから常に話しておりました。

今回の素敵な邂逅を心から喜んでおります。いつかご親戚の皆さんと実際にお会いする機会を持ちたいものです。



パリの原智恵子
原智恵子
コロムビアミュージックエンタテインメント

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社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)原智恵子さんと2台ピアノ
http://www.piano.or.jp/report/01cmp/pcc_duo/2009/08/07_9138.html