チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「And Yet It Moses(そうはもうせ地球は動いてるのだ)/ガリレイ生誕450年」

2014年02月25日 17時49分44秒 | 歴史ーランド・邪図
駐中米国大使は北京の大気汚染が危険なので、
任期途中で脱出し、とっとと帰国してしまった。エクソダス。
タイに入り込んだ華僑のチナワット一族のタクシンは
脱税でとっつかまるので国外逃亡した。エクソダス。
タクシンの妹インラックが首相になって兄に恩赦を与えようとして
現在国民が暴動を続けて混乱が続いてる。同様に
混迷状態のウクライナでは高官などが相次いで「出国」してるらしい。
エクソダス。が、
大統領であるヤヌコーヴィチ本人は出国しようとして"書類の不備"を理由に
空港で足止めをくらい、行方知れずとなってるようである。

ウクライナは東欧であるが、
その東欧諸国やドイツ語圏へ華僑のように播種して
それぞれの地域で共同体を作って定住したユダヤ人たちを
"Ashkenazim(アシュケナーズィム)"という。この語の単数形が
"Ashkenazi(アシュケナーズィ)"である。その子孫には、
アインシュタイン、フォン=ノイマン、ファインマン、フロイト、
ハイネ、カフカ、マルクス、ベンヤミン、アーレント女史、
マーラー、ガーシュウィン、などがいる。
クラ音ピアニストあがりの指揮者アシュケナージはそのまんま東ならぬ
ソノマンマ・アシュケナージというサーネイムである。

東京都西部の公立図書館で、
「アンネの日記」やその関連本のページが
大量に(判ってるだけで300冊超)引き裂かれてる事件が持ちあがってる。
そのアンネ・フランクもアシュケナーズィのひとりである。奇遇なことに、
この事件と平行して、
成熟した国家の体をなしてない国民性の某国の
"女性家族部長官"という肩書きの女史がユネスコに、
<アンネの日記が世界遺産登録されているのだから従軍慰安婦の
(ありもしなかった)強制連行強制無給無休労働被害記録も登録しろ>
と主張をはじめたという。
この20年で日本の治安が悪くなったとみな実感してる。それも、
ウソツキジデス史観貶日悪徳新聞が煽った
定住外国人の指紋押捺拒否運動およびその廃止時期とダブるのである。
世田谷一家惨殺事件も指紋押捺登録が完全廃止された直後だから
不敵にも指紋をベタベタ残してトンズラしたのである。
破かれた図書館の所在地などから、単純には
西武池袋線沿線にヤサがある者が実行犯である。

ところで、
その腐りきった美容整形依存症候群族には歴史も文化もないが、
同じく憎日ながら立派な歴史も文化もあった国のほうはといえば、
自分で勝手に農村青年幹部代表団の訪日延期を通告しといて、
急にまた3月中の訪日を打診してきた。
日本とうまくやってかなければ
自分で自分の首を絞めることになって困るのである。
その国のメイカーが我が国の「オカモト」のコンドームより薄い
"世界最薄なコンドーム"を開発したそうである。
ギネス記録を"破って"しまったのである。

記録といえばソーヂ輪も終わった。
開催国ロシアが最多の13個の金メダルを取った。
上記アジア2国の獲得金メダルは日本より多い。
旧属国は某採点競技ではお得意の裏工作で万全と思ってたのが
開催国のうわてな工作にしてやられて
旧宗主国の金メダル数を抜けなかった。その腹いせか、
開催国金メダリストのfacebookに
悪意あるコラージュを投稿して憤ってる姿がその容姿以上に醜い。
反日ということでは一致するもののその2国は2国間で
諍いが多い。一方が宗主国であり片方が属国だったので、
実質的にその関係は変わらないものの、属国のほうは
近代化や経済興隆を達成できた(日本によって、であるが、
そんなことには微塵も感謝してないばかりか
妬み憎み、根拠もないのに見下す)ので、
少なくとも口や態度だけは旧宗主国にも大きく出る。
日本が"不得意"な競技ではこの2国が互いの卑劣さを罵りあう。
(もちろん、この2国の民の中にも人格優れたかたや、
各方面の才能に秀でたかたもいる。日本人にも
泥棒や妬ミストがいたり、私のような醜い容姿の者がいるるのと同様に)

諍いといえば、かつて海運の派遣をかけて
ジェノヴァと敵対関係にあったピーザ(いわゆるピサ)は、現在では
大学と斜塔の町としてのみ知られてる。もともとは
アルノ川の河口に開けた町なために湿地で地盤が脆弱なので、
佃島の超高層超高額マンションのように
地中数十mの岩盤まで杭を打ちこんでないために、
塔も斜めってしまうのである。それはともあれ、
この町にはもうひとつ有名なものがある。今日は、
Galileo Galilei(ガリレオ・ガリレイ、1564-1642)がそのピサに生まれて
450年にあたる日である(現行グレゴリオ暦換算で)。

それにしても、
ガリレイとはまたイタリア人にしては変わった名前である。
ひょっとしたらパレスティナのガリラヤ湖に因む名前で、
ユダヤ系なのかもしれない。ヘブライ語のガリラヤという語は
池や沼もしくはその周囲を意味する語に由来する。ちなみに、
「それでも地球は回っている」
と捨て台詞をガリレイが吐いたという講談は、いわゆる
「ガリレオ裁判」の際のものとして語られてる。その
「ガリレオ裁判」とはガリレイがコペルニクスの「地動説」を支持して
ローマ教会の権威を損なったことが原因とされてる。すなわち、
カトリックは"地球は唯一神が創造したものであり、
制止してる地球が宇宙の中心にあってそれをとりまいて
天体が存在する"という、いわゆる「天動説」を
かなり近代まで信奉してた。が、
そうした、教義に都合がいいだけのトンデモ説は
多かれ少なかれ、遅かれ早かれ齟齬をきたす。

ところが、
そうした"新学説"を支持する者でそれを理由に
異端審問にかけられたのはガリレイくらいなものだった。つまり、
ガリレイの業績や学者としての認知度に対する
妬み嫉みがそうした不名誉裁判の餌食とされた、
とみられてる。ユダヤ系だったとしたら、
まさにそうした見せしめにはうってつけの存在だったはずである。
とすると、
キリストの故郷に由来する人物をキリスト教が裁いたわけで、
「じつにおもしろい」
のである。

ガリレイは自ら改良した望遠鏡を用いて天体観測を行った。
事故で足を骨折して車椅子生活の退屈をまぎらわせるために
隣のアパートを覗いてたジェイムズ・スチュワートをまねて、
「じつに興味深い」
とつぶやきながら楽しんでたわけではない。
そうした観測の中で知り得た、太陽の黒点の移動の按配が
地動説を信じるにいたったひとつの観察結果だった。また、
ガリレイは"Aurora(アウローラ=いわゆるオーロラ)"という語を造った人物、
という説がある。だからといってガリレイが
デジレ王子のモデルというわけではない。

ガリレイでもっと有名なのが、
ホットペッパー・ビューティー・ピサの斜塔店の最上階から
マツコ・デラックスと戸田恵梨香女史を
一斉のせで同時に落下させてもほぼ同時に着地する、
という実験を行ったという咄である。その真偽はともかくも、
ガリレイが物体の自由落下速度には落下物の質量は関与しない、
というような内容の実験を行ったことは確からしい。

ともあれ、
70近くのガリレイは無期禁固刑とされ(実際は軟禁に減刑)、
ミャンマーの"軍事政権"の手を借りずに監視付きで軟禁された。
軟禁といってもガリレイは
ローマ・カトリックによって30万人が大虐殺された
などというウソをついたりはしなかった。が、
その間に失明した。結局、
77歳で死んだあとにも長らくその名誉は回復されなかった。
教皇庁がガリレイの裁判の見直しをはじめたのは、
先の東京五輪の翌年だった。そして、
平成4年になってようやくヴァティカンはガリレイの異端審問の誤りを認めた。
なんとばからしいことだろう。

ガリレイの父親Vincenzo Galilei(ヴィンチェンツォ)は、
著名なリュート奏者(かつ作曲家)だった。
ガリレオの末弟Michelangelo Galilei(ミケランジェロ)が
その"家業"を継いでる。ともあれ、
父ヴィンチェンツォはリュートの調弦において、
音高と弦の張力との関係を数学的に考察したことでも知られる。
そうした科学的な才が倅にも伝わったのだろう。
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