PARK'S PARK

パクのお庭にようこそ。環境問題、ロハス、バイオ、空手、映画、多言語など情報満載です。少々硬派な内容を目指します。押忍

”言葉の乱れ”について考える

2010年05月26日 | 徒然なるままに

●言葉は生き物のように変化するもの。であることは間違いないのですが・・・。

CM業界などは、常に新しい言葉を”創作“しようとするから、当然変化してくる。
鎖国から文明開化した頃は、欧米からの言葉を”意訳”し”造語”を発明し、素晴らしい言葉が生まれた。
このように良い方向に進化すればいいのですが、どうも最近は退化ばかりを見かける。

■一番気に入らないのは『美人すぎる議員』や、『可愛いにもほどがある』と言う表現。
本来『お粗末すぎる〇〇』や『馬鹿を言うにもほどがある』などと否定的な流れで使うべきなのに、肯定的な使い方をするから、耳に引っかかる。
引っかかるから流行るんでしょうけど。
他の人はどうなんでしょう?私は非常に気に入らないのです。
   
     【可愛いにも程がある?ホテル?】

◆さらに遡れば、副詞の呼応と言うのが狂っている。
『全く~』には否定的な言葉が続かなければいけないはずだ。
例えば『全く分からない』など。
ところが『全く良く分かりました』などと言う表現が普通に使われている。

★中学生、高校生が乱れた言葉を使うのは、子ども言葉。
一部の業界で使うのも、その社会の中だけの隠語だから許される。

しかし、CM、週刊誌などの一般社会で、ここぞとばかり使うのは、間違っている。
センスの良い、造語ならば見事と誉めるところですが・・・。
コピーライターもネタ不足、人材不足なのでしょうかね?

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