PARK'S PARK

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幕末の志士の偉大さ

2010年06月17日 | 徒然なるままに

●“福山”龍馬の人気は鰻登りで、視聴率も絶好調のようですね。
幕末の志士を知れば知るほど感心するのは、『文武両道』であること。
龍馬北辰一刀流の免許皆伝の腕前であることは有名なことですが、武市半平太岡田伊蔵福沢諭吉勝海舟沖田総司をはじめとする新撰組の面々もみな一流の剣術の使い手であったらしい。



■背景を考えれば、武術を習える裕福な家庭環境であったこと。
一触即発の血生臭い時代であり、形だけの武術でなく、必要があればこそ上達が早かった。

時代背景は別として、非常にバランスのいい人物たちだったのではないでしょうか?
日本の未来を真剣に憂い、世界的な視点で思想し、世の中を変えようとする崇高な哲学があった。
それを支える武術も一流。
まさに心と身体は車の両輪。
さらに友とは大酒を飲み、白熱した議論を行う。
女性には優しく。

◆こんなイメージなのです。
ですから人気が出るのも理解できます。
さて、現代を見ると、頭でっかちで、ひ弱で、姑息で、卑怯な人物像ばかりが浮かび上がる。
すべての原因は身体を動かしていないことに尽きると思います。
テレビゲームが人間を狂わせてしまった。

★嬉しいことに、平成24年から中学2年生のカリキュラムで『武道』が必須科目になった。
イギリスのパブリックスクールでは、体育の授業が1/3を占めることは以前書いた。
http://blog.goo.ne.jp/parksangyoung/s/Jack

もう一度イギリスの諺を書きたい。
「All work and no play makes Jack a dull boy」
「勉強ばかりで遊ばないとジャックは馬鹿になる」

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