緑の川の流れるところ☆母と娘のヅカ物語

あっという間に娘は高校生(笑)お勉強・お弁当・時々宝塚な日々です☆

それが国語の勉強??それならやめちまえ!!(怒)

2011年12月06日 | 中学受験・塾・家庭学習(4年)

次から次へとお勉強に関しては心配なネタは出て
くるものですね。まるでモグラたたきです(苦笑)
     
先日娘が「栄冠」(能研の家庭学習テキスト)の
国語の問題を、問題文を読まずに設問から見て
該当箇所だけをやっているのを見てしまいました。

国語は比較的成績が安定しているので漢字以外
は娘に「おまかせ」でした。

「なぜ 本文を素読みしないで問題を解くのか?」
と娘に問い詰めると・・

これでも問題は解けるし、早いし・・ 答えがあって
いればいいんじゃない?テストも問題文から読んで
やってるよ。」との答えでした。

・・・情けなくなりました。

テストとか点数とか学力とか・・そういうことでは無い
んです。

塾のテキストに掲載されている文章は、小説だったり
説明文だったりするのですが、もともとは一冊の本だ
ったわけです。そのほんの数ページを切り取られて
掲載され、設問用に「接続詞」を抜かれ、傍線を引か
れ、挙句は順番を変えられ・・もはやズタズタです。
  
それに登場人物の心情にご丁寧にも「模範解答」な
んてものが示される・・文章の作者としてはどんな
気持ちがするでしょう。それでも掲載を許可されたの
は、その文章に出会った子ども達がその出会いによ
り、共感したり、新しい知識に興味を持ったり・・という
ことを期待されているからではないでしょうか。

テストの解き進め方は「テクニック」の問題であり、娘
にアレコレ言うつもりはありません。でも宿題をやるの
に文章をつまみ食いして設問に答えて終わりにする・・

それは単にその文章を「受験の道具」「やっつけ仕事
の対象」にしていることになります。

「どんな文章にも作者の思いがある。あなたのやって
いることは、それを無視することで、文章を使い捨て
にしている。そんなことは許さない」と言い渡し・・・・

「今度本文読まずに宿題やったら ぶっとばす!!」
と娘の鼻先に顔を近づけて言ったら、娘は青ざめて
いましたがママもナミダ目です。

ママの気持ちわかってくれたかな・・



本科テキストに抜粋されてたこの本も 作者である
上條さなえ さんの 小学生時代の悲しい思い出が
投影されています。

やはり雑には読めません・・・

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