先週こちらを読みました♪
娘ではなく、ママです。電車の中で児童書を読むのは
いささか恥ずかしい時もあるのですが、斎藤隆介先生
の作品をまとめて読みたい・・と思っていたので図書館
で借りました。
斎藤先生の作品は、以前このカテで「八郎」を紹介しました。
有名な作品は「モチモチの木」や「花さき山」などで
しょうか・・教科書にも載っていましたし・・。
絵本ナビの斎藤隆介先生の紹介と作品↓↓
http://www.ehonnavi.net/author.asp?n=176
こちらの本は、タイトルは「ベロ出しチョンマ」ですが、他に
斎藤先生の作品が、26作品がおさめられています。
絵本の体裁ではなく、高学年向けの読み物になっています。
実は今回手に取ったのは、「花さき山」についての疑念?
を出来れば払拭したかったからです。
「花さき山」は、自分が辛抱して、他の人に優しさを示すと、
その行為によって山に花が咲く・・というお話です。
以前読んだときは、感動した!するというより・・違和感・・??
切なかったのです。自己犠牲や献身を賞賛しているのか?
我慢が美徳?それじゃあ、あんまりだよ~
モヤモヤした読後感を持ち続けいてたのです。でも、そんな
単純な主題で40年近くも読み続けられるだろうか??
そう思い、絵本でなく「読み物」で読み返しました。
他の作品ももちろん読み終えて・・以前とは異なる読後感
を持つことができました。でも・・それをこちらで語ることは
あえてしないことにします。
元々、斎藤先生の作品は、大人向けに書かれた物が多い
ようです。後に滝平先生の挿絵で、絵本となり、世に広まった
ということです。
昔「ベロ出しチョンマ」や、「モチモチの木」を読んだことの
ある方・・また違った味わいがあるかもしれませんよ・・
是非♪