緑の川の流れるところ☆母と娘のヅカ物語

あっという間に娘は高校生(笑)お勉強・お弁当・時々宝塚な日々です☆

引き算の分類その2「Dグループ」借りてくる?取りに行く?

2008年08月19日 | 低学年の勉強・読み書き・計算・家庭学習

下の記事の続きです。
最後に一番迷いの出るDグループについて・・
 
 前の記事より・・
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(D)グループ・・・「5」の固まりを持つ数字から、「5」の固まりを崩して
          答えを導く。最も難しいグループ 
         
        「8-4」「7-3」「7-4」「6-2」「6-3」「6-4」の6通り
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 このグループの難しさは、(B)(C)グループが結局は「バラ」の操作
 のみで、答えが導くことができるのに対し、「5」の固まりを壊さないと
 答えが導くことができないところにあります。

   「8-4」
  
   【■■■■■】 ■■■         
              ↑↑↑ 「バラをとる」
  
 「バラ」だけでは足りず「5」の固まりから「1」をとる

  ①「8」は「5」の固まりと「3」 これから「4」をとるために
  ②「バラ」の「3」だけでは足りなくなったので・・・・
  ③「5」の固まりを崩して、「1」を取りにいく 
  ④だから残りは「バラ」が「4」で、「4」


  《別の導き方もあり・・・》
 
☆「5」を借りてきて、ここからもともと「引く数」「4」を引いて
  残りの「1」とバラの「3」を足して「4」と教える方法もあります。
 
  「8-4」
  【■■■■■】 ■■■    ■■■ + ■ 
    ↑↑↑↑  
          のこり
 「5」の固まりから「4」を取る

 
が・・この方法だと、最後に引き算をやっているのに、「足し算」を
やらなければならないので、避けたいです。
引き算は引き算の流れの中で考えるほうが良いと思います。

この流れは、「2学期」に始まる繰り下がりにも応用ができるのです
が・・・(10借りてきて、残りを1の位と足す・・という手順)
今の段階では・・あまりおすすめしません。
(この方法を勧める参考書もないではありませんが・・・)

なので、私は最初の「取りに行く」イメージでこのグループを
説明しました。

以上・・我が家の一桁引き算です♪
前提として、「5」はいくつといくつ?が十分出来ていることが大切です♪


引き算の分類と具体物☆我が家ではこうやって定着☆

2008年08月19日 | 低学年の勉強・読み書き・計算・家庭学習

先日の記事に書いたとおり、「足し算」に続いて
「引き算」も計算過程によってグループ分けし
それぞれ具体物をもう一度使って一桁の引き算
を定着させました。

「足し算」の分類と定着のさせ方は、こちらのカテゴリの記事に
にあります。関係のある記事をあげておきました。
http://blog.goo.ne.jp/papan22/e/a8a25a3f40e68457926984efe5821356

http://blog.goo.ne.jp/papan22/e/59472f964724aea3fc93bb71aa23779e

http://blog.goo.ne.jp/papan22/e/815c862368b6e7a75f63a51fc9370bec

写真が分類表です
一桁同士の引き算は、足し算が81通りあるのに対し、36通り
ですから、いささか気が楽ですね。
でもいつかの記事にも書きましたが、引き算は子どもにとっては
本当に恐ろしいものです。階段を目隠しで後ろ向きで降りる・・・
という例えがふさわしいほどです。

ボリュームのあるところから始めに持ってきたかったので、「9」-・・
を最初にもって来ました。グループ分けは次のとおりです。
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(A)グループ・・・暗記可能な「5」以下からの引き算 「5-1」など

(B)グループ・・・「5」の固まりを持つ数字から、「バラ」の操作のみで
          答えを導く 「9-1」「9-4」など

(C)グループ・・・両方が「5」の固まりを持つ。「5」の固まりを引いた後
          「バラ」の操作のみで答えを導く 「9-5」「7-6」など

(D)グループ・・・「5」の固まりを持つ数字から、「5」の固まりを崩して
          答えを導く。最も難しいグループ 「8-4」「6-3」など
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このグループごとに進めていきます。もちろん、引き算は学校で学習済み
ですし、問題のないご家庭も多いと思います。娘の解き方を見て「暗記」
に頼っているのが見えて不安になったので、この方法を取り入れました。

次のような図を書いて説明していきました。

(1) Bグループ
 
  
 「9-1」「9-2」「9-3」「9-4」「8-1」「8-2」「8-3」「7-1」「7-2」「6-1」の10とおり
   
    「9-3」
    【■■■■■】■■■■
    「5」の固まり↑ ↑↑↑ 「バラ」からこの3つを取る 
 
 ① 「9」は「5」の固まりとバラが「4」 バラの部分から、「3」を取る
 ② 残りは「5」の固まりとバラが「1」  だから、答えは「6」

※「5」の固まりは全く触れないで、バラのみの操作で可能であることを教える

(2) Cグループ
  「9-5」「9-6」「9-7」「9-8」「8-5」「8-6」「8-7」「7-5」「7-6」「6-5」の10とおり
 
   「9-6」
  【■■■■■】■ ■■■
  「5」の固まり↑↑     「5」の固まりと「バラ」1つ持っていく
 
 ① 「9」は「5」の固まりとバラが「4」 
 ② 「6」は「5」の固まりとバラが「1」だから・・・これを引くためには・・
 ③ 「5」の固まりをごっそり取り去り、なお「バラ」も1つ取り去る。
 ④ 残りは「バラ」が「3」だけ・・だから答えは「3」

※「5」の固まりはあくまで、固まりのまま取り去る。結果的にバラのみの操作と
  同様に簡単なことがわかる。    

以上・・・(B)(C)グループの進めかたを紹介しました。
最も子どもたちがつっかかる(D)グループについては、
ややこしい論点もありますので、明日別記事で
ご紹介します♪ とりあえず、一旦シメさせていただきます