2週間ほど前だったでしょうか、六本木に出雲大社の東京分祠があるのですが、そこへお参りし、祈祷してもらいました。
で、当然の如く御神酒を頂いたのだが、ここもやっぱり美味しくなかった。( ̄へ ̄; ムムム
では、何故美味しくないか?
理由は簡単です。仕込みが上手く行かなかったタンクの酒を御神酒用に出荷してるから。
誰も御神酒に旨いとか不味いっていう優劣を付けたりする人もいないし。。(-h-)ブツブツ
本当は数社を競合させるべきなんだろうけれど、競わす事をさせられないのが神社の性。
本来は御神酒というものは、神に奉げるのだから一番美味しい酒を用意するべきだと思うのだが。。。 神もナメられてしまったもんです。
因みに御神酒を仕込んでいない造り酒屋などでは、「ワンカップ酒」なんかが御神酒に値します。理由は、酔えれば良いという消費者層なので、これも御神酒と同じように出来栄えのあまり良くなかった酒を詰めて出荷されております。
何だかがっかりなお話ですね。でも興味深い裏事情でした。
初めてそんな事実を知り、思わず親にも話しちゃいました。
美味しい御神酒を出してくれる神社を取材するブログとかっての、誰か立ち上げてくれませんかね(笑)
出来の悪い酒や古い酒はみんな御神酒やワンカップですから。。。悲しいですよね。
ちゃんとした清酒は美味しいですよ。
関東の人なら、関東、新潟、東北、四国、北海道あたりの地酒がお口に合うかと思います。
お酒の種類についてですが、「純米酒」は酸味がきつく重たいといった印象があります。なので、酸味料や糖類を添加しておらず、米、米麹に醸造アルコールのみを添加した「普通酒」や「本醸造」、「生酒」、「大吟醸」のほうが美味しく頂けるかと思います。
今度是非試してみてくださいね。
その御神酒もそうですよ。全ての仕込みタンクの酒がベストになるって蔵は珍しいんじゃないでしょうか。