オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【奈良・興福寺・猿沢池】神社仏閣の池に「生態系原理主義者」は口をはさむ余地なし!

2020年08月06日 21時45分24秒 | オズマの考える政治・経済問題

 新聞の記事を読んで唖然とした

 奈良といえば興福寺。興福寺といえば猿沢池。

 その猿沢池で行われる放生会(ほうじょうえ)に,生態系原理主義者が「金魚やらを放流するな」と文句をつけてきたのだという

 しかも興福寺は,猿沢池は私有地であって生態系など語れないにも関わらず,この意見を飲みクチボソなどを放流したという。

 お寺の担当者も「放生会とは,衆生救済の意」と語っていたが,その通りなのに。

 僕は,神社仏閣の池や環境に文句をいう人間は「生態系原理主義者」であり,危険であると断言する。

 自分たちが生まれるはるか昔から存在するお寺。そこに何が住もうが・どうしようが,究極は持ち主の判断でよい

 然るに,第三者が生態系”破壊”と誤った言葉で脅す。

 何度も書いているが,正しくは生態系”撹乱”である。高校生の常識でもある。

 そして,放生会の「衆生救済」という考えを理解せず,排他的に外来種を差別。

 TV東京に有名な加藤英明は首謀者の一人といって過言でない。「池の水全部抜く」という荒唐無稽な番組で,何度忌まわしい思いをしてきたか

 生き物を差別する。差別しておいて「グリル厄介」なるもので「美味しい」といって食べている。

 食べたいからとる,というのなら話は純粋だ。それは否定しない

 しかし,「生態系を破壊する」というでっち上げの元で,知識なき人々を巻き込み,歴史を蝕む行為は許しがたい

 ウシガエルは1918年に日本に移入された。すでに102年も前である。もうしっかり各地に馴染んでいる。アメリカザリガニも同様,ソウギョ・レンギョ・アオウオ・バスもまた同様である。

 そうした生き物たちを差別しない放生会に「救い」を感じていた。

 しかし,歴史を「勘定」で覆そうとする原理主義者。

 神社仏閣・お城,いずれも所有者が判断して好きなようにやる限り問題はない。

 ただし。

 宗教法人であれば,その宗教的に合理性のある行為であることを,くれぐれも肝に銘じてほしいと思う

 「万物に命宿る」と考えるオズマの宗教観念。アミニズムともいうらしい。

 僕の信念はゆらがない


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