オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

祝! 大村さん,ノーベル賞受賞。そして入試は「ペーパー式」を堅持せよ!

2015年10月05日 22時14分20秒 | オズマの考える教育問題

ノーベル医学生理学賞に大村智氏 寄生虫薬開発に貢献

 やった。奇跡のようだ。この数年連続受賞だ。入試問題にさっそく採用されるぞ。ニュースではイマイチ話がわからないので,ニュートンなどの解説をあとで読もうかな。

 同時に,これはいままでの教育体制の正しさが証明された形でもある。

 大村さんは80歳。つまりは,国民学校なりに通っていたわけである。新学制でも,入試もテストもすべて「一発勝負のペーパー式」。それを乗り越えてきたのだ。

 たしかに,研究一筋では行かなかったとお話されている。都立定時制で教鞭をとったり,ご苦労が多い。

 それでも,そういう関門を突破するときに,大村さんの前に立ちはだかったのは,ペーパーテスト。それはクリアされてきたわけである。そうした細かい実績の積み重ねがある。

 いま,大学入試が,難関大学も含めて,悪意ある方向に向かおうとしている。例の,下村博文が大臣だったときのできそこない連中が「多様性」なる便利な言葉で,入試をややこしくし,現場の混乱を招いている。

 はっきりいう。

 一発勝負がダメな人間は,そういう勝負に向いていないということ。レベルを思い知れ,という話。僕が東大を受けても受からない頭のわるさであることと同じく,人間の素質は,不思議なほどペーパーテストに顕著にでることを,僕は,実社会でも「そういう担当」をしているのでよくわかるのだ。

 人柄こそ成績にでる。採用でまず人柄を見るなんていうのはまやかし。実際の人事を知らない,あまちゃんの言葉だ。

 いま,政府は,TPP大筋合意の影で,着々と悪意をもった改悪を行おうとしている。安保反対よりも,僕ははるかに「入試制度変更に反対」の立場だ。

 ...というわけで,大村さんのお話を北里大学で講演して頂けないだろうか。韮崎に行ってもいいんだけどなあ。

 そういえば,小柴さんの講演も聞きに行ったんだった。カミオカンデ,面白い話だった。


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