オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【リサイクル幻想】自分に酔うのは勝手。活動不信は問題。

2015年04月10日 22時22分17秒 | オズマの考える政治・経済問題

ペットボトルふた回収のNPO、ワクチン代寄付滞る(朝日新聞) - goo ニュース

 僕は,リサイクルなるものをまったくといっていいほど信じていない。

 わかりやすくいえば,「焼却されたほうが効率的」だし,リサイクルなる行為に酔う自分が居るだけなのだろうと思っている。

 行為に酔っているだけなら特に問題はない。僕が「燃えるゴミ」として出すペットボトル(僕の自治体では,使用後の「汚れた状態」ではリサイクル不可)に対し,馬鹿丁寧に洗浄して,リサイクルされると期待して出すその行為も,自己満足という点で僕の行為と同じである。

 だがしかし,NPO法人がこれを裏切る。これは問題である。

 もっとも,僕は武田邦彦先生の本などを多数読んでいたし,「新車に買い換えるのが省資源」のような風潮に違和感を感じているから,この程度の裏切り行為は想定内である。

 やはり問題なのは,「信じていた人を裏切ったこと」だろう。

 そもそも,リサイクルなど,特殊な例を除いてそうはうまくいかない。瓶ビールのリサイクル率は非常に高いが,他のものは調べるのがアホくさくなるほどに低い 間違っても,釣具屋でときどき見かける「ライン回収箱」なんぞまったく無意味だろう。素直に「ゴミ箱」にすればよい。

 それにしても,我が自治体の分別方法は非常に適当だ。ペットボトル・プラスチック製品がとくに適当で「汚れていたら燃えるゴミへ」なのである。わざわざ洗ってリサイクルに回す人も居るが,僕はいっさいしない。単純に水道代がもったいないからだ。水道代が安価になるのであれば行うが....。

 会社のある自治体もまたすごい。企業のゴミはそもそも産業廃棄物なので,かなり大雑把な扱い。なのに,まるで自分の家のように分別することに執着する人がいる。そんな幻想に取り憑かれる暇があったら,他にやるべきことはあるのではないかと思う。

 それにしても,古紙回収の争いを最近は見なくなった。自治体が勝っているとも見えないのだが。おそらく価格の暴落など,買い手がつかない理由があるはずだ。