僕は,スピニングが苦手というか「やりきってしまった感」があると何度か書いてきた。
しかし,釣果がとくに2015年度は伴っていない。理由は簡単,状況にあわせたタックルセレクトができていないこと。つまりは,スピニングを使用するメリットを理解していないこと。理解してもまったく実践していないことだ。
そこで心機一転,中古・新品をいろいろ見てみた。そして,自分の価値観にピッタリな1台になるであろう「15ツインパワー2500S」を新品購入した。
あわせてロッドも購入。上がZODIAS-264ML2です。
購入しようと思って行った量販店がちょうどセールをやっていた。店頭在庫10%OFF,である。つまりは猛烈に安価になっている。だが,ツインパワーは「5%OFF」だった。しかし,会員登録もしてあるのでポイントもつくゾ。
購入前は「レアニウム」「コンプレックス」などの「クイックレスポンス」シリーズも気になっていた。そして店頭で比較した。ステラも参考に巻いてみた。
「HAGANE」コンセプトなるものは非常に明確でわかりやすく,僕にとって,その巻き心地は「こんなに違うのか」と感動を覚えるほど。中古ばかり巻いていたからかもしれないが...。そして,ツインパワーはある程度の重量になるが(240g),軽ければよいというものでもなかろう。実際,軽くてよいかなと思って購入した「レアニウム2500」をすぐに手放した痛い記憶もある。同じ過ちを繰り返す予算はもうない。
それに,上記写真のように,軽量リールとしては「ルビアス1500」が手元にある。ダイワは,この時代が好きです。デザインも,日本製であることもね。
そして家で竿と組み合わせてみると,「ZODIAS-264ML2とルビアス1500」「パームスエッジEGS601とツインパワー2500S」の組み合わせが,なんともよい感じ。
さて,僕にとっては,ツインパワーといえば初代「チタノスツインパワーGT」が印象深い。
2000GTを2年位使っていました。90年当時のカタログは家宝。
90年当時,友人・先輩のほとんどは「ダイワ・トーナメントSS750」を購入していた。しかし,僕は自転車も好きだったのでシマノ。当時からシマノだった。1990年当時も「シマノかダイワか」論争があったが,好みが最優先でよいといつも思う。好きじゃない道具を「いいから使ってみて」と言われても馴染まないでしょう。僕にATやCVTのよさを宣伝してもクルマが売れないのと同じである。
そして同時代は「ツインパワーGT-X」(時代の徒花とも言われているが)が出てきて,GT-Xのカッコヨサには憧れた。
当時最先端。でも,ダイワ・トーナメントEX750との販売差は大きかった。
友人の多くはこのツインパワーGT-Xを購入していた。後輩にまで「かっこいいでしょう」といつも自慢された。だがしかし,この1990年当時は,ダイワ・トーナメントEX750が圧倒的性能を誇っていた。1992年琵琶湖の藤木プロガイドでも藤木プロが使っていて,
「やっぱりプロは道具選びがシビアだなあ」
と理解した。ただ,そのときには初代ステラが登場。そこで,僕はしばらく初代ステラ3000DHを使ったのである。
さて,シマノワンダフルフェアには応募した。さらには量販店の金券もあたった。ルアー1個が購入できる嬉しい額だった。
これでもう当分スピニングリールの浮気はないだろう。15ツインパワーももちろん「メイドインジャパン」だからである。ここが僕の商品選びの重要なところ。
ZODIASは2ピースなので,そんなにこだわらなかったということ。とにかく「スピニングを持っていく」という気分にさせるには,2ピースが僕に必要十分なのだ。
さて,ラインを巻いて釣りに行くか