オズマの部屋 -バス釣り・政治経済・クルマ等-

「バス釣り日記」が主題。色々な話題を中年オヤジが持論で展開。「真実は孤独なり」を痛感する日々。

【アングラーズサイト51事実上閉店】バスプロショップの未来について考えてみるのこころだあ!

2012年10月08日 08時47分45秒 | 2012オズマのバス釣りレポート

 ついに,いや,やっとというべきか,アングラーズサイト51が「移転」するらしい。事実上水郷からの撤退でしょうね。予測ですけどね。まさか潮来マリーナに移転ですかね。

 いま思うと,ポパイについていえば「大きくなりすぎた」と思います。バスボートなんて,琵琶湖と霞水系以外で必要なんだろうかと,まあ,アルミさえも持ってない自分がいうのもオカシイですが,やはりバスボートはかなり特殊でしょう。

 あとはあまりにも急激な店舗展開。僕の記憶では,ポパイは最初京都にしかなかった。琵琶湖遠征に行って,わざわざポパイへ行くということをしたのは,とにかくプロショップ自体が少なかったからだよなあ。琵琶湖近辺は最近プロショップがまた増えているけど「リリ禁」はどこへいったんだろう。

 上州屋も大幅な変更をしたのは周知の通り。いまじゃ,ケンクラフトのルアーを探すのは困難。まあ,個人的にはいつも「ケンスズキ,『今回のヒットルアー』はなんだろうw」なんて,お笑い番組だと理解していた「千夜釣行」は,まさに一夜にして消えてしまったしね。

 これらの根本はすべて,バスという魚がかなり特殊だから,ということに尽きると思います。ヘラと同じくらい特殊。淡水では,ヘラ,アユ,バス,この3種はかなり特殊ですよね。トーナメントが開かれて専門雑誌がある,もうそれだけで世間一般の「釣り」イメージと違っているわけです。

 違っているということは,場合によってはアピールになるわけですが,とりまく環境がよくないと負の方向へベクトルが向いてしまいます。つまりは,ベクトルをかけあって内積の値は「マイナス1」。エ? ベクトルの内積計算知らない? こりゃすみませんでした。

 あとは,東京でもよく見られるけど,新品店舗が中古品を扱い出すと破滅していく,というパターン。これは中古価格が決定的に安価なわけですから,あっというまに新品が売れなくなるというもの。また,既存店のそばにベリーが登場しただけで既存店がやられてしまう例はいくらでもありますな,実際。それでもベリーは安価だから,やはり個人的にはベリーを外せません。

 生き残り策としてはやはり「独自性」でしょうか。「リールのOHならお任せ」「クランクならなんでもある」「スピナベならこんなのもある」,そんなかゆいとろに手が届く商品展開とか,やはり店長のお人柄でしょうね。水郷地域では,やはり潮来釣具の村田さんは偉大でありながらとっても親しみやすいし,アウトレックの店長さんもロコならではのお話をたくさんもっていて引き出しが多い。だから都内の新品店舗よりもこちらの2店によく行くわけでして。中古店はひたすら探す楽しみで。

 中古店はまあもうベリーに敵うところはそうないでしょうね。僕もヘラクレス,結局ベリーネットで購入したぐらい。ネットで自分で検索しても見つからないのになぜかベリーには新品同様のものが売ってます。運がよかっただけでしょうが,それでも2万円以上お得でした。

 さあ,ポパイの明日はどうなるんだろう。あの空き地から「移転」ってどこですかと思います。バスボートマリーナは生きているみたいだからそこに移転? しかし,あそこ自体がすでにショップ激戦区。

 潮来近辺でのプロショップが,20年前は潮来釣具だけだった事実を思い出すと,せいぜい残ってあと数店。これが現実だと思いますよ。厳しく寂しい,しかしそれが現実です。 


2012/10/06 水郷 「お魚もビックリ....なんでしょう」の巻

2012年10月08日 05時15分56秒 | 2012オズマのバス釣りレポート

 釣れていないと本当にロクに書けませんが,まあ適当に書きます。「インターネットは9割が悪意,1割が善意」と捉えているオズマですが,熱烈な1割の読者は自分でも記憶にない記事をなぜかしっかり覚えているらしく,まあ半分責任感です。釣り雑誌の編集じゃなくてよかったですよ

 仕事はもうクタクタで,さすがにもうダメって感じなので,釣行前日に鍼をザクザク腱鞘炎の腕に打ちました。

  「ヒョエー」「グエエエエエ

腱鞘炎はたしかにほとんど解消されるような,それはもう西洋医学では割り切れない理屈がしっかりありますが,プロの鍼灸師が語っても理解されないことばをオズマが語ってもしょうがありません。「鍼は効くとだけ書きましょう。

 そのおかげで,なんとか10/6出撃がかないました。予報では曇だということで,暑くない水郷のはずです。

 本日は寝坊して,いや,スタンダードの6時到着です。真冬はこれが6時30分になるだけで,これ以上早く出動することは体力的にかないませんね。まあ,マズメだから釣れるといいきれないし。

 今日のテーマは「とにかく巻き続ける」です。そのために,神業OH・セクシー加納さんの手によって蘇ったメタマグを導入です

 まずは実績水路へ行くものの,水がドンヨリしています。この理由は,あとでお会いする地元の方からのお話でわかりましたが,まあ,水郷の宿命ということですね。

 それでもめげずに,まずはデルタフォースDW・1/2ozで早巻です。20年前のルアーですが,オズマにとっては現役バリバリ。エバグリのプロスタッフに会ったら,もう復活させないでいいですと伝えておきましょう え だって自分だけ使った方が釣れるじゃないですか



久々にグッドサイズ。
いきなり出家回避。

 理想的なアシの横を通すと一発でガツーンとファーストバイト。それをフォースグランディスでガツーンとあわせる。グラスロッドでは乗らない魚の典型例ですね。

 この後,中古で購入したコンバットクランクFSRなるルアーが気になって投げてみると,あれまあこれがまたいいかんじです。はっきりいってこれは釣れるぞ,と思った矢先にヒット。しかもデカイ ですが,猛烈なファイトをされてフックOFF。悔しかったっすね。しかし,このFSRっていうルアー,いままでは新品でかなり高額だったので購入しませんでしたが,今後は中古で見つけ次第購入しますよ。ええ,根がかりも結構少ないし,ダブルウィローのようなフラッシングも期待できそうだし,ということで。

 この後が続きません。ベイトフィネスを封印しているせいもあるのでしょうが,バイトそのものが少ない。いや,ないんですよね。そこで,お昼前に一応ってことで,20LBラインのままネコリグにしました。なんか前にもやった記憶がありますが,リールが絶好調なので,はっきりいって楽勝のベイトフィネスもどきです。専用スプールとかなんとか,自分も踊らされていたのではと思うぐらいの扱いやすさ


カットテテール・5・3/4で10UPですか。

 合わせた途端にバスが飛んでくる強靭な竿。そして20LBライン。それにしてもメタマグ,いま一番調子がいいリールになりました。さすが「リールゴッド・加納さん」


BFSリールよりも,
フルOH&カスタムベアリング装着の方が安価かも。

 昼食は涼しくなったので珍しく潮来の有名店へ,潮来で知り合った釣友2名とお食事。みんな厳しいみたいです。出家じゃないけどイマイチ,という感じでしたが,さりげなく40UP釣っている人も居ますよ。

 昼食後はアウトレックで物色。すると,オオ,浜剛力の5号が売ってます。オオ,浜剛力フロロもあります。とりあえずこれを購入しないとね。ラインはやはり「号数」が基本,というのは村田さんの大昔のお話ですが,僕もそう思います。「5号で20LB以上の強さが...」なんてことはなくて,ともかく「直径」「スレに対する強さ」で考えるのが基本だと思います。

 この後は,みんな別れて情報収集のために様々に散りました。僕は帰りの渋滞が予想されているのでとにかく昼寝。そこからNZ-2に向かってみると,水門でビッグキャットにデルタフォースを伸ばされましたなあ。しかしあれがバスだったら...。50UPは間違いない個体でしたが,グルングルン引くんだもんねえ

 あっというまに日が暮れてくると移動途中で「ブラックヘッド4AGEの栄光を君に」といわれた(脚色してます),昔からのブログ読者の方にお会いしました。
 朝は朝で,地元農家の方に「あんちゃん,その仕掛けでなくてこれがいいんでねえのけ」と,なぜか草むらに隠してあるファットイカを見せてもらったり,「水がいまいちなのはね,ワラシブが若干でているみたいだよね」と教えてくれたチャリンコおじさんが居たりして,まあ本当に水郷って,この広々した風景が,人々を柔らかくするんでしょうね。

 そして夕暮れ迫った与田浦。ほとんどの場所が工事中で釣りができませんが,かろうじて空いているとこだけをクランキング勝負。すると...,


やっと3匹め。飛んできました。

 2012年初のブリッツフィッシュ。かつてあれだけ釣れたブリッツ。最近使ってないのがいけませんね

 そして日没を迎えて終了。そして,友人の一人が遠征先で滑って半身浴をしてしまったことには驚き。僕も震災以降かなり滑ってますが,ホント,与田でさえも怖い護岸がかなりあって,コンパクトなライフジャケットの必要性を感じるばかり。エバグリのでも買おうかな。命あってのものだしね。

 最後に,これから繁忙期がガッツリ12月まで続くので,引き運の最後で,なんとかマグレで50UP来ないかなあ...