今日は母の日なので、GWの話題は次回にいたします。
母の日にプレゼントをしたくても、母は無し
私も一応母なのですが、
子供に対して表面上は、何も望んでいないフリをしてますが、
密かに心では、何かを望んでるおぞましい自分がいます。
だから何もしてもらえない時のショックは大きいものです。
私はそんなショックを、生前の母に幾度か与えたこともありました。
自分のことで忙しく忘れたこともあったのです。
今思えば申し訳ないことをしたなーと反省してます。
反省しても、もう母には届きませんけどね。
そこで、今日は母を思い出すことで天国にメッセージしたいと思いました。
母は癌で他界したのですが、
癌と告知されてから8ヶ月と言う速さで天国に行ってしまいました。
(以前にもその記事は載せましたので、同じ星からのカテゴリー
をのぞいてみてください。)
その母が、術後我が家で静養してた時に、
パッチワークをして時間を過ごしてました。
その作品が、最後の作品となってしまったのです。
そして、その最後の作品が出来上がった時に笑いながら、
「これ遺品だからあんたにあげるよ。」といって私にくれました。
母には癌を告知してないので、私は「何を言ってるのよ!!」と
母を叱咤してしまいました。
そうしたら、「嘘だよ、お世話になったお礼にあげるんだよ」と
言い換えましたが、その時の気持ちを今考えると、
きっと母は体で自分の余命を感じてたのでしょう。
そんな母の最期の作品を紹介します。
これはクッションです。
最後の仕上げの時に、しつけをかけるのと、
フリルをミシンで縫う事を、手伝いました。
そうしたら、母は私の友人に、
「娘がしつけをしてくれたので、
とても縫いやすくなって、助かったのよ。
それにミシンかけも綺麗でわが娘ながら感心しました。」と
とても嬉しそうに言ってました。
そんなに綺麗なわけではないのだけれど、
結局母にほめられたのも、これが最後かもしれない。
そう思うとなんだかナーバスになってしまいます。
褒めて育つ・・・・
母からすれば、私はいつまでたっても子供で、
単純な私は褒められると、伸びることを良くわかってて、
最後の最後に褒めてくれたのでしょうね。