小春日和で、穏やかな風が頬に心地よい時が静かに流れていました。
新築したばかりの家に、入院先から外泊しに来てくれた父。
周りにはまださえぎるものも無く、さんさんとさす日差しに
「良かったなーこんないい環境のところに家を建てられてなー」
と自分のことのように喜んでくれた父。
まだ、庭に手入れも行き届かず、無造作に植えた花たちを見て
闘病してるとは思えない笑みで、孫達を眺めていました。
・・・・・昭和最後の春、我が家に最後に遊びに来た日で、
この写真が、父と撮影した、ラストショットです・・・・・・・・・
その父は、H.1.1.11に星になったのです。
なんでも一番が好きだった父ですが、星になった日まで1のぞろ目
それも、霊柩車のナンバーまで1111でした。
皆で父らしいねと話していました。
父は、50歳の時リュウマチを発病して以来、17年間入退院を繰り返し、
67歳で、召されてしまいました。
父は最期に私に胸のうちを明かしました。
「俺の人生は何だったんだろうなー」とね・・・・・
その時何も言えなっかた自分が、切なかったです。
父の歳に近づいた私、
今なら小粋なことを言って、
笑わしてあげられたのにと思うこの頃です。
父さん、あなたの人生を少しでも多くの方に、
私のブログで、
知ってもらいますからね~
だから、星から見守っててくださいね!!