goo blog サービス終了のお知らせ 

日々徒然日誌

基本はゲームライフ、時々映画、時々日記を書き綴っております。

映画[おとうと]

2010-03-18 00:00:36 | 映画
おとうとを観てきました。

娘(蒼井優)の結婚式にひょっこりと顔を出した弟(笑福亭鶴瓶)。
酒が原因で疎遠になる理由を作ったために飲まないと言ったのに…、
的な感じで話がスタートするのですがその振る舞いがもう痛々しくて(^-^;

どこの親戚にもああ言った人が1人はいるんではないかと思いますし、
ある程度、ハメを外す事も仕方ないかとは思いますがアレは酷い。

その他にも色々と空気を読まずに仕出かし続ける弟と
それをおおらかに包み込む姉(吉永小百合)と言う構図です。

肉親の在り方って色々な形があるとは思うのですが
夫婦とは違ってその繋がりを切るってのはなかなか難しいんですよね。

吉永小百合って父の世代のスター(と言う表現は妥当?)だと思いますが
今をもってあの美しさってのは凄いものがあります(^-^;

===========================================
監督:山田洋次
出演:吉永小百合
    笑福亭鶴瓶
    蒼井優
    加瀬亮
    小日向文世 他
===========================================

映画[ゴールデンスランバー]

2010-02-28 21:40:37 | 映画
ゴールデンスランバーを観てきました。

原作がかなり面白かったので期待値が高かったのですが
その期待を損なわない作品になっていたのではないかと思います。

話としてはある日突然首相暗殺の容疑をかけられた主人公が
如何にして逃げ続けるかを描いているのですが
最終的な「真犯人」と言うものが出てきませんので
スッキリ感を求める方はちょっと違和感があるかも。

伏線を張ってそれをキッチリ回収して行く流れは
原作を読んでる為に驚きは少ないですが安心して観てられますね。
伊東四郎(主人公の父親)の言葉にまたもグッと来てしまった。

伊坂幸太郎原作に中村義洋監督の映画には濱田岳は欠かせませんね。
今回も物凄く良い味を出していて最近はMy評価急上昇中です。

全体的に満足ですが、最後のシーンの安っぽい感じは減点かな~。

===========================================
監督:中村義洋
出演:堺雅人
    竹内結子
    吉岡秀隆
    劇団ひとり
    濱田岳
    香川照之 他
===========================================

映画[インビクタス/負けざる者たち]

2010-02-14 23:48:52 | 映画
インビクタス/負けざる者たちを観てきました。

95年に南アフリカ共和国で行われたラグビーW杯の史実に基づいたお話。

ネルソン・マンデラ大統領のもと、アパルトヘイトが撤廃されるも
それまでの確執の消化と、国民意識統一の為にラグビーW杯が注目された、
と言うのが大雑把な話の筋ではないかと思います。

ただ、マンデラ大統領がどのような考えでラグビーに意識を置いたのかは
余り語られていませんし、その辺りは観た側の意識に拠るところが大きいのかな。

史実を元にしているだけに「ドラマチックに」とは行きませんが
最後の試合は演出が良い事もあって凄くドキドキして観ていました。
勝利の瞬間の盛り上がりと来たらかなりのものでしたよ。
何となくスラムダンクの試合の終盤(山王戦など)を思い出したり。

終盤はラグビーの試合がメインになって来ますので
多少なりともルールを知っている方が楽しめるのかも知れません。
重要なルール(ボールを投げるのは横か後ろ)は劇中で教えてもらえます。

アパルトヘイトが撤廃されたのは94年のこと。
阪神大震災から15年は「もう」ですが、こちらの15年は「まだ」と言った感じ。
それ程の近年までアパルトヘイトが存在していたんですよね・・・。

サッカーW杯が南アフリカでの開催予定で国力が高まっているようにも思えますが
まだまだ問題は山積みでなかなかに難しいのが現状みたいですね。

===========================================
監督:クリント・イーストウッド
出演:モーガン・フリーマン
    マット・デイモン
    トニー・キゴロギ
    パトリック・モフォケン
    マット・スターン
    ジュリアン・ルイス・ジョーンズ 他
===========================================

映画[のだめカンタービレ 最終楽章 前編]

2010-02-03 23:04:34 | 映画
のだめカンタービレ 最終楽章 前編を観て来ました。

ギャグあり、恋あり、音楽あり、のドラマ版の良さを
そのままスケールアップしたような感じの劇場版でした。
やっぱりこの手の映画(音楽が重要)は劇場で観るに限りますな。

スウィングガールズで上野樹里を知った影響もあるんでしょうが
彼女は楽器を楽器を演奏している姿が凄く似合っている気がします。

後編へ向けて良い余韻を残しながらの終わりだったのではないかと。

ちなみに瑛太や水川あさみはほとんど出番無しです。
最終楽章なのに前編って、なんて突っ込みは無しの方向で(笑)

===========================================
監督:武内英樹
出演:上野樹里
    玉木宏
    ウエンツ瑛士
    ベッキー
    福士誠治
    竹中直人 他
===========================================

映画[アバター]

2010-01-24 00:04:42 | 映画
アバターを観てきました。

3Dメガネ&吹替で鑑賞です。
普段、洋画は字幕を選択するようにしているのですが
字幕だと3Dをフルに楽しめない、と聞いていましたので吹替に。

3D映画を観るのは初めての事だったのですがこりゃ凄い。
上映前の他の映画の3D予告編ですらちょっと感動しちゃいました。
途中でメガネを外してみたり、片目を抑えたりと色々やってみたり(^-^;

本編でも最初は凄い凄いと思っていた3D映像なんですが
3時間近い上映時間の終盤になるともう慣れてしまっていました。
いや~「慣れ」って奴は恐ろしいですね~。

ただ、余り「3Dならでは」と言う使い方が少なかったのも事実で
森の精や灰が舞い散るシーンの臨場感はなかなかでしたが
それ以外は飛び出す、と言うよりも奥行きがある、な感じでした。
序盤のゴルフのパターでもボールが飛び出す、くらいやれば良いのにと思いました。
エロに使ったら凄そうだ、何て下世話な事も考えてみたり(笑)

加えて、どこまでがCGでどこまでがメイクでどこまでが実写なのか、
その境界が良く分からなくなる映像は凄いの一言でした。

が、もっと凄いのはその世界観なのではないかな~、と思いました。
惑星パンドラと言う星に住む異星人であるナビィとその言葉・文化であったり、
モンスターハンターに出て来そうな猛獣だったり関心してしまいました。

話的には世間の評価的にも言われているように
「風の谷のナウシカ」だったり「もののけ姫」だったりと
ある程度ゴール地点が予測できるようになってはいるのですが
この作品に関しては単純に楽しめますし、これで良いのではないかと。

是非一度、映画館で見てもらいたい一本ですね。

===========================================
監督:ジェームス・キャメロン
出演:サム・ワーシントン
    ゾーイ・サルダナ
    シガーニー・ウィーヴァー
    スティーヴン・ラング
    ミシェル・ロドリゲス 他
===========================================

09年を振り返る 映画編

2010-01-04 00:07:37 | 映画
続いて映画編です。
昨年、劇場で観たタイトルは45本。
邦画が25本で洋画が20本なので08年より比率が近くなった感じ。
年間50本、完全に射程圏に入りました。

そんな私の09年ベスト3は・・・

1位:バンク・ジョブ
主演を務めるのはトランスポーターのジェイソン・ステイサム。
実際にあった銀行強盗をモデルにしたクライムサスペンス。
狙うのが貸し金庫と言うのが一味違うところですが
何よりも次々と話の進んでいくテンポの良さが抜群。

2位:グラン・トリノ
クリントイーストウッド、最後の出演作となった一作。
序盤はクスリとさせられる場面が散りばめられつつも
最後に見せてくれる男の生き様には痺れましたね。

3位:ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
序とその予告で高まった期待がここで一気に爆発。
TV版とは若干話を変えつつも鉄板とも言える面白さでした。
次の「Q」が楽しみで仕方ありませんが早くて2年後かな?(^-^;

後は…、
1作目より俄然面白かった「ジェネラル・ルージュの凱旋」
マッタリ感に何とも言えない良さがある「南極料理人」
奇妙だけども暖かさに溢れる「ラースと、その彼女」
アカデミー賞8冠は伊達ではなかった「スラムドッグ$ミリオネア」
などなど。

今年も面白い映画に出会えると良いな~。

映画[戦場でワルツを]

2009-12-29 18:01:47 | 映画
戦場でワルツをを観てきました。

アリ・フォルマン監督も参加したレバノン侵攻に関する話で
戦場での記憶を失っている事に気付いた監督が
戦友と話をすることで少しずつ記憶を取り戻して行く言うもの。
所謂、ドキュメンタリー形式の構成となっているのですが
これをアニメーションで表現している辺りが一味違います。

話をする事で少しずつ取り戻されていく記憶と戦場の光景。
アニメーションだけにどこか絵空事のように感じてしまいますが
体験談である故にその内容はリアリティに溢れたものになっています。

23日に観てきたのですがクリスマスムードが盛り上がる中で観るには
この映画はちょっとヘビーすぎましたね・・・。

ラストのパンチ力が有り過ぎてしばらく呆然でした。

===========================================
監督:アリ・フォルマン
===========================================

映画[パブリック・エネミーズ]

2009-12-20 23:44:42 | 映画
パブリック・エネミーズを観てきました。
多少のネタバレを含むので要注意でお願いします。

アメリカに実在した「ジョン・デリンジャー」と言う銀行強盗のお話で
そのジョン・デリンジャーをジョニー・デップが演じています。

プロモーションを観ていると盗みはするが殺しはしない、
ルパン3世的な存在であるかのように思えるのですが
確かに
・「基本的に不要な」殺しはしない
・銀行の金しか手を出さない
・仲間は見捨てない
と言う面はあるもののそれほど矜持がある感じでもない気が・・・。
序盤からドンドンパチパチの連発でそんな矜持を感じる間もなく大味な感じ。

話の展開もそれまで緻密にやっ来た警察の捜査が失敗したと思ったら、
ちょっと有能な刑事が3人ほどやって来たら前不利もなく逮捕って何よ。
で、捕まったと思ったらビックリするほどあっさり脱走しちゃいますし。

大体にして警察が常にライフルを携帯して市街地でもバンバン撃つ辺り
警察vs無法者、と言うよりも無法者同士の抗争にしか見えないのですが。

最終的にも愛する女性を守りきれないままアッサリと終わりますし、
正直、ジョニー・デップのファンってだけでは辛いのではないかと。
ハッキリ言えばガッカリな作品でしたとさ・・・。

===========================================
監督:マイケル・マン
出演:ジョニー・デップ
    クリスチャン・ベイル
    マリオン・コティヤール
    ビリー・クラダップ
    スティーヴン・ドーフ他
===========================================

映画[ONE PIECE FILM ~STRONG WORLD~]

2009-12-13 22:04:44 | 映画
ONE PIECE FILM ~STRONG WORLD~を観て来ました。

えぇ、映画(と言うかアニメ)のワンピースは観た事がないくせに
コミックス0巻欲しさにノコノコ出掛けていったクチの人間です(笑)

0巻の効果は絶大でして木曜日の時点で土曜日の全時間が満席。
で、土曜日劇場に行ったら日曜日の分も全て売り切れていましたよ・・・。
TOHOで観たのですが前もってチケットを取って置いて良かったです。

今回の映画は原作者である尾田栄一郎原案と言う事もあって
私の中では物凄~く期待値が上がってしまっていたのですが
2時間と言う制限の中ではワンピースの良さが活かせ切れないと言うか。
面白くない訳ではないですが展開としては「アーロン編」に近いのではないかと。

後、気になったのは今回の目玉である「金獅子のシキ」の強さでしょうか。
海賊王ロジャーや白ヒゲと比肩するような存在とされているだけに
もっともっと上のレベルである事を期待していましたからね~。
ちょっと決着がアッサリし過ぎじゃないかと思いました。

討ち入り(?)のシーンとかは格好良い良いだけにもったいない・・・。

ちなみに0巻の中身ですがマンガの部分は先日ジャンプに掲載されたモノのみで
特に加筆はなく、残りは設定ラフなどで全81ページのこ構成となっていました。
コミックス丸々一冊分のページをちょっと期待していたのですが
映画の特典でそこまで望むのはさすがにちょっと酷でした(^-^;

===========================================
監督   :境宗久
声の出演:田中真弓
       中井和
       岡村明美
       山口勝平
       平田広明
       竹中直人 他
===========================================

映画[曲がれ!スプーン]

2009-12-06 23:47:47 | 映画
曲がれ!スプーンを観て来ました。

この映画、物凄く好みです。
エスパー達が自分達の能力がばれないように
あ~だこ~だしながら奮闘すると言うお話なんですが
くだらないことくだらないこと(←褒め言葉)

基本的に物語のメインは喫茶「Caffe de 念力」と言うミクロな舞台で進み、
パンフにあった「世界を救う」何て事はぜ~んぜんありません。

本編、と言うか長澤まさみとエスパー達が絡むまでの前振りの長さと
最後のオチが弱いと言う点は確かに否めないのですが
それでもこのくだらなさ(←しつこいですが褒め言葉)は愛すべきものかと。

一時、長澤まさみがガンガン番宣していましたが
映画の内容的に逆効果なんじゃないかな~、と思ってました。
だって、メジャー系と言うより単館系タイプの映画ですもの(^-^;

===========================================
監督:本広克行
出演:長澤まさみ
   三宅弘城
   諏訪雅
   中川晴樹
   志賀廣太郎 他
===========================================