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日々徒然日誌

基本はゲームライフ、時々映画、時々日記を書き綴っております。

映画[カラフル]

2010-10-06 00:14:16 | 映画
カラフルを観てきました。

監督は原恵一。
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」や
「河童のクゥと夏休み」を送り出して来た監督になります。

原作は森絵都の同名小説となります。

自殺してしまった男子中学生に生まれ変わることで
輪廻の輪に戻るための試験を受けることになると言うお話。

最終的な展開は早々に見えてくるとは思いますが
そこに至るまでの過程であったり心の機微と言うのが
とても上手く表現されていた印象ですね。

結局のところ、人は1人では生きていけなくて
誰かを必要としたり、誰かに必要とされながら生きており、
それに気づけるか気づけないかってのが大きいんですよね。

主人公は男子中学生の体を借りて生活を続ける中で
幸いにして自分の存在価値であり、大事なものに気づけた訳で。

中学生ぐらいの人にこそ観て貰いたい一本です。

関西人としてはプラプラの中途半端な関西弁が
ものすごく気持ち悪くて、その点だけは大きなマイナス点・・・。

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監督   :原恵一
声の出演:冨澤風斗
       まいける
       宮崎あおい
       南明奈
       麻生久美子
       高橋克実 他
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映画[借りぐらしのアリエッティ]

2010-09-20 01:14:57 | 映画
遅ればせながら借りぐらしのアリエッティを観てきました。

人間の家に住み着いて生活用品を「借り」ながら
暮らしている小人たちのお話となります。
まぁ、借りてるものを返す気配はありませんが(笑)

劇中でアリエッティが「借りって面白い」と言っていますが
確かに家の中を若干改造しながらルートを確保する様は
どこか「ちびロボ」を連想させる感じで面白い。
いかにも小人ならではな感じがしますし。

が、そんなハンデを背負っている小人たちですが
脅威が少なすぎる気がするんですよね。
猫や烏は脅威となっているのですが
虫とかももっと脅威でも良いんじゃないかな~。
蟻なんて指ぐらい食いちぎられてもおかしくないと思ますが。

人間との触れ合いに関してですが
翔が何故あんなにアリエッティ達に対して優しいのか、
ハルが何故にあんなにアリエッティ達に対して厳しいのか、
その辺がさらっと流されているのは気になるところ。

90分強の尺の短い映画ですしもう少し掘り下げても良かったかな。

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監督   :米林宏昌
声の出演:志田未来
       神木隆之介
       三浦友和
       大竹しのぶ
       樹木希林
       藤原竜也 他
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映画[ちょんまげぷりん]

2010-08-29 01:51:17 | 映画
ちょんまげぷりんを観て来ました。

あまり監督で観るタイトルを決める事はなかったのですが
「アヒルと鴨のコインロッカー」や「ジェネラルルージュの凱旋」、
「ゴールデンスランバー」など当たりが多い事もありまして
最近、中村義洋監督は気になる監督となっています。

で、今回のちょんまげぷりんですがまたもや当たりでした。

180年前から現代にタイムスリップしてきた侍が
ひょんな事からパティシエに、と言うお話。

この手の話としては結構ベタな展開かと思うのですが
見せ方を含めて上手いんですよね~。

タイムスリップしてきた侍が余りにアッサリ現代に順応したりと
突っ込みどころも満載なのですがそんな野暮な事は言わずに
おおらかな気持ちで観るのが正解ではないでしょうか。

笑わせる面もあり、考えさせる面もあり、泣かせる面もあり、
一見の価値はあるのではないかと思います。

錦戸クン、侍としての所作を頑張っていましたね。

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監督:中村義洋
出演:錦戸亮
    ともさかりえ
    今野浩喜
    井上順
    佐藤仁美
    忽那汐里 他
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映画[川の底からこんにちは]

2010-08-04 00:36:04 | 映画
川の底からこんにちはを観てきました。

出演者で知っているのは満島ひかり、志賀廣太郎、岩松了の3人のみ。
それでも何となくこの映画には何か惹きつけられるものがありました。

上京して5年、5人目の彼氏と同姓中の自称中の下の女。
そんな中、しじみのパック詰め工場を経営する父が倒れて、
彼氏とともに田舎に戻ることになった訳ですが…。

最初は「しょうがないっすよ」と全てを諦めていたのですが
開き直ってからの勢いと曝け出しっぷりは凄いものがあります。
私もそうですが最近の日本人には余りない事ですからね~。
開き直りと思いっきりてのは時には大切ですよ。

この映画の最大の見せ場はやっぱり社歌なんでしょうね~。
2種類の社歌が劇中で登場するのですが2曲目のインパクトと来たら!
「倒せ!倒せ!政府!」ってどこの団体やねん、と思ってしまいました。
この歌を聴くだけでも観に行く価値はあるんじゃないかな~、と。

満島ひかりを観ていて思ったのですが
私やっぱり眉毛がしっかりした女性が好みですわ。

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監督:石井裕也
出演:満島ひかり
    遠藤雅
    相原綺羅
    志賀廣太郎
    岩松了 他
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映画[踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!]

2010-07-21 00:45:06 | 映画
踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!を観てきました。

前作の「レインボーブリッジを封鎖せよ」からは7年ぶり、
スピンオフの「容疑者室井慎次」からでも5年ぶり、
本当に久々に「踊る」が帰ってきてくれました。

これまでの作品ではヒラだった青島刑事も今作は係長。
室井さんも官房審議官とかなりの出世を遂げています。
過去作品の登場人物が大量に再登場してきますので
ある意味一見さんお断り的な節があるのですが
最低でも「the Movie」を観ておく事は必須かと。

基本的にはいつもの「踊る」だとは思うのですが
映画となると妙に事件を詰め込んで来ますよね。
もっと登場人物の心情的な表現があった方が楽しいのに。

ある重要な事実を観客は知っていて登場人物が知らないため、
片や劇中ではシリアスな空気を出そうとしているのですが
観ている側からすれば白けてしまうあのシナリオは如何なものか。
良いシーンのはずなのに苦笑してしまうしかないのは・・・。

後は色々とスッキリしない事が多いんですよね。
青島が新湾岸署でガンガンやっている事だったり、
室井が最後に喋った東北弁の台詞だったり、
犯人と顔を合わせた時の青島の反応だったり・・・。

特にスッキリしないのが事件の最後でそうなったのか、って事。
あれは理由をちゃんと出してくれないと絶対に駄目でしょ。
いきなり結果だけ突きつけられてもポカーンですよ(^-^;

スピンオフ2作よりは後味の良い結末だったと思いますが
全体的に「う~ん」な作品でしたね。
「踊る」のファンだけにガッカリです。

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監督:本広克行
出演:織田裕二
    小栗旬
    小泉今日子
    深津絵里
    伊藤淳史
    内田有紀 他
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映画[孤高のメス]

2010-07-03 00:00:30 | 映画
孤高のメスを観てきました。

何となくタイトルから凄腕の医師が強烈なカリスマで
周囲を引っ張っていく、てな感じを想像していたのですが
全然そんなタイプの映画ではありませんでした。

劇中で堤真一演じる当麻医師が
「外科医は1つ1つ目の前の事を成し遂げるだけだ」
と言っていましたがこの映画もそんな感じでしたね。
1つ1つが凄く丁寧に作られている、そんな印象を受けました。

私は不勉強なもので脳死間移植の制度や問題などの知識はゼロなのですが
劇中後半のテーマとしてこの問題に真摯に取り組む事になります。

手術では無理に急変が発生して物語を盛り上げるような事はなく
本当に淡々、淡々とお話が進んで行くのは当麻医師の生き様そのものですかね。
それでももうちょっとぐらい医師の葛藤が見えても良かったのかも。

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監督:成島出
出演:堤真一
    夏川結衣
    余貴美子
    成宮寛貴
    生瀬勝久
    中越典子 他
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映画[告白]

2010-07-02 00:00:30 | 映画
告白を観てきました。

「愛美はこのクラスの生徒に殺されました」と言う
松たか子の告白から始まるこの映画。

犯人は誰だ、と言うミステリーではなくすぐに明らかになる犯人。
松たか子が投じた告白と言う爆弾がどの様な影響を及ぼすのか。

中島哲也監督といえば
・下妻物語
・嫌われ松子の一生
・パコと魔法の絵本
とどちらかと言えば極彩色の派手な演出をされる方で
今回の重いテーマだとどうかと思ってみていたのですが
しっかりとトーンを抑えてモノクロな感じで話が進んで行きます。

世間の評判では「命を軽く扱いすぎている」との意見もありますが
私は逆なんじゃないかな~、と思っています。

命は限りなく重い。
だからこそそれを奪った人間は相応の対価を差し出す必要がある。
ってな話なんじゃないかと思います。

よく少年法の問題が話題になったりますが
個人的には加害者が守られる法律がどうしても納得出来ません。
人の命を奪っておいて、未来があるから恩赦を、って「はぁ?」ですよ。
これを許せる人は自分が遺族になっても同じ台詞が吐けるのか?、と。

劇中で松たか子が言っていた
「法があなたを許しても、私はあなたを許しません」
ってのは全くその通りだと思いましたから。

登場人物と同じく13歳ぐらいの子供にこそ観て欲しい映画だけに
R-15指定ってのは残念でなりませんね。

4週連続興行収入1位に輝いていたみたいですが
決して万人受けするタイプの映画ではないと思います。
ただ、観ておいて損はない映画ではないでしょうか。

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監督:中島哲也
出演:松たか子
    木村佳乃
    岡田将生
    西井幸人
    藤原薫
    橋本愛 他
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映画[シーサイドモーテル]

2010-06-10 01:12:24 | 映画
シーサイドモーテルを観てきました。

満席どころか立ち見が出るほどの大盛況。
客層的には生田斗真の影響からか女性が多かった感じす。

CFを観た時点でキサラギやアフタースクールに近い空気を感じて
・生田斗真
・麻生久美子
・山田孝之
・玉山鉄二
・成海璃子
・温水洋一
・柄本時生
・古田新太
・小島聖
・池田鉄洋
・山崎真実
とこの面子で古いモーテルを舞台にした映画ならば
面白くない訳が無い、と相当に期待して言ったんですけどね~。
見事なまでにその期待は裏切られてしまいました・・・。

基本的に4つの部屋にそれぞれが配置される形のなるのですが
こればビックリするぐらい他の部屋と絡んで来なかったりします。
加えて内2部屋は一発のネタのためだけに配置されていて
舞台から退場するのも早いこと早いこと。

それならば残った2つの部屋の話が面白ければ、何ですが
これまたどちらも消化不良な感が否めずモヤモヤばかりが残りました。

なんだかな~。
確かに期待値は高かったのですが
それを差っ引いても残念に感じてしまいましたとさ。

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監督:守屋健太郎
出演:生田斗真
    麻生久美子
    山田孝之
    玉山鉄二
    成海璃子 他
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映画[劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル]

2010-05-18 00:00:05 | 映画
劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤルを観てきました。

深夜枠のドラマで始まった山田と上田の迷コンビももう10年目。
良くも悪くもトリックらしさの詰まった119分だったのではないでしょうか。
もうね、突っ込みどころが多すぎて観ててどこまで気付けているのやら(^-^;

前作では「ゆ~とぴあ」の「よろしく~ネ」をエラく推していましたが
今作では「アダモちゃん」をくどい位に出して来ていました。
流石にちょっとやり過ぎではないかと心配になってしまうほどです。

本編的にはもう松平健の一人舞台過ぎて全然「バトルロイヤル」じゃないし、
いつも通りノコノコ出てきた矢部&秋葉の出番が少ないのはちょっと寂しいかな~。

何か、まだまだ続いていきそうな気もしてしまうのですが
この辺りでキッチリと締めておいた方が良いと思いますがさて。

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監督:堤幸彦
出演:仲間由紀恵
    阿部寛
    松平健
    佐藤健
    夏帆 他
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映画[9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~]

2010-05-17 00:00:05 | 映画
9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~を観てきました。

ある日主人公が目覚めたら世界は滅びていた、と言うCGムービー。
何故世界がそんな事になってしまったか、と言う理由は良くある話ですが
荒廃した世界は上手く表現できているのではないかと思います。

麻袋と怪しいパーツで作られた人形たちも上手く性格付けされていますし
戦闘シーンはハラハラとさせてくてれて良く出来ているのですが
どうにも結末が中途半端と言うか何と言うか・・・。

結局最終的にはどうなっちゃったの?ってな置いてけぼり感が(^-^;

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監督:シェーン・アッカー
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