今日も釜石は最高気温が11度と10度を超え、寒さが減じた。昼休みに出かけた際に川で3羽の白鳥を見かけたが、その帰りにはもう姿がなかった。春に向けて、日本列島内を少しづつ北上しているのかも知れない。これまで散発的にしか発生していなかった釜石の新型コロナウイルス感染も、ここに来て、一昨日7人、昨日10人、今日1人と2カ所でクラスターが発生している。一時中断していたイベルメクチンの予防内服を先週からまた始めた。職場の人たちからもイベルメクチンの購入方法を再度尋ねられた。職場の一部の人たちも、釜石で感染がこれまでよりも多く発生したため、ようやくワクチン接種では感染を防げないことに危機感を強めて来たのかも知れない。イベルメクチンがワクチン接種後の副作用にも効果があった職場の方の話も影響しているだろう。歌手の加藤登紀子さんが、昨日のツィッターで、「報道するべきですね。RT @fxi9ttSrGrL5Hnx: 10歳未満のコロナ死者は2年以上0人で重症化も極めてまれ 接種後死亡者が1474人もいて 未だ治癒しない重篤な副作用疑い例が6433人いて それら、死亡者も重篤な 副作用疑い者の殆どが 接種との因果関係が不明に なっている事実」と書かれている。しかし、主要メディアはこうした事実は決して報じない。いつも参考にさせていただいている、ある若い医療従事者の方のツィッターがあるが、この方はコロナワクチンの問題点を時には深く科学的な論拠を上げて考察されており、敬服している。そして、この方は、主要メディアが、コロナの感染状況やワクチンの有効性について真実を伝えてないと、批判的である。しかし、同じ方が、最近のロシアによるウクライナ侵攻については、主要メディアの報じる内容をそのままに受け取っている。コロナやワクチンについて真実を伝えないメディアが、ウクライナの情勢については真実を伝えていると思えるのか。ウクライナの情勢については、元ウクライナ大使で防衛大学校教授でもあった馬渕睦夫氏などの見解を聞けば、いかに主要メディアが偏った報道を行っているかよく分かるだろう。昨日の米国メディアFox Newsに登場した元国務長官コンドリーザ・ライスCondoleeza Rice氏に、司会者が「When you invade a sovereign nation, that is a war crime(主権国家を侵略するとき、それは戦争犯罪だ)」だと言うと、ライス氏は厳粛に頷いていた。「主権国家を侵略するとき、それは戦争犯罪だ」と言うのはまさにその通りだろう。しかし、米国は中東やアフリカでそれを何度やって来たことか。その時、主要メディアは主権国家に侵略した米国を正義として、「侵略」を全く問題にしなかった。まさにダブルスタンダードである。何故、ウクライナ問題が今世紀に入り浮上して来たのか。やはり馬渕氏が言うように、その地域の歴史的経緯や、ウクライナ正規軍ではなく、ウクライナのネオ・ナチスの民兵団がロシア軍と対峙していることを知る必要があるだろう。欧米はロシアに対して、経済制裁を行うが、これはブーメランのように欧米に跳ね返って来る。小麦や石油・天然ガスなどロシアが産出するものが経済制裁により入手出来なくなることが、それらの価格の上昇につながる。コロナ禍の物価上昇に拍車がかかることになるだろう。ロシアはすでに今月初め、中国との新たな経済取引を行っており、欧米が考えるほどの経済的打撃は受けないだろう。いずれにしろ、主要メディアからの情報だけでは、真実は見えて来ない。コロナ禍と同様に、自ら情報を探さなければ、真実、事実に近づけないのが現代だ。新自由主義はメディアにも浸透し、人材を育てることを放棄し、人件費削減で、安い人材を主体に、調査報道をやめ、単なる政府などの主流からの情報の垂れ流し機関でしか無くなってしまった。TVの番組編成も経費削減が徹底され、使い捨て人材の登用で無内容な番組が多くなった。社会の監視者としてのメディアはもはや姿を消してしまった。そんな中で、検閲が行われながらもSNSでの情報が貴重となる。特に、コロナ禍に関する情報は、今では主要メディアではなくSNSで多く得られる。様々の職種の方が、様々な角度でコロナ情報を発信されている。科学は宗教と違って信じることではなく、疑うことだ。疑って、調べて、その結果、自分が納得出来るか、が重要だ。納得は自分なりの理解となる。つまり、科学は疑って、調べて、最後は理解に辿り着く。オミクロン株の現在の日本の感染も、いずれ、すでに市中感染が発生しているステルス・オミクロンBA.2に入れ替わるだろう。その上、3回目のいわゆるブースター接種が進めば、3回目ブースターの進んだシンガポール、韓国、EU、米国、インドネシアと同じ経過をたどり、ステルス・オミクロンBA.2の新たな波は、この第6波のピークをさらに超える感染拡大となるだろう。欧米は今、感染が収束もしていない中で、規制緩和に出た。ワクチンパスポートが廃止されたことはいいが、状況的に、規制廃止が出来る感染状況ではない。スウェーデンのような自然感染による集団免疫の獲得を目指す方向に変えたのだろうか。米国では一向に3回目接種が進まず、行き詰まったように見える。今月18日、ドイツのミュンヘンで、外交・安全保障分野における「ダボス会議(世界経済フォーラムの年次総会)」と呼ばれるミュンヘン安全保障会議が行われた。国連事務総長、欧州連合EU委員長、米国ハリス副大統領、ブリンケン国務長官、ドイツショルツ首相、ウクライナ・ゼレンスキー大統領、中国王毅外務大臣など主要国政治家が参加したが、この会議にもビル・ゲイツ氏が参加していた。ビル・ゲイツ氏はそこで「コロナのオミクロン株は一種のワクチンである、B細胞とT細胞の両方の免疫を作り、我々がワクチンでしてきたことよりも世界の人々に良い仕事をしている」、「アフリカでは80%以上の人が曝露した結果、主に高齢者の肥満、糖尿病に関連する重症化の可能性が低くなった」と発言し、これまでとは異なり、ワクチン接種の推進に触れず、むしろ、自然感染がワクチンよりも「良い仕事」をしていると言う。欧米の規制緩和も自然感染を促進する。このビル・ゲイツ氏の発言と欧米の動きが一致している。ワクチン接種も危険だが、新型コロナウイルスへの自然感染も同じく危険だ。両者ともにウイルスやワクチンで産出されるスパイクこそが毒性の本体だからで、どちらもDNAへの書き込みが行われる可能性が研究で明らかにされている。ビルゲイツ氏の発言と欧米の動きの一致は、新たな次の段階への布石なのかも知れない。
カワウ