釜石の日々

岩手県釜石市に移り住んで16年8ヶ月が過ぎ、三陸沿岸部の自然の豊かさに感動する毎日。

「津波の前の静けさ?」

2021-12-11 19:18:32 | 社会
今日のいくつかの海外メディアを見ると、米国CNNは、「米のオミクロン感染者、多くがワクチン完全接種済み=CDC」を、英国BBCは「オミクロン株への防御にはワクチン3回が鍵=英調査」を、韓国中央日報は「韓国の致命率、英国の4倍…「接種率80%」もK防疫に失敗した理由」をそれぞれ、報じている。米国では「オミクロン型変異株への感染が確認された43人のうち」「ワクチン接種を完全に済ませていた人は34人。このうち14人は追加接種も受けていた。ただ、5人は追加接種後14日が経過しないうちに発症している。」。英健康安全庁(UKHSA)は、「ワクチンを3回受けると、75%の人が新型コロナウイルス感染症COVID-19の症状をいっさい発症しない」と報じているが、ブースターのオミクロンへの有効性が70~75%と発表した根拠のUK Health Security Agency 英国健康安全局の科学者による「Effectiveness of COVID-19 vaccines against the Omicron (B.1.1.529) variant of concern(懸念されるOmicron(B.1.1.529)バリアントに対するCOVID-19ワクチンの有効性)」なる論文は、PCRテスト陰性数を判定要素として使い、サンプル数もわずか16人である。対象期間も短く、とても参考になるような代物ではなく、「為の」論文でしかない。日本の共同通信の今日の報道では「イタリア、新規感染2万人超 4月以来、新型コロナ再拡大」とある。ワクチン接種に熱心な欧米に比べワクチン接種率が10%にも満たない中央部のアフリカでは散発的な感染しか起きていない。そして、この地帯の国々が駆虫剤としてイベルメクチンを配布していることが見事に相関していることを決してメディアは報じない。オミクロンに見舞われている南アフリカはイベルメクチンを配布していない。今月8日のTrialSite Newsは、「Outrageous Lack of Transparency—Pfizer Now Asks Court for 75 Years to Hide Details of COVID-19 Vaccine Trial Results(とんでもない透明性の欠如-ファイザー社、「COVID-19」ワクチン試験結果の詳細を75年間隠すよう裁判所に要求中)」と題する記事を掲載している。米国の弁護士のアーロン・シリ氏と彼のクライアントが、ファイザー社に対して臨床試験文書の完全な開示を求める情報公開法(FOIA)の訴訟を起こしたが、食品医薬品局(FDA)は連邦判事に、すべての関連文書の完全な開示を今から55年後の2076年まで延期するよう求めた。シリ弁護士はファイザー社は108日以内にすべての文書を開示すべきだと裁判所に反論した。FDAは32万9千ページのデータを検討し、わずか108日でファイザー社のワクチンを緊急承認したのだ。ところが、ファイザー社は、こともあろうに、75年間のデータの秘密を要求した。75年間もの間、FDAに提出した臨床試験文書を公開したくないのだ。このこと事態が極めて異常だ。よほど知られたくない内容なのだろう。ワクチンとしても変異株への有効性を失い、接種による体内での有害な副作用がいくつもあることが明らかになっている。ワクチン接種を推進する国の「専門家」たちは、こぞってワクチンの有害性を示す論文を無視し、貧弱な論文をもとにワクチンの有効性を主張する。東日本大震災後にもこの構図はよく見た。200以上の小児甲状腺癌が発生しても「専門家」は放射線とは無関係と言い続けた。過去の多くのワクチン被害でも「専門家」はワクチンとは無関係と主張していた。それでも過去のワクチン接種後の死亡が発生した時には、政府は接種を中止した。新型コロナウイルスワクチンではすでに接種後の死亡報告が1387件もある。過去と違って、このワクチンでは政府は一時中止すらやらない。異常な有害事象や死亡が発生してもひたすら接種を続けるだけである。武漢株にしか有効性がないワクチンを何度も打ち続けるには、そこに何らかの意図があるとしか思えない。感染を防ぐためと称して移動制限や一定距離の保持、マスク着用などを求める一方で、空港検疫はザルのような抗原検査にこだわり続ける。中国在住の日本人の方が、中国のニュースをツィッターで伝えると、遺伝学、分子生物学の国立遺伝学研究所の川上浩一教授は、昨日、そのツィートを引用して、「100回くらい言いたい。「海外からの輸入例を防ぎ、国内での感染拡大を防ぐ」には、大規模かつ高頻度のPCR検査が極めて重要な検査手段である。」」とツィートしている。昨日のNHKはついに「コロナ感染者数の1週間平均 8月下旬以来増加 下げ止まりの傾向」を報じている。昨日の英国THE DAILY SCEPTICは、「Another Study Finds That Natural Immunity Protects Better Against Infection Than the Pfizer Vaccine(自然免疫は、ファイザー社のワクチンよりも感染症を防ぐ効果があるという研究結果が発表された)」で、英国University College Londonの計算生物学フランソワ・バローFrancois Balloux教授の研究を紹介している。自然感染して回復した人の6~8カ月後の感染率とファイザー製ワクチン接種者の接種後6~8カ月後の感染率を比較すると、既感染者では10万人あたり14人に対して、ワクチン接種者では10万人あたり89人と6倍以上高くなっていた。2021年7月1日以前に陽性反応が出たり、ファイザー社のワクチンを2回接種したりしたイスラエル人のデータセットをすべて追跡調査した結果である。一昨日のTrialSite Newsでも、ワクチン開発に従事して来たギアート・バンデン・ボッシェGeert Vanden Bossche博士は、「Omicron: The calm before the tsunami?(オミクロン:津波の前の静けさ?)」と題する記事で、「新型コロナウイルスがワクチンの中和抗体から逃れれば逃れるほど、また、国民の自然免疫トレーニングのレベルが高ければ高いほど新型コロナウイルスに結合する自然免疫の抗体がワクチンの抗体を凌駕する可能性が高くなる。」と述べている。欧米や韓国はすでに津波の序章に入っているのかも知れないが、日本も今後さらに寒くなって来ると、他人事ではなくなって来るだろう。


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1 コメント

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kimito39さんへ (管理人)
2021-12-11 22:50:36
いいね、ありがとうございます。
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