釜石の日々

岩手県釜石市に移り住んで16年8ヶ月が過ぎ、三陸沿岸部の自然の豊かさに感動する毎日。

岩手の豊かさとそこに住む人たちとの繋がり

2009-10-17 07:07:14 | 文化
先週末から晴天が続き夜は満天の星をまた見られるようになった。北斗七星に代わりカシオペア座が南に回って来た。宵の明星も澄んだ空に輝いている。昨日夕食後に、最近手に入れた文学研究者の書籍を少し読み、その内容に関連することをインターネットで調べていると久しぶりに若手の匠の方からお電話があり、これから秋刀魚を持って来て下さるという。しばらくしてインターホーンが鳴り、家人が出ると味の匠の方ご夫婦と三人が来てくれた。しかも秋刀魚は発砲スチロールの箱に氷詰めされて、大きくて新鮮な秋刀魚がたくさん入っている。びっくりしてしまった。先日群馬県前橋で秋刀魚を食べたがさすがに内陸なので味がいただけなかったことをブログに書いたがそれを見ていただいて、早速釜石の地元の新鮮で大きな秋刀魚を持って来ていただいたということだった。ほんとうに感激するばかりだ。生まれた四国でも秋刀魚は美味しく食べられたが三陸の秋刀魚は脂ののりが全く違う。もともと好きだった秋刀魚の本当の味を釜石ではじめて知った。その釜石の秋刀魚をこれほどたくさん新鮮なままお持ちいただき恐縮してしまう。ここ何ヶ月か家人がダイエットする都合で匠の方の小屋へ出かけていない。小屋へ行くとついつい新鮮で美味しい山海の幸が出るため食が進み、食べ過ぎてしまうのだ。家人は効果があるようには決して見えないのだが一応確かにカロリー制限はしているようだ。そのため来ていただいた三人の方々ともここしばらくお会いしていなかったので非常にうれしかった。懐かしさすら感じてしまった。それほど親しくなっていたんだとあらためて感じさせられた。考えてみると職場の方や匠の方の小屋に集まる方たちとの繋がりがなければ釜石のすばらしさをこれほど早く知り得たか疑問だ。この方たちのおかげで実際に山海の幸を手にすることができる場所へ出かけられたし、手にしたものを匠の方たちの味付けで素材を生かした味を味合うことができた。岩手は自然が豊かだがそこに住む人たちとの繋がりがなければただその豊かさを傍観するだけだったろう。

新鮮で大きなたくさんの秋刀魚 刺身が食べたかったが家人が・・・・・・・自分ではちょっと無理?

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